忘れていた伏兵
暫定エースWR”クインシー・エヌンワ”とWR”ラッキー・ホワイトヘッド”の負傷によりWR陣が枯渇状態に陥ったJETS。
未だFAのベテランWRを獲得すると思っていましたが、予想外な手を打ちました。JETSファンなら待望の選手と再契約です。
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WR”ケンブレル・トンプキンス(Kenbrell Thompkins)”と契約
WR陣に負傷者が相次ぐJETSは、この度WR”ケンブレル・トンプキンス”と契約し、代わりにS”Doug Middleton”を負傷者解雇としました。
We have signed WR Kenbrell Thompkins and waived/injured S Doug Middleton.
MORE → https://t.co/GocoCynM37 pic.twitter.com/uPYbxtVRjO
— New York Jets (@nyjets) 2017年8月16日
JETSファン以外には「誰やねん」の選手なのですが、彼はJETSがプレーオフ出場1歩手前まで迫った2015シーズンに活躍したWRです。
元々は2013年にペイトリオッツがドラフト外で獲得した選手で、2013シーズンにはレギュラーシーズンでタッチダウンを記録する活躍をするのですが、2014年4月にカットされます。
その後、レイダースに移籍し2015年に再びペイトリオッツにプラクティススクワッドとして獲得されるのですが、速攻でリリースされます。
そして、その後にJETSのロースターに入り、2015年シーズンはQB”ライアン・フィッツパトリック”のレシーバーとして7試合出場し17レシーブ165yd獲得。
記録こそ大したことはないのですが、Week15のカウボーイズ戦にて43ydのレシーブで勝利に導いた思い出が大きいのです。
しかし、2016シーズンは開幕前にファイナルカットを喰らいます。当時はWR”クインシー・エヌンワ”と共に成長が期待できる選手でしたので、多くのJETSファンはこのカットに不服でありました。
特徴としてはエヌンワと同様に高い運動能力とスピードを誇っているのですが、レシーブ能力など技術面に関して問題がある選手だったと記憶しています。
何にしろHC”トッド・ボウルズ”の元で1シーズン過ごした経験がある事が大きいです。
続報:不運なWR”ラッキー・ホワイトヘッド”
特に活躍していないのに不運な選手として名前が知れ渡ったWR”ラッキー・ホワイトヘッド”に関しての続報です。
前回のニュースで練習中に左足を骨折したことをお伝えしましたが、HC”トッド・ボウルズ”の会見によると「手術が必要だが、シーズン中に復帰は可能だ」とコメントしました。
骨折とはいえ、シーズンエンド級の重傷では無かったようで、リターナー不在のJETSにおいて彼がロースターに残る可能性が出てきました。
もはや打ち切りかと思われた「ラッキー・ホワイトヘッド物語」は、まだ続きそうです。
参考: