本当はジェッツもいた予定でしたが・・

早いもので、あっというまにレギュラーシーズンが終了。

これから1回負けたらシーズンエンドの過酷なプレーオフが始まります。

 

シーズン中盤まで我らがジェッツは、今シーズンこそ行けると思っていましたが大連敗して届かず。

いつになったら、プレーオフで戦うジェッツが見れるのでしょうか。

そんな話はさておき・・・

頂点を目指すAFCの猛者どもよ!デテクイヤ!!

※NFC編はこちら

バラエティに富んでます 前回のAFC編に続いて、NFCのプレーオフ出場チームの適当紹介です。 AFCのQBはドラフト1巡のエリートだけに対して、NFCのQBはジャイアンツ以外は

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第1シード:カンザスシティ・チーフス

(1回戦免除)

地区優勝は当たり前

HC”アンディ・リード”&QB”パトリック・マホームズ”体制になってから揺ぎ無き強さを手に入れたチーフは、7年連続の地区優勝で今シーズンもスーパーボウル制覇の大本命。

 

Week17のビルズvsベンガルズがダマー・ハムリンの事故により中止となったため、最終週の勝利により14勝3敗という鉄壁の強さを見せ、第1シードが確定した。

 

 

原動力は当然QB”パトリック・マホームズ”の率いるリーグTOPのオフェンス力

昨シーズンまでマホームズとホットラインを形成していたWR”タイリーク・ヒル”がドルフィンズに移籍するも、キャリア2度目となるパス5000yd以上獲得を達成する実力を見せた。

 

ヒルの代わりレシーバーは元スティーラーズのエースWR”ジュジュ・スミス・シュスター”と元パッカーズのWR”マルケス・バルデス・スカントリングス”の強力なタレントの獲得に成功。

TE”トラビス・ケルシー”は健在で、TEとして最速のキャリア1万ヤードレシーブを記録。

スピードスターWR”メコール・ハードマン”は11月にIR入りするもプレーオフには復帰する可能性が高い。

 

 

パスオフェンスはリーグ1位であり、パス獲得ヤードとTD数が他から突出している。

比較的にランは控えめで、2021年ドラフト1巡RB”クライド・エドワード=へレイヤー”が早々にIR入りした。

しかし、代わりに2022年ドラフト7巡RB”アイザイア・パチェコ”がラン830ヤード、パスレシーブ130の計960ヤードというドラ7ルーキー最高記録を叩き出す活躍をしている。

 

 

ディフェンスに関しては、オフェンスと逆にパスディフェンスとレッドゾーンディフェンスがかなり弱い。

しかし、DE”クリス・ジョーンズ”が15サックを記録し、総サック数55回はリーグ2位を誇っている

 

昨シーズンはAFCチャンピオンシップにて、ベンガルズに敗北。

ベンガルズが後半から仕掛けた8人パスカバーにオフェンスを封じられ、18点差をひっくり返されたことは記憶に新しい。

マホームズの倒し方 いよいよ勝てばスーパーボウル、負ければ全てパーのチャンピオンシップのステージです。 AFCの対戦カードは、第1シードのタイタンズを倒して勝ち上がったベンガル

 

今シーズンもベンガルズと対戦する可能性はあるので、リベンジに燃えているであろう。

第2シード:バッファロー・ビルズ

(1回戦はドルフィンズと対戦)

今シーズンこそたどり着けるか、念願のスーパーボウル制覇

3年連続の地区優勝ですっかりAFC東の頂点になるも、なかなかスーパーボウルに届かないビルズ。

 

QB”ジョシュ・アレン”は持ち前の、強肩と俊足に加えてパスコントロールやボールセキュリティも向上して、もはやリーグを代表するQBに成長した。

WR”ステフォン・ディグス”とのホットラインは健在であり、WR”ガブリエル・デービス”、TE”ドーソン・ノックス”など優秀なレシーバー陣が脇を固める。

 

ディフェンスもS”ジョーダン・ポイヤー”、CB”トレデビス・ホワイト”、LB”マット・ミラノ”、DT”エド・オリバー”と各ポジションにタレントを揃え盤石の布陣である。

シーズン中にLB”ボン・ミラー”やS”マイカ・ハイド”がIR入りするも、安定した強さを見せて最終週に宿敵ペイトリオッツ相手に格の違いを見せた。

 

Week17で発生したS“ダマー・ハムリン”の不幸な心停止事故の記憶が新しいが、ポジティブにとらえるとチームの結束を固める一つの要素になったであろう。

 

オフェンスはリーグ4位。パス中心であり、パスもランも回数や成功率に比べて獲得ヤードが多い事からロングゲインが多いと見られ、劣勢からの爆発力に期待できる。

ディフェンスはリーグ2位を誇り、ランディフェンスが相当固く、インターセプト数も多い。

 

昨シーズンはチーフスとNFL史に残る死闘を演じた末に敗れており、今回もチーフスが最大の障壁になると思われる。

これは文章では言い表せない ディビジョナルプレーオフの最終戦は、昨シーズンのAFCチャンピオンシップと同対戦カードであるビルズvsチーフスです。 どちらも強力なオフェンスでワイ

 

1回戦では同地区ドルフィンズと対戦。

個人的にディフェンスが弱いドルフィンズに対してビルズのワンサイドゲームになると予想しているが、油断は禁物だろう。

第3シード:シンシナティ・ベンガルズ

 (1回戦はレイブンズと対戦)

トラ!トラ!トラ!SBに一途!

昨シーズンはスーパーボウルに進出したがラムズに敗戦。

今シーズンこそ念願のスーパーボウル制覇に期待がかかる。

 

オフェンスの要はご存じQB”ジョー・バロウ”WR”ジャマール・チャールズ”のホットライン。

その他、WR”ティー・ヒギンズ”、WR”テイラー・ボイド”など優秀なレシーバー陣を抱えている。

 

しかし、エースRB”ジョー・ミクソン”途中負傷もあって、ランオフェンスが低迷。

昨シーズンと同様に被サック数が多い事に加えて、ギャンブル成功率がリーグ最下位と不安要素も多い。

 

ディフェンスは昨シーズンと同様、DE”トレイ・ヘンドリックソン”DE”サム・ハーバード”などの強力なDLを要しているが、トータルのサック数は少ない。

しかしながら、最後尾を守るS”ジェシー・ベイツⅢ”とS”ボン・ベル”の両名がインターセプトを量産している事は心強い。

 

1回戦は同地区レイブンズが相手。Week18でも対戦して勝利しており、同相手との2連戦となる。

もはやプレーオフ1回戦に勝てなかったベンガルズはいない。

第4シード:ジャクソンビル・ジャガーズ

(1回戦はチャージャーズと対戦)

なびくロン毛はエリートの証

2年連続リーグ最下位という屈辱から一転して地区優勝し、久々にプレーオフに登場したジャガーズ。

シーズン前半に5連敗するも、シーズン後半にタイタンズが連敗を重ねている間に4連勝し、最終週の直接対決を制して、プレーオフ出場の切符を手に入れた。

 

 

特徴は賛否両論のインパクトがありすぎるビジュアルの、通称「スリザリン顔」ことQB”トレバー・ローレンス”が率いるオフェンス。

2021年ドラフト全体1位ながら昨シーズンはTDが取れない病に苦しんだが、今シーズンは見違えるほど強くなり、パスを投げる姿勢もスパイラルもキレイである。

 

オフェンス全体的にバランスが取れており、インターセプト数が少ない上に、被サック数も少なくOLが昨シーズンよりかなり改善されている。

加えてRB” トラヴィス・エティエンヌ”が才能を開花させ、ランオフェンスを支えている。

 

 

ディフェンスはドラフト全体1位でDE”トレボン・ウォーカー”を獲得するもサック数は少ない。

パスディフェンスも弱く、ランディフェンスはそこそこ。

 

3rdDown阻止率は低いが、ギャンブル阻止率はリーグ1位という いびつなデータもある。

LB”フェイル・オルオクン”のタックル数がリーグ1位であることから、孤軍奮闘しているようにも見える。

 

何にせよ5連勝からそのままプレーオフに入ったため勢いがあり、ダークホースとして恐れられる存在である。

第5シード:ロサンゼルス・チャージャーズ

(1回戦はジャガーズと対戦)

充電完了!目指すはロサンゼルス連覇

オフのスケジュール動画がマニアックすぎて話題をさらったチャージャーズがプレーオフに登場。

スタッフにアニオタがいるぞ [更新2021/5/19:「Odd Taxi」「ガングレイヴ (エンディング)」 を追加] 近年の恒例行事となった各チームのスケジュール動画。 本

 

前シーズンは同じスタジアムを共有するロサンゼルス・ラムズがスーパーボウルを制覇しただけに、ロサンゼルス連覇と行きたいところ。

 

オフェンスの特徴は、QB”ジャスティン・ハーバート”が率いるパスオフェンス。

WR”マイク・ウィリアムス”WR”ジョシュ・パルマー”を中心に、多くのレシーバーへ投げ分けターゲットを散らす。

 

引き換えにランオフェンスはリーグ下位であり、パスが頼みの綱となる。

 

 

ディフェンスは平均的に強いが、CB”C.J・ジャクソン”がシーズン中盤でIR入りした上に、家庭内暴力で収監されてご迷惑をかけている。

しかし、LB”ジョーイ・ボサ”がプレーオフから復帰するのでサック数の向上が期待される。

加えて、レッドゾーンからのTD阻止率はリーグ1位であり、レッドゾーンディフェンスが強い傾向があるが、11月末からDLが山のようにIR入りしていることが非常に気になる。

 

しかしながら、ギャンブル阻止率はリーグの底辺。ギャンブル大好きHC”ブランドン・ステイリー”は、逆にギャンブルされるのが苦手らしい。

 

1回戦はジャガーズと対戦。激しいパス合戦になることが予想される。

第6シード:ボルティモア・レイブンズ

(1回戦はベンガルズと対戦)

ラマ~、カムバッ~~ク!

地獄のAFC北を今シーズンも勝ち抜いたレイブンズがまたもプレーオフ出場の切符を手に入れたのだが、今シーズンはこれまでと違ったものになる。

QB”ラマー・ジャクソン”が12月頭のブロンコス戦で負傷して以降、フィールドに立っていないのだ。

 

その間にQB”タイラー・ハントリー”が代役を務めるがオフェンス力は激下がりで、12月から3勝3敗でなんとか乗り切るも、その間の最高得点は17点と厳しい。

しかも、最終戦のベンガルズ戦ではハントリーも欠場し、ドラフト外ルーキー”アンソニー・ブラウン”が先発し敗北している。

 

 

オフェンスの特徴はラン中心なのだが、チーム内のラン獲得ヤードTOPがQB”ラマー・ジャクソン”であることは痛い。

その穴はRB”J.K・ドビンズ”とRB”ケニアン・ドレイク”で埋めるしかない。

パス獲得ヤードはリーグ下位なので、パスにはあまり期待はできない。

 

しかし、ディフェンスは伝統的に強く、パスをどんだけ通されてようがTD阻止率はリーグ上位

OLB”ジャスティン・ヒューストン”を中心とするサック数の多さも強みであろう。

ランディフェンスの強さはタックル数3位のILB”ロクアン・スミス”が支えている。

 

 

しかしながら、レイブンズ最大の武器(むしろ名物)は、K”ジャスティン・タッカー”のフィールドゴール(FG)になるだろう。

高い成功率に加えて、昨シーズンのライオンズ戦にてNFL最長記録となる66ydのFGを決めている、まさにキックの神である。

ディフェンス力で接戦に持ち込めば、この長距離砲は何よりも代えがたい武器となる。

 

1回戦は最終戦でも敗北したベンガルズとの連戦になるが、最終戦では既にプレーオフを見据えて戦力を削っていた。

今度は本気モードで戦う事になるのだが、オフェンスはあてにできないのでディフェンスの粘りでなんとか勝機を掴むしかないであろう。

第7シード:マイアミ・ドルフィンズ

(1回戦はビルズと対戦)

NO MORE 脳震とう

ドルフィンズもレイブンズ同様にQBに問題を抱えている。

シーズン前半は強豪相手に3連勝するも、Week03のビルズ戦とWeek04のベンガルズ戦でQB”トゥア・タゴバイロア”が後頭部を強烈に打ち付けられ、脳震とうプロコトルに入るや否や3連敗

 

Week07から復帰するや否やまたも連勝を続けるも、Week13から西海岸2戦+ビルズ戦の鬼のロード3連戦で調子が狂い3連敗。

 

やっと帰ってきたホームのパッカーズ戦でまたもトゥアが頭を打ち付け、第4Qに3INTの大乱調で逆転負け。

かつ、またも脳震とうプロトコル入りで次戦を欠場して5連敗の地獄にハマるが、最終週でジェッツに勝利してプレーオフ出場枠にギリギリ滑り込んだ。

 

オフェンスの特徴は、QB”トゥア・タゴバイロア”のターゲットとなる、元チーフスのエースWR”タイリーク・ヒル”と昨年のドラ1WR”ジェイレン・ワドル”が繰り出すリーグTOPクラスのパスオフェンス。

 

特にヒルの足の速さは常人離れしており、チーフス時代と変わらぬビッグプレーを生み出す。

その代わり、ランオフェンスがリーグ底辺に近い。

 

 

ディフェンス力に関しては総合力でリーグの下位であり、ランディフェンスが強いもののパスディフェンスがリーグ底辺に近い。

さらに、インターセプト数が少なく、レッドゾーンディフェンスも弱いという結構な弱点を抱えている。

 

 

ドルフィンズが生き残るには、パスオフェンスの爆発力が必須。

ラスト2週を欠場していたQB”トゥア・タゴバイロア”はプレーオフ初戦のビルズ戦までには戻ってくると思われるので、パスは何とかなるだろう。
(※追記:トゥアはビルズ戦も欠場する事が報じられました)

それ以外はドルフィンズ名物の「ミラクル」に賭けるのみ!