ストロングスタイル、出し切れてる感は無いが・・

「NFL プロボウル」と「WWE ロイヤルランブル」の放送日が被ってしまいまして、どっちを先に見るか悩みましたが、ジェッツの出てないプロボウルを後回しにしてWWEを先に見ちゃいました。

すると、WWE史上初の快挙達成の神回でした。

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「WWEロイヤルランブル(Royal rumble)」とは?

まずWWEを知らない人への解説。

WWE(旧名WWF)には今でこそ毎月PPV(ペーパービュー)の大会があるのですが、その中でも最古5大大会というものがありまして、その中でもNFLならばスーパーボウルに当たる年間最大イベントが、毎年4月に開催される「レッスルマニア」です。

 

以前レポートしましたが、私は去年、フロリダのキャンピングワールドスタジアムまではるばるレッスルマニアを見に行ってきました。
(奇しくもプロボウルと同スタジアム)

wrethremania33 レッスルマニア33
遊びではない。あくまで視察です。 ブログを放置してアメリカへ赴いたロード・トゥ・レッスルマニアの旅(略してRTW)。第3回目はいよいよ世界最大のプロレスの祭典、いわばプロレス業界

 

そのレッスルマニアで行われる王座戦に出場するというのが、これ以上無い舞台であり、全世界のプロレスラーの夢なのです。
(※昔はWWE王座戦はレッスルマニアの最後に行われるメインイベントでしたが、今は王座分裂やその他の事情のため王座戦がメインイベントでない事もあり)

そして、そのレッスルマニアの王座戦で挑戦者として出場する権利を得る事ができるのが、1月に開催される「ロイヤルランブル」なのです。

ロイヤルランブル 中村真輔

この「ロイヤルランブル」という伝統ある試合形式は、合計30人(過去には40人もあり)のレスラーが参加するという、常識を逸脱したもの。

まず30人があらかじめクジ引きなどで出場する順番を決めて、最初は1番手と2番手で普通の試合をするのですが、数分毎に1人ずつ参戦します。

 

この試合にフォール負けはなく、トップロープを超えてリングの外で両足をついた時点で敗退となります。つまり、各レスラーが増える敵をどんどんリングの外へ追い出して行くのです。

そして、最後に残った一人が優勝で、レッスルマニアで王座への挑戦権を得るというルールなのです。

中邑真輔、ロイヤルランブル制覇により日本人初のレッスルマニア王座戦出場決定!

今回のニュースというのが、元新日の日本人レスラー「中邑真輔」選手が、なんと苦闘の末にロイヤルランブルで自分以外全員をリングから排除して優勝したのです。

それすなわち、日本人初のレッスルマニアでの王座戦出場権の獲得なのです!!

 

この快挙はヤフーニュースでも取り上げられました。

【WWE】中邑真輔がロイヤルランブル初参戦初Vの快挙! レッスルマニアでWWE王座挑戦(東スポWeb) – Yahoo!ニュース

 

最後はファンから嫌われ中ながらも大本命の”ロマン・レインズ”と中村が1vs1になった時点で、中邑の勝ちはあり得ないと誰もが思ったのですが、なんと中邑選手がレインズをリング外へ落として勝利!

勝った瞬間にリングに顔を伏せ、そのあと喜びを爆発させる中邑特有のブルブルリアクションには感動しました。

中村真輔 ロイヤルランブル shinsuke nakamura royal ranbleshinsuke nakamura ryal raumble 中村真輔中村真輔 shinsuke nakamura レッスルマニア wrstle mania現時点で暫定ですが4月のレッスルマニア(会場:ニューオリンズ・メルセデスベンツ・スーパードーム(セインツ ホーム))で行われるWWE王座戦は、これまた元新日の”A.J・スタイルズ”vs”中邑真輔”という、日本のプロレスファンも必見のゴールデンカードとなりました。

今年は現地に行けないのが残念!

おまけ

ちなみに、今回初めて行われた女子のみのロイヤルランブル戦では、またも日本人レスラーのアスカ(Asuka) が勝利するという、日本人W快挙。

Asuka アスカ レッスルマニア wretlemania

日本人がWWEのリングに上がってきた歴史は長いのですが、ここにきて日本人猛プッシュ。

今の時代、アメリカでも日本の試合もネットで手軽に見れる上に、”A.J・スタイルズ”や”フィン・ベイラー”など、日本で活躍した選手がWWE参入後も鉄壁の人気を得ることで、今更ながら日本に注目しているようです。

最近でも女子レスラー”カイリ・セイン(宝城カイリ)”がWWE入り。今回のランブル戦にも登場し注目を集めています。

 

あと、個人的に今回のロイヤルランブルはレイ・ミステリオ の登場がかなり盛り上がりました。体がWWEの晩年期より絞られて動きが良くなっており、今後も活躍に期待できそうです。