これが正しい補強だよ

前回のFA情報1 に引き続き、FA合法タンパリング2日目の動きをお知らせします。

前シーズンは補強をかまけて、ほぼ若手しかいないジェッツの泣き所であったDBですが、今シーズンは違います。

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元シーホークスCB”D.J・リード”(D.J・Reed)を獲得

一昨年から「CBにビッグネームを!」と訴え続けてようやく言う事を聞いてくれました。

元シーホークスのCB”D.J・リード”と契約しました。契約内容は3年33Mと報じられています。

 

リードは2018年ドラフト5巡で49ersが獲得。つまり、現ジェッツHC”ロバート・サラーがDCをやっていた49ers時代に面識があります。

しかし、2020年シーズン開幕直前にIR(フットボール以外での負傷)入りした後にカットされ、シーホークスにクレームされて移籍しました。

負傷のため2020年はシーズン途中から試合に出場するようになり、チャンスを得ると2回インターセプトで存在をアピールし先発の座を獲得。

 

2021年シーズンは14試合を先発し78タックル、10パスディフェンス、2パスカット、1ファンブルリカバーを記録。ランディフェンスにも定評があります。

2022年のPFTのFA選手TOP100では49位にランクし、今FAのCB部門では注目の選手でした。

 

3年33Mという金額は「ちょっと高いんじゃない?」と思えますが、この金額だからこそシーホークスから引き離せたと見るべきでしょう。

今やジェッツはリーグで一番プレーオフと縁遠いチームなので、世間の評価より高い金額を出さねば良い選手は獲得できません。

 

近年のジェッツのCB事情は、CB”モリス・クレイボーン”やCB”トラメイン・ジョンソン”など獲得してきましたが、どいつもこいつもケガが多くてが役立たず。

しかしながら、昨シーズンは”ブランディン・エコールズ”、”ブライス・ホール”、”マイケル・カーター2世”など若手が1シーズンを通して成長したように思えます。

リードは当然 先発候補であり、残る先発の座を若手らが争い切磋琢磨してくれることに期待です。

元バッカニアーズのS”ジョーダン・ホワイトヘッド”(Jordan Whitehead)を獲得

さらにバッカニアーズのS”ジョーダン・ホワイトヘッド”も獲得しました。

契約内容は2年14.5Mと報じられています。

 

ホワイトヘッドは元ジェッツのCB”ダレル・リービス”のいとこであり、2018年ドラフトにてバッカニアーズが4巡で獲得されました。

そのまま4年間バッカニアーズ一筋であり、出場した59試合中55試合を先発。当然スーパーボウルリングをゲットしております。

 

小型ですが強烈なタックルを得意としており、ボックス内にいることが多くランディフェンスに長けております。

しかしながらミスタックルが平均より多い事や、パスディフェンスも平均値以下という不安な数字も持っています。

なんにせよ、元王者の最後の砦であった事は代えがたい事実。ジェッツのSのテコ入れになるでしょう。

 

・・・本日はここまで。

次回は、もうご存じかと思いますが「悲報」をお届けする予定です。

お楽しみに。