絶対に負けられない戦いがコレ
2021年ドラフトで全体1位でQB”トレバー・ローレンス”を獲得したジャガーズと、全体2位でQB”ザック・ウィルソン”を獲得したジェッツがついに激突!
2021年ドラフト最上のルーキーQB対決に大注目の試合になるはずでしたが、悲しいかな現時点でジェッツがリーグ30位、ジャガーズはリーグ32位の最下位という底辺での消化試合となりました。
しかし、互いのプライドに賭けてここは負けるわけにはいきません。スリザリン顔のロン毛に負けた日には悔しくて眠れない!
ここで勝たなきゃ男じゃないぞ!ザック・ウィルソン!!
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スコア&ダイジェスト
ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
ジャガーズ |
3 |
9 |
3 |
6 |
21 |
ジェッツ |
6 |
7 |
3 |
10 |
26 |
オフェンス
コロナ感染拡大で大量に選手がコロナリスト入りし、さらにHC”ロバート・サラー”までコロナリスト入りで欠場。
代役のHCはTEコーチの”ロン・ミドルトン”ですが・・
恐ろしく風格がありました。こっちが真のボスだったのかもしれません。
話を戻して、WR”イライジャ・ムーア”、WR”コーリー・デービス”、WR”ジャミソン・クラウダー”のTOP3レシーバーが欠場し、レシーバー不足という不安要素を抱えたQB”ザック・ウィルソン”のパスオフェンスは苦戦。
しかし、3rdDownでWR”キーナン・コール”へ19ydのミドルパスを通し、さらに52ydもスクランブルで走り切ってTDランを決めました。
※youtubeにリンクします。
ウィルソンが凄いといいますか、ジャガーズD#が間抜けすぎでしょう。二人目のかわし方は打ち合わせしたようなコントです。
第2Qに久々のキック・オフ・リターンTDが決まるも、ジャガーズとのシーソーゲームに発展。
それを打開したのは、予想通りランオフェンスでした。
RB”マイケル・カーター”がラン16回118yd(平均7.4)、RB”テビン・コールマン”がラン14回57yd走り、後半のオフェンスを牽引し勝利に繋げました。
QB”ザック・ウィルソン”は予想通りターゲット不足に苦しみ、パス14/22回102yd獲得、1TD、0INT。ラン4回91yd、1TDの活躍。レーティングは89.6とまずまず。
レシーバー不足の中で輝いたのがリターンTDも決めた”ブラクストン・ベリオス”です。
要所でスピードを生かしたエンドランでファーストダウンを更新し、危機を救います。
出番が増えれば増えるほど、期待に応えるパフォーマンスを見せて株が急上昇しており、彼にかつてのエースWR”ロビー・アンダーソン”の姿を重ねてしまいますが、選手が活躍すればするほどチームを離れるのがジェッツなので、「あまり目立つな!」と言ってやりたい心境です。
それにしても最近、多くの試合で前半からFGレンジ内でも積極的にギャンブルを仕掛けるシーンをよく見ます。
この試合でもジェッツは第2Qに2度ギャンブルに成功するも、敵陣2ydの3度目のギャンブルに失敗してチャンスをパーにしています。
それはジャガーズも同じで、先週はコルツの試合、今週はビルズvsペイトリオッツでもあり、かつてはFGを蹴って得点を積みかさねるのがセオリーな状況にて、積極的にギャンブルをしかける傾向が目立ちます。
私から見るとギャンブル狂時代であり、結局はFGを蹴っていれば得ていたであろう3点に翻弄される展開になるので、理解しがたいところがあります。
ディフェンス
今日はギリギリ耐えてくれたディフェンス。
これも試合快早々にジャガーズのエースRB”ジェームズ・ロビンソン”がアキレス腱を断裂しOUTした影響が大きいでしょう。
いつケガしたのか試合中は不明で、後のニュースによると全く自身が絡んでいないWR”タボン・オースティン”のランの最中に急に負傷して崩れ落ちたそうです。
またも「メットライフの芝が~」とか他のチームのファンからも言われそうな怪現象ですが、不謹慎ながらこれが勝因の1つでした。
そして肝心のQB”トレバー・ローレンス”ですが・・・
試合開始直後に気持ち悪いCMが流れました。
!∑(゜ Д゜)
なびく髪、とろけるようなカメラ目線。あまりの不意打ちに私の朝食が喉元までリバースしてきましたよ。
それはさておき、ローレンスはレシーバーに恵まれてないとはいえオーバースローが多く、TDパスは今試合もなしで、これで今シーズン8試合目の0TDパス(7試合連続)です。
スタッツ自体はパス26/39回280yd獲得、0TD、0INT、1ファンブルロストでレーティング87.6とザック・ウィルソンと同じような感じですが、パスはジェッツより150yd以上も多く投げています。
やはり決定力に欠けたのが敗因です。プレビューでの予想通り、勝機はランが強いジェッツの方にありました。
しかしながら、今回のジェッツのDB陣は頑張りました。特に最後にローレンスが敵陣1ydからのエンドゾーンへ放ったパスは完全にやられたかと思いましたが、CB” Javelin Guidry”のカットで命拾いをしました。
(結局、このプレーはイリーガルシフトであり、TDパスを決められてもやり直しでしたが)
ジェッツのLBとDBデプスが以下の状態です。赤バックに白十字のマークの選手がコロナと通常のIRに入っている選手です。
Sの”ウィル・ピークス”は先週、急きょ契約した選手です。出場機会が少なかった2021年ドラ6CB”ジェイソン・ピノック”も駆り出されて今日は1PD、1FFと活躍できました。
こういう状況こそ無名の若手が活躍して勝利すると自信をつけて一気に伸びるので、この試合で得たものは大きいと思います。
LB”C.J・モズリー”は今宵もタックル数はチームトップで1サック1FFと活躍しながらも、彼の反則で敵陣1ydまで進まれるシーンは痛かったです。
INT未遂のシーンもボールを取れていれば、盛り上がっていただろうに残念。
スペシャルチーム
久々にキック・オフ・リターンTDが出ました。WR”ブラクストン・ベリオス”の102ydリターンTDをご覧ください。
※Youtubeにリンクします
ほぼ一直線で突き抜けました。ブロックのタイミングと抜けるタイミングが見事に一致した素晴らしいリターンです。
オフェンスでもWRとして活躍し、もはやジェッツの救世主。末永くよろしくお願いします。
K”エディ・ピネイロ”は、FGを本日もど真ん中に決めて 未だ入団以来FG成功率100%。
エクストラポイントは残念ながら1本ブロックされましたが、公式の記録を見ると「XP 2/2」となっており、ブロックって、失敗した記録に入らないようです。
つまり、入団以来キックの成功率は100%。今シーズンこのまま100%で終わったら、来シーズンのキッカー問題は解決でしょう。
しかしながら、パントフェイクでファーストダウン更新されるシーンはアカンです。ギャンブルブームの昨今、もう4thDownで仕掛けてくるのは当たり前だと思っていた方がいいでしょう。
そしてこちらはFGフェイクを失敗。パントフェイクをやられたからって、やり返す必要はありません。
本当に最近、不要なギャンブルを仕掛ける事が多いです。もっと堅実に頼みます。
総評
本当にこの試合だけは今シーズンで一番勝ちたかったかもしれない。
もし負けて、あのスリザリン顔のロン毛に見下されて「ハハァ~~ン」って、顔されるのはガマンなりません。
レシーバー不足でQB”ザック・ウィルソン”は苦戦しましたが、ロングスクランブルTDを見れて良かったです。
ドラフト順は不利になりましたが、もう別にいいでしょう。このまま残り2試合も勝ちに行きましょう!!
って、来週の対戦相手はバッカニアーズ、最後はビルズでしたか・・・。
ギャンブルもそうなんですが、2pコンバージョンも多いですよ。
今週もどっかでありました。タッチダウン取って5点差つけて、7点差を目論んでの2pとか、
最終盤ならまだしも、相手がFG2本で終わるかもしれないのに、ちょっとそれ焦りすぎだろと思いました。
あと、ミネソタの某チームも、いつだったか第2Q、17―0で負けてるとこからタッチダウンで2pやってました。序盤なのに意味わからん。
NFL全体がマクベイの影響なのか、イケイケの風潮なのかもしれませんね。
ツツッタッタさん>
最近見てる試合が全般的に、やたら序盤から2yd以上も残っているのにギャンブルしかけたりするアグレッシブな傾向にあるのでおどろいてます。
何を焦ってるんですかね。
私的にはジェッツは新キッカーの調子もいいので、きっちり得点は積み上げてほしいところです。
いやー勝ちはやっぱり良いものですね。
今回大車輪の活躍のベリオスには私は数年前のプロボウラー、アンドレロバーツを重ねてしまいました。そうなるとやはり気になるのが「シアトルへの横流し」ですが、GMが変わった今こそキッチリ契約してほしいです。
あと、私も両チームのギャンブル多用が気になりました。ジャガーズは2ポイントコンバージョンも積極的に使ってましたがこれも謎。いろいろ事情があるにせよ、失敗が重なれば譲り合いのような締まらない展開になりがちなので個人的には支持できませんね。
とみいさん>
アンドレ・ロバーツ、いましたね。そっちに重ねるべきでした。
そして、堅実派の私も得点はマメに積み上げて欲しい派です。
たとえ成功しても、不要な状況で実行するのは喜べないところがあります。
ミドルトンHC代行は本物のHCよりも貫禄がありましたね。来シーズンは本格的に指揮を取って欲しいものですね!(◎_◎;)
ふて猫さん>
貫録ありましたが、もう1年サラーの様子は見てみたいです。
改めて1年とルーキーQBサンチェスで結果を出したレックス・ライアンは偉大でした。
トレバーローレンス、バスト感ありますね。
さながらバスト度合いをかけて戦っているかのような試合でした。
レシーバーがいないといっても、後世に名を残すようなクォーターバックだと誰かがステップアップするもの。
二人とも数年後にはベンチ行きかもしれません。
外れクォーターバックさん>
体格に恵まれてますし、他のチームだと当たる可能性はありますが、今のジャガーズでは無理っぽいですね。
しかし、うちのザック・ウィルソンは違います!王子のような笑顔に2年目期待してます。
ジャガーズのRBはジャマール・ロビンソンではなく, ジェームズ・ロビンソンですね.
ジャグジャグジャガーズさん>
ご指摘、ありがとうございます。
マッハで書いてますので、助かります。
ジェッツ狂は皆様に支えられて生きています!