ンハッピー・バースデイ
BYEをあけても故障者だらけであんまり状況が改善されていないJETS。
ハリケーン「サンディ」の影響で練習時間も削られて、不安な再出発となりました。

シーズン後半最初の相手は、シアトルにてシーホークスと対決。
シアトルといえば、2008年に大雪の中、ファーブがケガを隠したままプレイして、最悪のパフォーマンスだった事が思い出されます。

そしてこの日は、なんとサンチェスの誕生日。
果たしてサンチェス君は勝利して、誕生日に華を添えることが出来るのか?

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▼前半
ぬるぬると進むが4th-1ydのギャンブルに失敗。
返しシーホークスO#はQB#03″ラッセル・ウィルソン”にパス2発でTDにまで持っていかれる最悪のスタート

JETSはO#はダメだが D#が猛反撃。ウィルソンからファンブルロストを奪いDE#96″モハメド・ウィルカーソン”がカバーしそのままTD!!
∩(・ω・)∩Touchdown!
7-7

次はリンチがファンブルロストでターンオーバー!!こうなったらD#で勝ってもらうしかない展開。
( ゜∀゜)o彡゜

QB#15″ティム・ティーボウ”で1stDownを更新し、WR#11″ジェレミー・カーリー”へミドルパスを通して敵陣8yd。
が、このチャンスをCB#25″リチャード・シャーマン”にINTされる。これは狙われていたな。。。
(;´Д`)ノ

D#踏ん張るも、WR#11″ジェレミー・カーリー”のパントリターンでファンブルロスト。
リンチのスクリーンパスでビッグゲインされ、TDに持って行かれるアカン展開。
7-14

 

▼後半
相変わらずO#は死滅状態だが、D#が粘る。
しかし、リンチのランが出て、WR#18″シドニー・ライス”へTDパスを決められる。
7-21

さらに敵陣24ydからWR#81″ゴールデン・テイト”へトスし、テイトの予想外のパスでWR#18″シドニー・ライス”へTD!!
JETSオワタ。。。
7-28

この後もO#は爆発するわけでなく、逆にシーホークスにぬるぬる進まれて時間を潰されて終了。
早くもさよなら今シーズン。

 

2012年11月12日 @センチュリーリンク・フィール

    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ジェッツジェッツ (3-6-0) 7 0 0 0   7
シーホークスシーホークス (6-4-0) 7 7 0 14   28
[dailymotion]http://www.dailymotion.com/video/xv1r2l_watch-new-york-jets-vs-seattle-seahawks-11112012-nfl-com_sport[/dailymotion] 

▼O#
BYEあけで元気いっぱいかと思いきや、コントロールがつかない、落球する、連携が合わないなど悪いところしか無いO#。
1stドライブから4th-1ydのギャンブルに行くが、コレを止められてモメンタムをシーホークスに渡します。
ランも抜けることは無く、チャンスにINTされて結局、無得点。

シーホークスのD#がいいと言うよりも、JETSのO#が何かボールが手につかないって感じで、雨がふっているとはいえ、プロとは思えぬモタモタ感が敗因でしょう。

あとヒドすぎるのが、FB#36″レックス・ヒリアード”。2回ぐらい自分の方向からラッシュ来ているにも関わらず、あさっての方向に移動して「どうぞサックしてください」と道をあける始末。
これでパスラッシュ直撃を喰らったサンチェスがファンブルロストし、失点につながりました。落球もありましたし最悪です。FBジョン・コナーがどんだけ優秀だったか分かります。

 

▼D#
最初にTDを決められ、最後は疲れと失望でリンチに走られるが、それまではランを抑えつつ、QB#03″ラッセル・ウィルソン”に4サックを浴びせて、追い込む事に成功しました。
特にドラ1のDE#98″クイントン・コプルス”が冴えており、再三ランストップに貢献。

O#がダメな分、D#の奮闘でファンブルリカバーTDを決め、最後の方まで1ポゼッション差で耐えてくれましたが、やはり疲労ととO#への失望は隠せず、最後には大量失点しました。
これはしょうがないでしょう。D#はよくやった。

 

▼ST
やはりWR#11″ジェレミー・カーリー”のパントリターンのファンブルから失点に繋がったのが痛かった。無理をせずフェアキャッチすべきでした。
それ以外は、レオン・ワシントンにビッグゲインをさせない好パフォーマンスだっただけに残念。

 

▼総評
WRが最悪です。技術が浅く、おっかなびっくりレシーブをするWR#84″スティーブン・ヒル”。ルートランができない、カバーを外せず役にたたないWR#85″チャズ・シレンス”。
こうなるとTE#81″ダスティン・ケラー”とWR#11″ジェレミー・カーリー”に頼るしかないのですが、やはりトップクラスのWR達に比べりゃクイックネスが劣ります。

2011年にレシーバーを総ざらい変えた事が未だに足を引っ張っています。ブレイロン・エドワーズ、ジェリコ・コッチェリー、せめてブラッド・スミスなど信用できるWRが誰かいてくれたら、O#も違う形になっていたでしょう。

それ以上にランが出ないのが致命的。一昔前なんて4th-1ydくらい、OLが押し切りつつトムリンソンがダイブして当たり前に取れていたのに、初っ端からギャンブルに失敗し、それを基点にTDを喰らいます。

レックス・ライアンがいくら吠えようが、「これが弱いチーム」である事を実感せざる得ない内容でした。
なぜ今シーズンだけ、主力にばかり負傷者が続くのが理解できない部分もありますが、BYEを挟んでこの状況ですから、立て直すというのは無理でしょう。
もう昨シーズンのコルツみたいに徹底的に負けて、たまにはドラフトを優位にした方が賢いんじゃないでしょうか。

 

:本日のサンチェスはパス9/22回124yd獲得、0TD、1INT。
パス成功が10回もいかない最悪のパフォーマンスです。

師匠ピート・キャロルに手玉に取られたという感じです。
苦しくも今日が誕生日ということで、余計に最悪な心境でしょうな。

対してティーボウはパス3/3回8yd獲得。
今回は出番が多くランで1stDownを更新する以外に、スイングパスしたり、ミドルパスを狙いパスインターフェアランスを誘発したり、本格的にパスを投げはじめました。

ティーボウが普通にパスを投げるポーズを取るだけで、相手D#は動揺するので、何をするのか分からないティーボウという存在がいかに驚異なのかが分かります。

サンチェスを擁護してきましたが、さすがにこれだけWRがダメとなると、ティーボウを中心とした奇策に転じた方がマシな気がしてきました。