最後ぐらい勝って終ろう

最終戦は消化試合となったペイトリオッツ戦。

もはや両チームのプレーオフ出場の可能性はなく、世間の注目を全く受けないカードですが、ジェッツにとったら倒すべき怨敵に違いありません。

ここはサックり勝って、長きにわたる連敗に終止符を打ちましょう。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ジェッツ

0

7

7

0

14

ペイトリオッツ

7

0

7

14

28

オフェンス

久々に戦犯となったQB”サム・ダーノルド”。拮抗していた状況からモメンタムを渡して一気にトドメを刺されました。

ターニングポイントは、第3Q終盤のINT。

またも敵のど真ん中にほり投げました。これを起点にTDを奪われ、リードを許します。

 

2度目のINTは同点に追いつくはずのドライブで、エンドゾーンでやってしまいました。

第2QのTDパスが素晴らしかっただけに、この2INTは残念。

あと、サックされながら中途半端にショベルパスっぽくボールを投げだしたシーンは最悪です。

レビューの結果でパス失敗の判定となり助かりましたが、私からしたらファンブルです。ここはボールをがっちり抱えて倒れるのが正解でしょう。マニングはそうしてました。

 

本日のダーノルドのスタッツは、23/34回266yd、1TD、2TD、レーティング76.3。

意外にも266yd獲得は今シーズン最高です。

ペイトリオッツのパスラッシュに苦戦しましたが、それはニュートンも同じ。この土壇場で、またボールセキュリティが甘くなりミスをして勝てないとなると、やはりフランチャイズQBの器ではない気がします。

 

ランに関しては、RB”フランク・ゴア”が欠場し、RB”ジョシュ・アダムス”とRB”タイ・ジョンソン”の無名コンビが担いました。ビッグプレーはありませんでしたが、この2人は原石かもしれません。

特にRB”ジョシュ・ジョンソン”のカットが凄まじく、タイタンズで活躍した”クリス・ジョンソン”を彷彿とさせる動きでした。
(ジェッツに来た時は役立たずだったけどね)

一方、毎度ながらドラフトで獲ったRBは今シーズンも役に立ちませんでした。

ディフェンス

ファーストドライブはラン中心のO#でTDを奪われるも、それ以降は善戦しました。

QB”キャム・ニュートン”はこの試合で、3TDパスに加えて、なんと初のTDレシーブを見せます。

リバースプレーと見せかけてWR”ジャコビー・メイヤーズ”がニュートンへロングパスTDを決めました。

かつ、チームTOPの79ydを走り、最近好調なジェッツのパスラッシュを絶妙なタイミングでスクリーンパスを仕掛けて翻弄します。

ぶっちゃけ、28失点のうち半分はダーノルドの責任みたいなものですので、D#は崩壊していないと見ます。

来シーズンもこの調子で頑張れ。

スペシャルチーム

両チームともFGなしで、エクストラポイントは全て決めて、いう事無し!

総評

ということで、最終戦もペイトリオッツに敗北。ジェッツは敗れはしたものの、ペイトリオッツのドラフト順を下げました。ザマミロ!

そして、みなさんおまちかねのHC”アダム・ゲイズ”の解雇が決定しました。

ジェッツ2年間での戦績は9勝23敗。

久々のO#畑のHCということで少しは期待したのですが、近年で一番酷いHCでした。

そもそも、プレーオフ進出チームのコーチでなく、なぜドルフィンズをクビになったHCを雇ったのでしょう。ドルフィンズ時代も3シーズン中1回プレーオフに行けたぐらいの戦績で、その力は元から懐疑的でした。

 

思えば近年は、ゲイズやダーノルドに加えて大物FAらにも裏切られ、プロボウラーを輩出しても全員チームを去ってしまい、何も進展しない泥沼のようなシーズンを過ごしております。こんな状況はもはや耐えられません。

来シーズンこそ!来シーズンこそはプレーオフ出場を頼みます!!

 

これにてジェッツの2020年シーズンは終了。あとは、プレーオフを楽しんで行きましょう。

(試合数が増えて、全試合観戦&ブログ更新という地獄が見えますが・・・)