アメフト会場でプロレス
以前の記事でも紹介しましたが、アメリカンプロレス最大の祭典”レッスルマニア”の会場が2年連続でアメフトスタジアムに選ばれ、本日”シトラスボウル”にて開催されます。
そこでシトラスボウルに関しておさらい。
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1936年のオーランド・スタジアムが、現シトラス・ボウルの前身として建設されたことに始まり、当初は1万人を満たない収容人数でしたが、その後何度かの改修を経て、現在の巨大なスタジアムになったそうです。
1994年アメリカ・ワールドカップの会場として使用。大物アーティストによるコンサートも頻繁に行われています。
しかし主にはアメフトのスタジアムとして使用されることが多いこの会場。
2001年には今や伝説となったビンス・マクマホンの偉大なる挑戦、NFLを超えるアメフトリーグを目指し作られた”XFL”のチームがこのスタジアムを本拠地にしたという興味深い関係がWWEとはあります。
ちなみに”XFL”は経営面の問題で1年で終了しました。
そして2005年にここを本拠地としていた地元大学が、大学構内のスタジアムに拠点を移したことにより、テナントがゼロの状態に。その状態を危機と感じたオーランド市は、このスタジアムの活用と活性化のため奔走を始めたそうです。
NFLのメインスタジアムにも出来ない巨大球状を有効に使う手を探し、白羽の矢が立ったのが今回の「レッスルマニア」。
毎回ソールド・アウトでプラチナチケットとなるレッスルマニアは、オーランド市にとってはまさに誘致に理想的なイベントなのでした。
半年に及ぶWWEとの交渉の末、2007年3月にオーランド市はレッスルマニア24のシトラス・ボウルでの開催の発表に至りました。
このイベント開催によりオーランド市には6万人が訪れ、雇用促進や消費増加により2500万ドル(約25憶円)が拠出される大きな経済効果をを見込んでいるとの事です。
しかし屋外でのレッスルマニアは”WrestleMania IX(9)”のネバダ州ラスベガスの”シーザーズ・パレス”(観客数:15,045人)以来で当日の天候が気になりますが、WWE会長の”ビンス・マクマホン”は「天候にかかわらずショーは行われる」と断言。
そして本日、開催されます。この模様を日本では4月17日よりスカパーで放映。
放送内容はまた紹介したいと思います。