常勝軍団には理由がある

AFCチャンピオンシップは、史上初のスーパーボウル3連覇を目指すチーフスが、またも因縁のビルズと対戦。

 

プレーオフでの過去の対戦は、毎回接戦になりながらもチーフスが3勝0敗とビルズのスーパーボウル進出を常に阻む天敵となっています。

フットボールバカ2人 ディビジョナルプレーオフ最後の試合は、NFLファン待望のゴールデンカード。 プレーオフでのパトリック・マホームズvs ジョシュ・アレンの第3ラウンドです。

 

しかし、レギュラーシーズンの対戦ではビルズが勝利し、当時無敗のチーフスに土をつけました。

この世に無敵の奴なんざいねぇ Week11の注目の試合は、無敗チーフスvs5連勝ビルズ。 プレーオフではお馴染み、ビルズが毎回負けてスーパーボウルに行けない原因になってる対戦カ

 

果たしてビルズは最大の障壁を超えてスーパーボウルにたどり着けるのか?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ビルズ

3

13

6

7

29

チーフス

7

14

0

11

32

総評

ビルズWRマック・ホリンズがまたも珍入場

前試合では極寒の中、裸足と海水浴スタイルでスタジアム入りしたWR”マック・ホリンズ”。

アンドリュ~~ス! ディビジョナルプレーオフ最後の試合は、好カードが実現。 昨シーズン、チャンピオンシップでチーフスに敗れスーパーボウル進出を阻まれたレイブンズと、3度もプレー

 

今回はよく分らないコスプレでスタジアム入りしました。

 

CBSによると、「マック・ホリンズは少なくとも1950年以降、マペットの格好で現れてTDを決めた最初の選手」とのことで、何でもデータ化する時代とはいえ、こんなデータはいらないんじゃないかと素直に思いました。
(´・ω・`)

ビルズ、またも3点差に泣く

またも接戦となり、そしてまたも3点差でチーフスが勝利。

 

前回はビルズのK”タイラー・バス”が試合終了間際に同点となるFGを外して負けましたが、今回はチーフスK”ハリソン・バトラー”が決勝FGを決め、最後はチーフスが守り切って勝利でした。

 

今シーズンのチーフスは1試合30点以上の得点が無かったので、スコアが29 – 29 となった時に私は、

「ビルズ勝った!チーフスはこれ以上得点できない!」
( ・`Д・´)+キリッ

と、思ったのですが30点超えても良かったんですね。(当たり前)

 

 

しかしながらチーフスの試合展開を見てると、これまで30点以上取る必要が無かった理由がよく分かります。

 

チーフスの手法はとにかく3rdDown-5yd以上のショートヤードにすれば、ランなりパスなりマホームズのスクランブルでほぼ確実に1stDownを更新できるわけで、ロングパスで早い得点なんて狙う必要がありません。

 

逆から見るとビルズのディフェンスはマホームズを3rdDown-10yd以上のロングに追い込めば止めれる、それ以下であれば止められなかったのは明白でした。

とにかく3rd-longの状況を作らないと話にならない、それがチーフスオフェンスなのです。

 

当たり前すぎる事を言ってますけど、これによりミスが少ない試合運びが出来る事に加えてにタイムマネジメントを着実に行い、大量得点しなくても計算して勝つ常勝軍団が誕生するわけで、タイムマネジメントが下手すぎて自滅してきたアンディ・リードらしからぬ事になっております。

2013シーズンのプレーオフで前半31-10の大量リードから大逆転負けをした僕らのリード先生は死にました。

 

得点しなくても勝つには当然ディフェンス力が不可欠で、今試合も2連覇したディフェンスのメンツの実力とDC”スティーブ・スパグニョーロ”の采配が光っていました。

 

特に勝負を決めたパスラッシュが話題になっています。

 

残り2分でビルズが3点差を追う4thDown-5yd。

ここでゾーンブリッツを仕掛けて、スピードのあるCBがWRのカバーを放棄して突っ込んできます。

逃げ上手のアレンも大量に漏れてくるラッシュに慌てて下がるしかなく、「誰か取ってくれ」と言わんばかりのロブパスは失敗に終わりチーフスの勝利が確定しました。

 

このシーン以外にも逃げるのが上手いアレンを追い込むのに左右から挟むなど、チーフスの徹底したスクランブル対策が見えました。

 

大きく行かれたのはこのシーンだけですね。記憶では。

 

とはいえ、リーグ屈指の強肩の持ち主であるアレンを完全に止めるのは不可能。なので接戦になるのです。

 

 

RB”ジェームス・クック”のTDランも驚愕の運動神経でした。

 

ただパスの精度と判断力でアレンはマホームズに負けていたのが、勝敗を分けた1つの要因でしょう。

「マホームズがパスミスしたのは、セレブレーションですっぽ抜けた時ぐらいだ」と海外メディアでは賞賛されています。

物議をかもしたビルズのギャンブル失敗

勝敗を分けたと言えば第4Qのビルズのギャンブル失敗。

 

これ、すごい微妙です。G+解説の森さんはファーストダウン取れた派でしたが、私は取れなかった派。

一部のファンからはこれも「マホームズへの笛」と呼ばれるディビジョナルプレーオフでもあったマホームズ有利の裁定では無いかと言われています。

 

 

しかし、試合後に反対側から見た写真というのがSNSでUPされていました。

 

これだと横を向いたアレンはファーストダウンに届いてない、つまり判定は正しかったとされています。

これを信じるか信じないかは、あなた次第です!
( ・`Д・´)+キリッ

オードリー春日、またもビルズを敗退にいざなう?

先々週のNFL倶楽部でオードリー春日がビルズの応援に鞍替えするもビルズは勝利。

しかし、その時のビルズのジャージは日テレスタッフが肌着にテープを貼ったもので、背面だけビルズ使用でした。

 

そして試合直前のNFL倶楽部では、てっきりアレンのジャージを着てくるかと思ったら前面もビルズに仕様にした肌着でした。

 

つまりバッカニアーズ応援時と同様に、ニセジャージであろうと全面を応援チーム仕様にすれば呪いの効果はあることが証明されました。

 

もちろんチーフスは純粋に強いです。

しかし、実力が拮抗しておりレギュラーシーズンでは勝利しているビルズがプレーオフで毎回僅差で敗れる現象には、目に見えぬ力が作用しているように感じますね。

呪いを信じるか信じないかはあなた次第です!
( ・`Д・´)+キリッ

 

 

ということでシメのスタッツ確認

 

3年連続スーパーボウルに到達し3連覇を狙うチーフスQB”パトリック・マホームズ”のスタッツはパス18/26回245yd獲得、1TD、0INT。

ラン11回43yd獲得、2TD。

 

ただ足が早いだけでなくパス精度と判断力がハンパないです。完全体のQBと言って過言は無いでしょう。

これは才能では無く、ネトフリのドキュメンタリーで見せた努力の賜物であることは、間違いありません。

QBはつらいよ 動画配信サービスNetflix(ネットフリックス・以下ネトフリ)でNFLドキュメンタリー「クォーターバック・不屈の求道者」が配信されることは以前にお伝えしました。

 

今シーズンはWR”ラシー・ライス”を早くに失うも、ドラ1WR”ゼイビア・ワーシー”が成長し、TE”トラビス・ケルシー”、RB”アイザイア・パチェコ”と脇を固めるタレントが豊富。

さらにスーパーボウル制覇に便乗しようとRB”カリーム・ハント”、WR”ジュジュ・スミス=シュスター”、WR”ディアンドレ・ホプキンス”とタレントが集まるからタチが悪い。

 

ディフェンスも2連覇を経験したメンツで固められており、3連覇待った無しでしょう。

 

さらにケルシーの嫁(予定)のテイラー・スイフトの応援も心強い。

前年と同様にケルシーママとの仲も順調のようです。 

この状況から破局して、また破局ソングを作ったらメッチャ売れるでしょうな。

 

 

一方、チーフスにプレーオフ4連敗のビルズQB”ジョシュ・アレン”のスタッツは、パス22/34回237yd獲得、2TD、INT。ランで11回39yd。

 

試合後に「チャンピオンになるにはチャンピオンを倒さないといけない。今夜はそれが出来なかった」と語りましたが、果たしてチーフスに勝つ時はくるのか!?

 

そういえば、ビルズはかつて4年連続でスーパーボウルに出場して4連敗して未だに制覇していないという歴史があり、「4」という数値に因縁があります。

となると、アレンの挑戦はこれでおしまいかも!?

なんせ、来シーズンからはジェッツがダイナスティを築くので!(予定)