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ックに生き、キックに死す
Week7はファンのガラが悪く、アウェイチームが最も行きたがらないオークランドにて、レイダースとの一戦です。
レイダースは未だ1勝と不振のため、確実に勝っておきたい相手ですが、これまた接戦となりました。

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▼第1Q
[JETS]
1stドライブはノーハドルショットガンの連射で進む。しかしFGで終了。
とりあえず先制。
3 – 0

[レイダース]
パントに終わるがRB”レオン・ワシントン”がフェアキャッチしているのにボールをこぼし、抑えられて敵陣16ydからの攻撃をレイダースに与えてしまう。
レイダースはこの攻撃をFGで終えて同点。
3 – 3

▼第2Q
[レイダース]
レイダースK”セバスチャン・ジャニカウスキー”が40ydのFGを外す。
両者3 – 3で前半を折り返す。
3 – 3

▼第3Q
[レイダース]
初っ端からルーキーRB”ダレン・マクファデン”へのランとショートパスで一気に敵陣へ切り込む!
そしてマクファデンがハンドオフされたボールをトスして交差するWRへ渡しラン。一気に敵陣深くまで切り込む。
最後は敵陣8ydからQB”J.Russell”→WR”J.Walker”へのタッチダウンパスが決まり、とうとう引き離される。
3 – 10

▼第4Q
[JETS]>残り8分
JETS、自陣45ydから勝負に出る。仕返しのダブルリバースでWR”ブラッド・スミス”のラン!
ファーブもブロックに加わり一気に敵陣13ydへ。
最後はRB”レオン・ワシントン”が外では無く、意表をついた中央突破で敵に何度も衝突しながら倒れず突っ走り執念のタッチダウン!!試合を振り出しに戻す。
10 – 10

[レイダース]
キック・オフ・リターンでボールをこぼすも自分でカバー。これは取りたかった。
ディフェンスの奮闘で1stDownを更新させずにパントで終了・・・・と見せかけてRBにスナップしギャンブル!!
ランで一気に敵陣40ydまで持っていかれる。油断しすぎやで(*o*)!

スクリーンパスからマクファデンのランで一気に突き進まれる。その上にフェイスマスクを取られ、レイダース残り5分で敵陣20yd。これはヤバイ状況になってきた。
QBのファンブルを誘発するもレイダースがカバー。
そして残り3分、37ydのFGを決められ致命的な失点。
10 – 13

[JETS]
コールズへのするどいパスは抱えこんでダウンした時に僅かにこぼれインコンプリート。加えて、コールズは負傷したのかサイドラインへ下がる。

次はファーブがボールも持ちすぎてサックを喰らう。そして3rd-18からのパスはターゲットが切り替えしているのにその奥へロングパス。ボールの落下地点には敵しかおらず軽くインターセプトされ、これまた致命的ターンオーバー。作戦すらかみ合っていない状況。もうダメか!?

[レイダース]
敵陣40ydから攻撃開始もパントで終了するが、JETSを死地に追いやる5yd地点の絶妙パント。

[JETS]>残り1:30
ファーブが危うくセーフティーを喰らいそうになるも逃れ、3回目のパスでWR”チャンシー・スタッキー”のランアフターキャッチで自陣35yd。残り45秒。

パスを成功させスパイク。あと26秒。そしてWR”ブラッド・スミス”へのパスが通り一気に敵陣35ydへ進む。
残り8秒で敵陣35yd地点からK”ジェイ・フィーリー”が登場し、運命の52ydFG!
キックするもポールに弾かれて無念の試合終了・・・・かと思ったら、キックやりなおし!?命拾いしました。

次のキックを奇跡的に決めて残り3秒で同点!!!!歓喜のあまり思わずファーブが頭を抱える。
キッカー代わってヨカッタ~~(*0*)
13 – 13

▼オーバータイム
[JETS]
有利な攻撃はJETSからスタート。スタッキーへのパスで敵陣43ydまで前進。
しかし、サックを喰らい攻撃終了。40ydからパントです。

[レイダース]
自陣20ydから攻撃。ディフェンスの奮闘により1stDown更新させずにパント。

[JETS → レイダース]
パント合戦でまたJETSの攻撃。

[JETS]
RB”トーマス・ジョーンズ”のランで強引に前進。しかし、ワンパターンにやりすぎて捕まる。
加えて”ダミアン・ウッディ”が足を負傷しサイドラインへ下がる。ここにきて痛い負傷です。

[レイダース]
JETSのセーフティーブリッツが失敗し、パスを通され敵陣39ydへ突入。
ヤバイ状況でディフェンスが奮闘し攻撃を止めるが40yd地点、実に距離57ydのFGをレイダースK”セバスチャン・ジャニカウスキー”が狙う!!
ハズすだろうと思っていたのFGを見事に決めて、JETS惜しくも敗北です。
これを決められたら文句は言えません(T_T)
13 – 16

★総評
この試合は怒涛の第4QからLIVE観戦しました。
第4Q残り8秒でJETS”ジェイ・フィーリー”が52ydのFGを決めて命拾いしましたが、最後はオーバータイムでレイダース”セバスチャン・ジャニカウスキー”にそれを上回る57ydを決められ負けました。
「「60ヤードマグナム」の飛距離とは?
」の記事でも取り上げましたが”セバスチャン・ジャニカウスキー”は昨シーズンはNFL最長の64ydFGに挑戦して、おしくもポールから外にハズれて失敗しております。
しかし、今回の57ydFGはギリでなく余裕で入っていたので、このキッカーはチャンスがあれば最長記録を更新する事が可能だと思います。

JETSもK”ジェイ・フィーリー”の52ydFGだけでなくP”レジー・ホッジス”も敵をリターンさせないパントを決め続けてスペシャルチームは優秀です。
ワシントンはパントのボールをこぼしましたが、それも根性のタッチダウンで汚名挽回でしょう。

攻撃ではRB”トーマス・ジョーンズ”はラン24回154yd獲得と好調。守備陣もよく抑えていました。
今回の敗因は言いたくないですがQB”ブレット・ファーブ”です。
ファーブは先の試合に続いて不調で、パスプロテクションが硬くパスターゲットを探す時間が十分にあったにも関わらずボールを長く持ちすぎて潰されるシーンが目立ちました。
あと、Week4のチャージャーズ戦と同様にWRとの連携ミスで、味方のいない所にボールを投げ込みインターセプトを喫するなど、勝てる試合を捨てるようなプレーばかりで残念です。
(第1QでWR”ジェリコ・コッチェリー”が抜けてしまったようですが、詳細は不明)

今週も勝利したビルズにこれ以上離されるのは危険なので、次週対戦する更に不振なチーフスには体制を立て直し、堅実なプレーで勝利したいです。
 

2008年10月18日 @マカフィー・コロシアム

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
ジェッツ (1-2-0) 3 0 0 10 0 13
レイダース (1-2-0) 3 0 7 3 3 16
 Game Stats

[引用:NFL JAPAN]

オークランド・レイダースは現地19日、ホームでニューヨーク・ジェッツと対戦。オーバータイムまでもつれ込んだこの試合は、レイダースがセバスチャン・ジャニコウスキーのFGで16対13の勝利を収めた。決勝の57ヤードFGを決めたKジャニコウスキーはこの試合、4本中3本のFGを成功させる活躍だった。連敗を3で止めたレイダースは、今季成績を2勝4敗とした。

前半を3対3で折り返したレイダースは第3Q、QBジャマーカス・ラッセルがWRジェボン・ウォーカーへTDパスをヒットさせ勝ち越しに成功する。第4Q残り8分に追いつかれるが、同残り2分56秒、KジャニコウスキーがFGを決め、再びリードを奪う。ところが、試合時間残り3秒、ジェッツのKジェイ・フィーリーに52ヤードFGを決められ、試合はオーバータイムへ。オーバータイム突入後は、決め手を欠き得点が奪えない両チーム。そして迎えた延長戦残り2分30秒、レイダースは、Kジャニコウスキーが57ヤードのロングFGを決めて接戦に終止符を打った。

レイダースのQBラッセルはパス30回中17回成功、203ヤード、1TD、0INTと安定した成績。新加入のWRウォーカーは今季初TD捕球。RB
ジャスティン・ファーガスもラン28回、74ヤードでリーグ5位のラン攻撃をけん引した。また、ディフェンス陣も3サック、2INTと奮闘。18年目のベテランQBブレット・ファーブに仕事をさせなかった。

一方のジェッツは、RBトーマス・ジョーンズがラン24回、159ヤードと開幕戦以来の100ヤード突破。ランでは計242ヤードを稼ぎ、153ヤード
のレイダースを上回った。しかし、QBファーブがパス38回中21回成功、197ヤード、0TD、2INTと低空飛行。今季NFL3位の13TDを挙げる
エースを封じられたチームは、連勝が2でストップ。今季成績3勝3敗で、再び勝率5割となった。