ラストゲーム
最終戦はドルフィンズがプレーオフを賭けてジェッツに挑みます。
ドルフィンズがジェッツに勝利、かつ、ペイトリオッツがビルズに敗北すれば、ドルフィンズのプレーオフ出場が決定します。
ジェッツにとって勝利しても得るものは無く、戦う理由はプライドのみです。
果たしてQB”ジョー・フラッコ”はシーズン最後に勝利を挙げれるのか!?
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スコア&ダイジェスト
ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
ジェッツ |
0 |
3 |
0 |
3 |
6 |
ドルフィンズ |
0 |
3 |
3 |
5 |
11 |
オフェンス
本来1stQBの”マイク・ホワイト”は、前回シーホークス戦にて前半最後のサックで肋骨を5本も骨折しており、この試合はOUT。
QB”ジョー・フラッコ”が先発、QB”ザック・ウィルソン”がバックアップという布陣で最終戦に挑みました。
OLもOT”デュアン・ブラウン”とOT”ジョージ・ファント”の両タックル、G”ネイト・ハービッグ”がOUT。
この間PSから昇格させたOL”ローレント・デュバネイ=ターディフ”などブランクがあるOLを先発にするほど苦しいOL事情でした。
そもそもフラッコ自体のパフォーマンスとやる気に問題があるのに、OLが弱いとオフェンスは進まず。
もはや頼りはWR”ギャレット・ウィルソン”のみです!
前半は個人技でD#を4人抜いてロングゲインを見せます。
That boy @GarrettWilson_V!!!#NYJvsMIA pic.twitter.com/kr7FSQeIQU
— New York Jets (@nyjets) January 8, 2023
後半ではパス6回連続でターゲットになり、もはや”ギャレット・ウィルソン”無双。両プレーともFGに繋げました。
しかし、オフェンスはそこまで。
シーズン序盤と同様、今のフラッコはFGレンジまで進むのが限界でTDは取れないQBです。
よって、この試合もTDなしで、得点はたった6点止まりでした。
QB”ジョー・フラッコ”のスタッツは、パス149/33回149yd獲得、0TD、0INT。
ランはトータルたった38ydの大爆死。
WR”ギャレット・ウィルソン”のみが9レシーブ89yd獲得とマトモに機能しました。
ディフェンス
毎度ながら本日も頑張ったD#陣。
ドルフィンズはQB”トゥア・タゴバイロア”が未だ脳震とうプロトコルのために欠場、バックアップのQB”テディ・ブリッジウォーター”は前試合で指を痛めたため、この試合の先発は今年のドラフト7巡QB”スカイラー・トンプソン”が務めました。
相変わらずジェッツはランD#が弱点で162ydも走られるものの、パスD#は優秀で140ydに抑えています。
ドルフィンズの2大レシーバーWR”ジェイレン・ワドル”を5レシーブ44yd、WR”タイリーク・ヒル”をわずか2レシーブ23ydに封じました。
特にCB”ソース・ガードナー”に着かれたヒルはフラストレーション溜まりまくり。
Sauce Gardner is frustrating Tyreek Hill BIG TIME pic.twitter.com/gFGsEesFh8
— (@NYJets_Media) January 8, 2023
しっかし、毎回ガードナーのカバーが反則にならないのは何故なんでしょ。
#Dolphins Tyreek Hill 1-on-1 vs #Jets rookie Sauce Gardnerpic.twitter.com/0nFkluVPaX
— Dov Kleiman (@NFL_DovKleiman) January 8, 2023
このシーンはギリギリOKですかね?
味方ながら彼を見ているとインターフェアの基準が分からなくなるプレーがあります。
サックはDE”クインシー・ウィリアムス”の1サックのみながら、第1Qでギャンブルを阻止し、激しいラッシュでロスタックルを量産してTDを与えませんでした。
しかしながら、今回もオフェンスの援護射撃が得れず、6-6のまま残り23秒に50ydまで進まれてFGにより敗北しました。
スペシャルチーム
K”グレッグ・ズーライン”が55ydのFGを失敗。毎度ながらロングFGを決めれません。
難しいFGとはいえ、貴重な3点を失ったことが敗北に繋がりました。
総評
ジェッツは泥沼の6連敗。7勝10敗で2022年シーズンを終えました。
11月末まで7勝4敗でプレーオフに進むかと思ったら12月から1勝もできませんでした。
敗戦のほとんどが1ポゼッション差内の接戦というのが、悔しいです。
この試合でジェッツが勝利すれば、QB”ジョー・フラッコ”はレギュラーシーズン100勝目だったらしいのですが、それは叶わず。
というか、そんな理由だけで先発に指名したのでしょうか?
QB”クリス・ストレベラー”を先発にすれば、まだ勝利していたかもしれません。
QB”ザック・ウィルソン”に関しては、試合前にHC”ロバート・サラー”が「彼は少しフットボールから離れた方がいい」と意味深い発言をしており、精神的に出せる状態では無かったのでしょう。
今シーズンもプレーオフに進めませんでしたが、今シーズンはこれまでと違いWeek17までプレーオフ出場の可能性を残し、最後まで戦い抜きました。
その原動力がD#の向上。
昨シーズンのD#はほぼリーグ最下位であったのに、今シーズンはリーグTOPクラスに引き上げた事は大きな改革です。
加えてドラフトの大成功が大きな収穫です。
ドラフト全体4位のCB”ソース・ガードナー”は、各チームのエースWRを封じ込め、20パスディフェンスを記録。
ドラフト全体10位の WR”ギャレット・ウィルソン”は、1103ydレシーブで、ジェッツ初のルーキー1000yd越えを記録しています。
ドラフト2巡のRB”ブリース・ホール”は途中でIR入りするも、それまでの試合で爆発的なランを見せて勝利に貢献し、来シーズンも期待出来る逸材となりました。
ドラフト全体26位のEDGE”ジャーメイン・ジョンソンⅡ”は2.5サックと伸びませんでしたが、要所で才能の片りんを見せました。
以下OL”マックス・ミッチェル”や、ドラフト外ルーキーながらシーズン終盤に頭角を現して今試合でも先発を務めたS”トニー・アダムス”など、とにかくルーキーに多くを支えられたシーズンでしたので、彼らの2年目はさらに飛躍するでしょう。
プレーオフ枠争いはペイトリオッツがビルズに敗れたため、ドルフィンズが第7シードからプレーオフ出場となりました。
イルカ、おめ。
あのペイトリオッツもプレーオフを落とす新時代。ジェッツのダイナスティ構築も近未来にあり得る話だと思います。
ジェッツファンの皆様は来シーズンに大きな希望を抱いて、あとはプレーオフを楽しんでいきましょう。
2試合連続でTD無しの敗戦は流石に凹みますね!(◎_◎;)しかも12月以降は白星無しの6連敗ですか?完全に一昨年辺りに逆戻りしてしまいましたね(−_−;)
ふて猫さん>
冬と同時にジェッツも冬に突入してました。
どうりで今年はいつもより寒いと思いましたよ。心が冷え切っております。
Robert Salehは元49ersのDCだったので注目してます。でも似たような形で、Mike McDanielが同じ地区のドルフィンズに行ったので、どちらを応援しようか迷うところです。
Salehは元々ディフェンス畑のコーチなので、ジェッツのディフェンスが向上したのは狙い通りだったのでは?あとは、来年Zack Wilsonの巻き返しがあるのかどうか気になります。
ナイナーズファンさん>
49ersのパーディーがどこまでやれるかが楽しみです。
ザック・ウィルソンに関しては、なんとも言えないところです。結構、早く引退してしまいそうな予感がします。
まずはジェッツ狂さん、シーズン通してお疲れ様でした。
試合のプレビューと結果のレポート、好きなチームのことでも、大変なことですから、尊敬の一言です。
是非、ダイナスティに向けた語り合いがしたいです。
最終戦は、次年度に繋げるためにQBはストラブラーでいってほしかったです、出さない時点で構想外っぽいのが残念です。
そして、この時期にフットボールから離れた方がいいQBはもはやチームメイトが迎えてくれないと思うので、放出してほしいですね。
ホワイトを守るため、ブリースホールの走路確保のため、ラインを強化したい。
QB自体はデレクカー、もしくはマットライアンあたりの代償次第でいずれかを獲得したい。(個人的には先発というより、遺産を受け継いでくれればいいので、ライアン推し。ホワイトを育ててくれ。覚醒してアトランタ時代に戻るならそのままスーパー制覇するからイイよ、と。)
オフェンスは前述のブリースホールと、キーションジョンソン以来の新人ビックターゲットのウィルソンで期待大。ラバーニアスコールズやサンタナモスみたいに外に行かれることなく、ずっと抱えていたい。
タイトエンドはもう一枚欲しい。ウィッテンみたいなブロックもまずまず行けるシュアハンドがいたら、屈指の攻撃陣になれる。
むしろ、将来サラリー的に確保が心配なクラスになる。
あとは操るQB次第。
こう考えると、オフェンスもあと一歩感が出てきてるようにおもいます。
(QB選択は一歩なのか問題はおいといて)
ディフェンスは次の機会に。
ジェッツというより、ジェッツ狂さんファンさん>
ありがとうございます。ブログの方は昔より、いい感じで手抜きできるようになり前より楽にはなってます。
D#やスキルポジションがいい感じになってきたのに、ほんとQBがまた不透明な状態になったことが痛いです。
ベテランQBは指南役としてフラッコと入れ替える可能性は高そうです。
個人的にストレベラーをもっと見てみたいのですが、おっしゃるとおり未だ構想から外れているようで残念ですね。
ジェッツ狂さん、お返事ありがとうございます。
ディフェンスも要になる選手を指名し、スキルポジションはスゴい選手を見抜きましたよね。
今のフロントは選手の目利きは総合的には高レベルだと思います。
が!
QBを見る目だけは怪しいのかもしれませんね。
そうなると、一度は輝いたことのあるジャーニーマンを先発起用して勝負するのがいいかもですね。
ジェッツだと、フィッツパトリックや、テスタヴァーディを思い出すようなやり方です。
現役選手だと、ニックフォールズとかケイスキーナム辺りを候補に、先発させてみるのも一手でしょうか。
アーロンロジャースがファーヴの再現で流れてきたら最高ですけど。。
QBがラストピースですが、フロントにはドラフトでは焦らず周囲を強化し、ホワイトに賭けつつ、良いベテランを連れてきて欲しい。
ちょっと前なら弱小チーム扱いだったあのビルズがこんな強豪チームになるのだからジェッツがダイナスティを築いたってまったくおかしくないですよね。だからNFLは面白いですよね。
うちの宿敵グリーンベイもAロジャースの後釜がいないので、ようやく低迷期に入りそうな雰囲気(期待)が漂ってきました。
プレーオフは過度な期待をしないで楽しみます。SKOL