ニーズは埋めれたか?
今年もドラフトが終了。
ということで、ジェッツのPICKをまとめます。
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これがジェッツのドラフト2019だ!
1巡(全体3位):DT”クイネン・ウィリアムズ”(Quinnen Williams) from アラバマ大
3巡(全体68位):EDGE” ジャチェイ・ポライト”(Jachai Polite) from フロリダ大
ポライトはフロリダ大2年目から肩の負傷に苦しむものの、2018年は13試合中わずか5試合先発で17.5ロスタックル、11サック(6ファンブルフォース)を記録したツワモノ。
特徴はスピンなどを絡めた多様なムーブでQBに襲い掛かる以外にもランストップに貢献。
欠点としてはパワー不足と活躍したのがわずか1年という点です。
なにわともあれ、長年にわたりパスラッシュの弱さに苦しむジェッツの救世主となるか注目です。
3巡(全体92位):T”チュマ・エドガ”(Chuma Edoga) from USC
ジェッツの3巡(全体93位)と7巡をバイキングスに渡し、手に入れのは1つだけあがった3巡(全体92位)。
1つ上げてでも取りたかったのは、ジェッツ最大のニーズであるTでした。
エドガは198㎝165.5kgの巨漢にも関わらずスピードがあり、エッジラッシャーを漏らさないフットワークがあります。
ただランブロックは申し分ないにしても、パスプロに関して自分のところにラッシュが来なかったケース等、対応能力が欠けるとのこと。
あとはコーチング次第で成長するでしょう。
さらに特筆すべきは、QB”サム・ダーノルド”の後輩で2017年はダーノルドとプレーしていた経験があります。ダーノルドを知るOLとして心強いです。
4巡(全体121位):TE”トレボン・ウェスコ ”(Trevon Wesco) from ウェストバージニア大
毎年、TEを獲得するもイマイチなので今年もTEを取りました。
ウェスコはパワーがありランブロックやパスプロには有効な選手ですが、レシーブに関しては課題がある選手です。
彼の獲得でロースターのTEは6人と飽和状態。彼の獲得に意図があるとしても、他のポジションを補強してほしかったです。
5巡(全体157位):LB”ブレーク・キャッシュマン”(Blake Cashman) from ミネソタ大
名前にやたらインパクトがある選手。現金を持たない主義なんでしょうか。
冗談はさておき、お金絡みの話題でキャッシュマンは奨学金の無い不利な選手(ウォークオン)で、2年かかって苦労の末に努力が認められました。
そして、彼に奨学金がおりるときはイースターエッグに入れて報告され話題になりました。
エッグハント、その中身は・・・ – ANY GIVEN SATURDAY
そんなキャッシュマンの特徴は、体は大きくもなくスピードも無い平凡なパフォーマンスなのですが、ボールを追う嗅覚が優れておりタフであることです。
トレードが噂されるLB”ダロン・リー”の代わりになるとは思えないですが、ハングリー精神には期待したいです。
6巡(全体194位):CB”ブレシュワン・オースティン”(Blessuan Austin) fromラトガース大
6巡目にしてニーズのCBを獲得。オースティンは長身のCBでリーチも長く、身体能力で勝負するCB。
しかし、フィジカルが不足しており、ACL断裂のため2年連続で手術しているケガへの耐性に問題があります。加えて、過去2年で5試合しか出場していません。
うーん、もっと上位でCBを狙えなかったのか?
総評
昨年、ダーノルド獲得のために今年のドラフト2巡をコルツに渡したため、ジェッツの2巡目はなし。
なので、全体3位をトレードダウンして2巡目を得るかと思っていたら、そのまま全体3位でPICKしました。
しかしジェッツの2巡といえば、ここ10年近くBUST(バスト)しか引かない呪われたPICK。
2巡目をもらってもどうせ無駄になるので、これで正解だったのでしょう。
1巡から3巡の上位3名はニーズを埋めるために期待できるとして、下位は飽和しているLBとTEを取る必要があるのか分からない上に、6巡目で足に爆弾を抱えるCBを獲得する意味も分かりません。
(ケガばかりするドラ1CBに悩まされてきただけに)
半分納得いかない結果となりましたが、生き残るのが難しい下位は期待せず、どちらかというとドラフト外からのスター誕生に賭けています。
ということで、今年もドラフト終了。ジェッツの事よりもカーディナルスのQB”カイラー・マレー”や、そのあおりを喰らってドルフィンズに移籍したローゼンの事、ジャイアンツのQB事情など、ヨソの方が気になる事が多すぎますね。
開幕まで約4カ月ちょっと。まだまだ長いオフが続きますが、必ず面白い話題は出てくるので、のんびり動向を楽しみましょう。
かつてのCB天国が懐かしい…。(;´д`)
T.Takahashiさん>
本当にリービス&クロマティ時代が懐かしいです。
CBが強ければSをガンガン上げて、色んなD#を仕掛けられるだけに、今のシャットダウンコーナーがいない布陣はツライです。
一巡目はスター選手獲得に使うとしても、それ以降はOL, CBに割いて欲しかったですね。
結局Cって埋まったんでしたっけ?
…と毎年のごとく不満は残りますが新戦力には期待です。
とみいさん>
既存戦力に加えモズリーを加えたLBをドラフトで獲る必要があるのかが謎ですね。
スペンサー・ロングの抜けたCはバックアップレベルの人を加えただけで、全然弱いです。
もう1回マンゴールド呼ぶ?
最大の期待と注目はクイネン・ウィリアムズですが、彼も安定のBAMA印ですね。
レッドシャツソフォモアだから実際はまだ3年生で若いし、長く活躍して欲しいところですね。
ルーベン・フォスターみたいなのもいますが、セイバンの指導の賜物なのか、BAMAのディフェンス出身者は本当に外れがないですよね。
バックアイズ出身者もゴルストンにデビン・スミスと外れ続きでしたが、ダロン・リーで呪縛は解かれた感じでしょうか?
YM5さん>
ダロン・リーはカレッジでOLBだったのにJETSではILBなので、パスラッシャー失敗の呪縛からはハズレてますね。
成長はしていますが、トレード候補として噂が上がってます。
なにわともあれ、今シーズンはBAMA印というやつに期待です。
GMはまだ首にならないんですね?
毎年今一だし。
ツヨシさん>
ロビー・アンダーソンやジャマール・アダムスの成功、キャップ整理に貢献して、ベルやモズリーの獲得など一定の評価は受けてますね。
イマイチなのは、前GMから変わらないので、あとはダーノルドが活躍してくれれば文句なしです。
なんにせよ、今年にかかってます。
皆さんがおっしゃっているように、ドラフト終了後は多かれ少なかれ不満は出てきますね。
今年はディフェンス面で、上位・中位でCBを獲らずに、LBを獲ったり・・・
名DC?報奨金グレッグさんの何か考えがあるのでしょう。
グレッグさんのディフェンスは4-3という以外はどのような感じなのでしょうか?
チーム戦術にフィットするかしないかはわかりませんが、CBは中位でNYGに獲られたジュリアン・ラブやライオンズに獲られたオルワリエなどを獲るのかと思っていまいた。
UDFAでも、1人しかCBを獲っていないようですし・・・
まぁ、ファンは期待&信用するしかありませんけどね。
今シーズンのAFC東は本当に面白くなりそうですね。
昨年のドラフト前の私の勝手なQB評価は、ダーノルド→ローゼン→メイフィールド→アレンだったので、ダーノルド君にはこれから10年以上ライバル関係になるであろう同地区の牛と海豚との対戦勝率は高勝率を保ってもらいたいものです。
PB29さん>
ラマー・ジャクソンを含めると、2018年ドラ1QBがAFC東とAFC北に集まってしまいましたね。この地区での抗争が熱いです。
ダーノルドはOLさえ持てば、期待どおりの活躍をしてくれると信じているだけに、OLの補強が後手に回ったジェッツが心配です。
いったいCはどうするのだろう・・・