スーパーボウルが控えているのですが、敗退したチームにとっちゃ既に来シーズンに向けての準備をしなければならないワケで、NFLもう一つの戦い”ドラフト”が気になるところです。

“ニック・マンゴールド”、”ダレル・リーヴィス”、”レオン・ワシントン”、”ダスティン・ケラー”に”マーク・サンチェス”&”ショーン・グリーン”と今のJETSを支える主力はみなドラフトで獲得しているワケで、次のドラフトで得る戦力は今シーズン逃したスーパーボウル進出という悲願達成には不可欠でしょう。

しかしサンチェスとエドワーズを採るためにブラウンズにほいほいとドラフト権を渡しましたが、JETSって次のドラフトで指名権はどのくらい残っているんだ??

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ちなみにNFLドラフトを知らない人のためにすんごい簡単に説明すると、日本の野球とは異なり”ウェーバー制”という制度により、今シーズン勝率の低いチームから優先的にドラフト選手を選択(PIC)することで、各チームの戦力差をなくす方式が取られています。(勝率が低くてもプレーオフに進んだチームはそうでないチームより後になります)。

勝率の低いチームから順番に32チームがPIC(指名)を7ラウンド(7巡)行います。しかし、素直に順番どうりに進むワケでなく他のチームとの交渉により、選手やPIC権利を交換条件にしてPICする順番を繰り上げる(トレードアップ)事ができるのです。

ここがチーム同士、モノポリー並にすんごい駆け引きとなり、本筋のシーズンよりドラフトの方が楽しいという本末転倒のファンもいるくらいです。
昨シーズンのJETSの”マーク・サンチェス”獲得も巧妙な駆け引きによるトレードアップを行った結果で、この奇襲作戦に全員ド肝を抜かれました。
(JETSの順番ぐらいまで寝てようと思っていたら、起きた時には終わっていて大ショックでしたわ)

って、いろいろドラフト権をあげすぎて何がどうなったのか全部覚えているワケではないので調べてみると便利なページがありました。だからネットって好きです。 ( ̄∀ ̄)
[2010ドラフト(英語)]

SB進出のコルツとセインツは31or32番目でそれ以外のほぼ順番は決定しております。
JETSはチャンピオンシップで敗退しバイキングスより勝率が低いので各ラウンド29位になります。
1R:29位
2R:29位
3R:なし(ブラウンズへ譲渡)
4R:なし(イーグルスへ譲渡)
5R:なし(ブラウンズへ譲渡)
6R:29位
7R:29位

3~5ラウンドはナシで各ラウンドに1回づつの計4回。うーん少ない。しかし昨シーズンは3人だけとってサンチェスとグリーンは見事に活躍してますので、次のドラフトも量ではなく質で勝負です。
サンチェスのパスを捕球するWRに偏りがあるので、イキのいいWRが欲しいところですね。