過去との完全決別

先日のニュースで、ブラウンズからLB”デマリオ・デービス”を復帰させました余波で、なんとJETS D#の主柱とも言えるLB”デビット・ハリス”をカットしました。

これでキレイさっぱりとベテラン勢を一掃です。

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ベテランLB”デビット・ハリス”をカット

LB”デビット・ハリス”は2007年ドラフト2巡目で獲得し、2008年からこれまで1試合しか欠場していないJETS のランD#を安定させてきた中心人物でした。

現在33歳とはいえ、そのパフォーマンスは健在であり、非公認であれチームリーダーでもありました。

 

なぜこの時期にカットかというと、水面下で行っていたキャップ削減を狙った再契約の交渉が破談したようです。かつ、LB”デビット・ハリス”の後継者と言われていたLB”デマリオ・デービス”がブラウンズから戻ってきたことも大きいでしょう。

 LB”デビット・ハリス”のカットにより6.5Mものサラリーキャップが空きます。

 

リービス、マンゴールドに続き、とうとうハリスまでカットし、古くからJETSを支え続けていたベテラン勢がこれにて絶滅。まさに2017年のJETSは新チームです。

これが吉と出るか凶と出るかは開幕するまで分かりません。

WR”エリック・デッカー”カットorトレード説浮上

もう1つ興味深いニュースが、2014年シーズンからJETSに所属している先発WR”エリック・デッカー”をトレードするかカットする噂が複数ソースから報じられております。

この理由もデッカーをカットすると7.25Mもキャップスペースに空きができるからです。

 

デッカーは2015シーズンに80レシーブ1027yd獲得、12TDという彼のベストレコードを叩き出しましたが、2016シーズンは序盤に負傷してシーズンエンド。

2016シーズンの不振の原因は彼の不在と言ってもいいぐらいでした。

 

しかし、そもそもデッカーはブロンコス時代WR”デマリアス・トーマス”の後の2番手で活躍し、JETSではエースWRに据えた2014シーズンはダメダメだったのに、2015シーズンからWR”ブランドン・マーシャル”が来ると大活躍しだすという「2番手こそ輝く」=まさに「JOJOのホルホース」と分析が出来るWR。

ということは、絶対的なエースと呼べるWRがいない今シーズン、デッカーは活躍できないと見ていますので、ここらでカットするのも間違ってはいない気がします。

となると、JETSのエースWRは”クインシー・エヌンワ”という事になり、こんなに急激に出世して大丈夫かという不安もありますが、将来有望そうなWRが多くいますので、ベテラン勢が抜けてチャンスがあるJETSで若手達が奮闘してくれることに期待します。

 

ベテラン勢を一掃し、前GM”ジョン・イジク”の契約を真っ向から切りまくる現GM”マイク・マッカグナン”。2017シーズンこそ彼の真骨頂です。