勝利の半分はFGで出来てます

ブロンコスに勝利し、連勝を狙う次の相手はコルツ。

コルツはQB”アンドリュー・ラック”が復帰するも、その他主力に負傷者が続出し、低迷中です。

しかし、10年に1人の天才と呼ばれたラックが相手だけに油断はできないことは間違いありません。

そして、先週はランのおかげで勝てたダーノルドの真価を問われる試合でもあります。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

GAME CENTER(NFL.com)

  1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
コルツ 7 6 7 14 34
ジェッツ 10 13 10 9 42

オフェンス

予想通り42点と大量得点の勝利でしたが、なんと半分がFGでの得点です。

それでも毎回FGレンジに進めるQB#14″サム・ダーノルド”は、さすがドラフト全体3位(モックだと1位)のQBの威厳を見せて、この試合でのスタッツはパス24/30回280yd獲得、2TD、1INT。

1INTはWR#11″ロビー・アンダーソン”へのロングパスがパスラッシュによりショートしました。INT1本ぐらいは許容範囲だったので、問題なし。

 

エースWR#81″クインシー・エヌンワ”が序盤にファンブルロストし、さらに右足首を負傷して第2Q以降はフィールドに出ませんでした。

その代わりにレシーブしまくったのが、WR#10″ジャーメイン・カース”。9レシーブ94ydと、3rdDownでレシーブし1stDownの更新に大きく貢献しました。

 

WR#11″ロビー・アンダーソン”も良かったですが、先週はTDパス1本しかとらなかったWR#16″テレル・プライアー”が5レシーブ57yd獲得1TDと活躍。

プライアーとクロウェルといい、パッツへ移籍したWR”ジョシュ・ゴードン”といい、元ブラウンズは優秀です。

 

ここ数年 影が薄すぎるTE陣も、復帰したTE#85″ニール・スターリング”とルーキーTE#89″クリス・ハーンドン”が活躍し、しかもハーンドーンがTDパスをレシーブする嬉しい誤算がありました。

 

予想はしてましたが、前回勝利に導いたRB#20″アイゼイア・クロウェル”のランは負傷を推しての出場だったので、抜けたのは1回ぐらいでラン40ydと低迷。RB#29″ビラル・パウェル”が59ydを獲得し、両方合わせてランをほぼ100yd稼げたのでボチボチだったかと。

 

OLは前回よりランブロックできなかったものの、被サック2回とダーノルドを支えました。3連敗中はダメ出しばかりだったOLの成長が勝因と言っても過言ではないでしょう。

 

今回はランでもD#でもなく、初めてダーノルドのおかげで勝利したと言える内容です。

FGを7本も蹴るハメになる決定力無さ(というか、レッドゾーンの3rdDownショートが、だいたいランのプレーコールが弱気すぎ)が気になるものの、ほぼ毎回FGレンジに入れるドライブを演出できるところに安定性が伺えます。

おまけ:サム・ダーノルドのハイライト

ディフェンス

最後に緩く守ったとはいえ、CB#22″トラメイン・ジョンソン”とDB#41″バスター・スクライン”の先発クラスのCBが二人も不在だった不安要素が露呈して、34点も取られちゃったD#。

コルツのファーストシリーズにCB#21″モーリス・クレイボーン”がPICK6して、このまま圧勝かと思いきや次のO#ではコルツQB#12″アンドリュー・ラック”にミドル以上のパスをガンガンに決められてTDを許し、第2Qは両者ターンオーバー合戦で、どっちにモメンタムがあるのか分からない展開へ突入。

 

後半からランを出されて苦戦しましたが、SS#33″ジャマール・アダムズ”のファンブルフォースに加え、ILB#54″エイヴリー・ウィリアムソン”とILB#58″ダロン・リー”の新ILBコンビでのINTなど、ターンオーバーを量産できるところに今年のジェッツD#の強さが表れています。

とはいえ、コルツの落球と反則の多さにも助けられたのは否めません。

 

その一方で・・

パスラッシュ!何やっとんじゃい!!!
(屮゜Д゜)屮

ラックにまったく届かず、サック0回はいかがなものか。

DE#92″レオナード・ウィリアムス”は押せてないし、他もOLに押さえられてダメダメ。1回でもラックに届いていれば、もっと楽な試合だったと思います。

スペシャルチーム

7本のFGを決めてフランチャイズレコードを作ってしまったK#02″ジェイソン・マイヤーズ”がこの試合のMVPです。

全て50yd以下のFGだったとはいえ、僅差の展開で7本全て決めてコルツを突き放せた事は、チーム全体の精神的な後押しになりました。

 

先週、パッカーズのKクロスビーがFGを5本外して負けた後だけに、マイヤーズのありがたさが倍増しました。

微妙な正キッカー争いに、マイヤーズが残ったのは懐疑的でしたが、今となっては彼で良かったです。

 

ついでにオンサイドキックをダイレクトで取ったTE#85″ニール・スターリング”もナイス!

総評

この試合はジェッツのスーパーボウル3制覇から50周年とのことで、”ジョー・ネイマス”などジェッツの英雄がセレモニーを行いました。

ジョー・ネイマス

スーパーボウルを制覇してから半世紀・・・、アレ以来ジェッツはスーパーボウルを制覇するどころか、その舞台にも立てていません。

もし私がスーパーボウル3を制覇した直後からこのブログを始めていたら、かなりの大御所ブログになっていたことでしょう。

 

そんな話はさておき、連勝により勝率5割に戻して、首位争いからの脱落はなんとか免れました。

今週はイルカさんが、問題のQB”ブロック・オズワイラー”で調子のいいベアーズをOTの末に撃破し、さらにサンデーナイトではペイトリオッツが無敗チーフスを破ったので、本当にこの試合に勝ってて良かったです。

 

とはいえ、主力を大幅に欠いたコルツ相手に最後まで勝敗が分からない試合をしてしまったのも微妙。まだパッツに勝てる力は無いと思いました。

しかしながら、ダーノルドの成長力は凄まじいので、ペイトリオッツ戦までにはブレイディと渡り合えるぐらいのレベルに到達して、勝利することに期待です。

 

最後にコルツさん、また負傷者出してすみません。
(´д`lll)

今週のセレブレーション

ジェッツ セレブレーション

今日はモーリス・クレイボーンのPICK6によるD#のセレブレーション。

普通に集合して、みんなでポーズを作って記念撮影。

D#のセレブレーションなんて滅多に出来ないので、ここぞとばかりに集まった感じですね。

試合開始直後なのに、全員いい笑顔だ。