ジョー・フラッコの帰還
ジェッツvsペイトリオッツ。毎シーズン恒例の怨敵との対決ですが、ご存知のとおりブレイディはいなくなり、ペイトリオッツは未だ2勝とこれまでと全く違う状況での対戦となりました。
O#もD#も死亡して未だ0勝のジェッツ。この試合も全く期待しておらず、2勝ペイトリオッツにボコボコにされると思っていましたが、予想外の事件が起きました。
ジョー・フラッコが帰ってきたのです!
[SPONSORED LINK]
スコア&ダイジェスト
ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
ペイトリオッツ |
7 |
3 |
7 |
13 |
30 |
ジェッツ |
3 |
17 |
7 |
0 |
27 |
オフェンス
QB”サム・ダーノルド”は肩の負傷悪化のため欠場し、再びQB”ジョー・フラッコ”に先発が回ってきました。
最悪のパフォーマンスを見せた前回と違い、今回はWRもOLもロースターほぼフルで出場だったものの、序盤は慎重にランを多用してO#を組みたてます。
しかし、パスを投げるシーンでは前回と違いコントロールが良く「これはもしや・・・・」と、ある疑念が頭をよぎりました。
そして、第2QにそこらのQBには投げれないフィールドの中央を引き裂くような強烈なミドルパスを放ったところで、疑念は確信に変わりました。
「今日は<嬢・ふらっ子>の人格ではない!スーパーボウルMVPの人格<ジョー・フラッコ>が降臨している!!」
そう、以前にも説明しましたがフラッコはスーパーボウルを制覇した後、2重人格者となってしまい、試合によってどちらの人格が現れるか分からない体になってしまったのです!(勝手な妄想設定だよ)
ヘ(゜∀゜*)ノ
全人類待望、フラッコの50ydTDパス!!
Joe Flacco dropped this in the bucket 👀
Jets go 50 yards for six! (via @NFL) pic.twitter.com/cylcFbCGQ6
— NFL on ESPN (@ESPNNFL) November 10, 2020
サイドラインのギリギリに通す、近年のジェッツで見たことの無いTDパス!
Joe Flacco is __________ pic.twitter.com/egoxBhcXcZ
— Barstool Sports (@barstoolsports) November 10, 2020
おまけにこんなTDパスも!
Joe Flacco. Elite?! 👀@NFL | #TakeFlight pic.twitter.com/gr7Ymd7i7g
— FanSided (@FanSided) November 10, 2020
これが、かつてAFCを席巻した恐怖の夜叉鴉!ジョー・フラッコ様の実力よ!!
Joe Flacco!#TakeFlight #NFLBrasil pic.twitter.com/UzIz8t0cGt
— NFL Brasil (@NFLBrasil) November 10, 2020
しかし、逃げ切れば勝利のドライブにINTされたロングパスは余計だった。まさに調子にのっちゃったわ。
Joe Flacco to throw an INT -180✅@betthepigskin #BarstoolSportsbook
— Bets Stats (@betsstats) November 10, 2020
久々に素晴らしいフラッコを見ただけに、ここでターンオーバーを献上し、逆転負けを喫したのは非常に残念。
フラッコのスタッツはパス18/25回262yd獲得、3TD、1INT。
レシーブではWR”ブレシャド・ペリマン”が101yd獲得、2TDと活躍しました。
WR”ジェイミソン・クラウダー”はエンドゾーンにギリギリ足を残すTDレシーブなど、高い技術を見せます。
ドラ1OL”メカイ・ベクトン”が序盤に負傷してロッカールームに下がりましたが、被サックが1回だったのもフラッコが好調であった理由でしょう。
RBは”フランク・ゴア”がラン12回46yd。トータルではそれほど出ませんでしたが、序盤のゴアのランが無ければフラッコも実力を発揮できていなかったと思います。
今回は負けましたが、ずっと死んでいたジェッツのO#に光を見た試合となりました。
ディフェンス
O#の奮闘に影響されたのか いつもよりはD#の集まりが早く、1ydのギャンブルを止める良いD#を見せましたが、結局はニュートンに逆転勝利を許します。
パスラッシュ主体でニュートンを詰めるも、逃げられて結果は0サック。
触れているのに倒しきれなかったり、
Cam Newton is a vet with the pocket moves 🥶
(via @thecheckdown) pic.twitter.com/FbYidmIKrf
— ESPN (@espn) November 10, 2020
ドラフト3巡のS”アシュティン・デイビス”のブリッツがキレイに入ってニュートンを倒しても反則を取られて逆に1stDownを与えたり、
‼️ OH BOY
The rookie Ashtyn Davis just dined out on Cam Newton 😲
📺: #NEvsNYJ on @ESPNAusNZ or https://t.co/5qsWEK96We pic.twitter.com/UEEOc3gcy3
— NFL Australia (@NFLAustralia) November 10, 2020
ニュートンを倒してる途中にスローされて「それ、ファンブルじゃない?」というようなタックルール的なシーンもあり、ニュートンを倒すのにあと1歩届かないのが非常に歯がゆいです。
ラスト8秒から決勝FGに繋げられた20ydのロングパスを止めれなかったのも、今のジェッツの踏ん張りの効かないD#の弱さが出ております。
成長は見れたものの、勝利するにはまだまだ弱いD#陣です。
スペシャルチーム
FGの時に12人フィールドに出ていて、1stDownを取られるのは恥ずかしすぎる!
「よもや、よもや不甲斐なし!穴があったら入りたい!」
結局、この後はFGで抑えるも余計な時間を与えました。
本日もキッカーは、”サム・フィッケン”は鼠径部の負傷で欠場で、3試合連続で元CFLのキッカー”セルジオ・カステロ”が務めますが、50ydを含む2本のFGを決めており、彼が来てからFG6本蹴ってますが1本も外しておらず抜群の安定感。
一方、ペイトリオッツのキッカーは、元ジェッツの”ニック・フォーク”。
ジェッツ時代はしょーもないFGは外しても、決勝FGなど勝負を左右する時は絶対に外さない勝負強いキッカーでした。
フォーク様の決勝FGでペイトリオッツに勝利した事もありましたし、勝利の半分はフォーク様のおかげで勝ったようなシーズンもありました。
案の定、敵にまわると恐ろしいキッカーであり、見事に決勝FGを喰らうのですが、私はもうFGレンジに入られた瞬間に「敗北」を認めていました。そのぐらい、ジェッツファンにとってフォーク様の威光は健在です。
総評
とにかくフラッコが良かった。ジェッツの試合であんなキレッキレのパスを見たのは何年ぶりでしょうか。久々にアメフトの素晴らしさを垣間見ました
フラッコがこの調子のまま先発を続ければ1勝はできそうですが、次の試合はどうなるかが分からないのが2重人格QBの難儀なところです。
ペイトリオッツに善戦するも惜敗し、未だ0勝のジェッツ。来週はBYE WEEKで休みとなります。
もはやシーズンは終わっており、あとはルーキーの成長を見ながらドラフトに夢をはせたいと思います。
フラッコの活躍から見るにダーノルドがダメだった面があることも否めないようですね。
ハズレQBでしょうね。
もちろん、それを上回るハズレコーチ陣、特にゲイズ、と言わざるを得ないとは思います。
途中経過を見た時には遂に念願の1勝を確信したのですが結果を見てビックリ。
でもフラッコを起用し続ければエリートフラッコが再び発動するような気も…。
黒い翼が生えてダンスするスーパーボウルMVP様の動画、ポストシーズン通算INT0の数字に驚愕すると同時にシュールすぎて爆笑しました笑
第4Q間際 20vs.27のスコアと試合内容をみながら「JETSよ!怨敵パッツをぶっ倒せ!!でも負けた方がちょっとおもし・・・」とか思ってすいませんでした
オフェンスラインを売り払った割に頑張ったのかフラッコタソが頑張ったのかよくわかりませんが
霊感QBの見切りどきなのかもしれません