お客も辛そう

勝てば夢の舞台スーパーボウル、負ければ何も残らぬ地獄のステージ、チャンピオンシップの時間がやってまいりました。

 

対戦カードは10年前にスーパーボウルを制したブロンコスに対して、かつてはスーパーボウルに出て当たり前だったペイトリオッツ。

新体制でいきなりチャンピオンシップに進出するとは、開幕前は誰も予想していなかったでしょう。

 

両者ともチーム再興のために何としてもスーパーボウルを制覇したいところですが、敵は対戦相手だけではないのがNFL。

こんな天候で試合する球技は他に無いわ。
(´д`lll) 

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(ESPN)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ペイトリオッツ

0

7

3

0

10

ブロンコス

7

0

0

0

7

総評

前半:ジャレット・スティッドハム劇場

このロースコアが物語るのは、壮絶な守備合戦に加えて後半から急激に変化した天候。

まず前半で両者ともタッチダウンを決めてるのですが、どちらもブロンコスの先発QB”ジャレット・スティッドハム”の得点と言っても過言ではありません。

 

ご存じのとおり、ブロンコスはQB”ボー・ニックス”が前試合のビルズ戦の終盤で足首を骨折し、シーズンエンド。

 

そこで2年間公式戦で投げてないバックアップQB”ジャレット・スティッドハム”が、この重要過ぎる試合の先発に急遽抜擢されるのです。

 

当初はハンドオフマシーンだと思われていたのですが、いざ始まってみると・・

意外とやるじゃなーい!!

ファーストシリーズは3凡なれど、2度目のドライブではWR”マービン・ミムズJr”に54ydのロングパスを通します。

 

 

そして5プレー目でTDパスをヒット!!∑(゜ Д゜)

 

ニヒルなイケメン、スティッドハムの笑顔がまぶしい。

 

このパフォーマンスだとディフェンスの強いブロンコスならリードを広げて勝てると思ったのですが、そうは問屋が降ろさないのがNFL。

 

実戦経験の少ないスティッドハムの弱点はプレッシャーだとペイトリオッツは察知すると、プレッシャーをかけまくってブロンコスオフェンスを停滞させます。

 

そして私がこの試合で一番解せないのが、ブロンコスは11プレーかけて敵陣14ydまで進み、4th-1ydの状況でギャンブルを仕掛けるシーン。

 

個人的には、前半はギャンブルするものでないと思うので、FGを蹴るのがセオリーだと思いますが、このギャンブル狂時代にそんなことはおかまいなし。

 

実戦経験が乏しいスティダムなのでワンバック体型からRBが突撃かと思いきや、そこは意表をついた(つもりの)プレイアクション。

しかし、正面からのプレッシャーをモロに受けてギャンブル失敗。

 

 

このOLの崩壊の早さはスクリーン?でもワンバックだし・・一体何がしたかったのか?

結果的に、ここで取り損なった3点が敗北の点差に直結します。

 

それでもブロンコスのディフェンスはガッチガチ。ペイトリオッツをFGレンジに寄せ付けません。

 

しっかし、スティッドハムの経験値の無さとプレッシャーへの耐性の無さをついたペイトリオッツが敵陣深くでファンブルロストを誘発。

 

スティッドハム、投げるのを1回止めて・・・

改めて両手投げ!!?
!∑(゜ Д゜)

 

 

これがファンブルロストとなり、ペイトリオッツは敵陣12ydからのオフェンス。そしてQB”ドレイク・メイ”がスクランブルでTDを決めます。

そう、この試合でペイトリオッツ唯一のタッチダウンは他力本願寺だったのです。
(屮゜Д゜)屮

 

両チームのタッチダウンを1人で演出したスティッドハムなのでした。

後半:ホワイトアウトで何も見えん

さらにペイトリオッツは後半最初のドライブで16プレーも時間をかけて敵陣5ydに到達し、FG成功。

結果的に両軍合わせて後半の得点はこの3点のみです。

 

なぜなら、この後は天候が一気に悪化して白い地獄に様変わり。

両者ともホームは屋外スタジアムで雪に慣れてるとはいえ、こんな猛スピードでフィールドが変わると対応も難しい。

 

TV中継で俯瞰で見ていても見にくいのに、フィールドに立ったらさらに見にくい事は間違いなし。

かつ、ペイトリオッツのジャージがほぼ白!
!∑(゜ Д゜)

 

これは打ち合わせで動きが決まってるオフェンス側よりも、相手からしたら動きが読めないディフェンスを行う時に有利。

 

まさかペイトリオッツ、後半最初のドライブといいジャージの色といい、この天候を読んでいた?

諸葛亮孔明かよ!
 (;´Д`)ノ

 

FGのチャンスはあれど、外しあって3点差のまま残り2分ちょい。

スティッドハムは焦りでロングパスをぶっこみ、インターセプト!

 

この試合、後半はとにかく足の踏ん張りが効かない。そのせいでパスがショートしたようです。

ペイトリオッツ側もQBとRBがハンドオフの際に二人ともズッコケるという前代未聞のシーンもありました。

 

なんやかんやで、ペイトリオッツがロードなのに地の利を利用して接戦に勝利!

ちなみにペイトリオッツのプレーオフの勝利数はこれで40勝目で、49ersの最多勝利数に並びました。

 

正直、どっちが勝ってもおかしくない試合でしたが、ブロンコスのターンオーバー2回に対して、ペイトリオッツは0回。

ボールセキュリティが生んだ勝利でもあります。

QBまとめ

 

勝利したQB”ドレイク・メイ”のスタッツはパス10/21回86yd獲得、0TD、0INT。

ラン 10キャリー 65yd獲得、1TD。

 

硬いブロンコスディフェンスの前にTDドライブの演出は無けれど、要所で繰り出すスクランブルがブロンコスにかなり効きました。

 

メイは2年目、HC”マイク・ブレイベル”はペイトリオッツ就任1年目でなんとスーパーボウル出場です。

 

ブレイベルは選手時代にペイトリオッツにて、スーパーボウルを3回も勝利しています。

選手としてもHCとしても、スーパーボウル制覇という偉業まで、あと1勝。

この2人が新たなダイナスティを築くのでしょうか?

 

 

 

ブロンコスQB”ジャレット・スディッドハム”のスタッツはパス17/31回133yd獲得、1TD、1INT。

ラン 4キャリー 23yd獲得。

 

前半のファンブルロストでTDを与えてしまった、あの瞬間が無ければ勝利していたのかもしれません。

元は2019年にペイトリオッツにドラフトされた選手だけに、その胸中はいかに。

 

 

そもそもQB”ボー・ニックス”の負傷が無ければブロンコスが勝っていたかもしれません。

勝敗にタラレバは無いとしても、ペイトリオッツというチームは「持っている」と言わざるえないです。

 

しかしながら、そもそも実力がなければこのステージにはこれないわけで、そこは認めましょう。

 

ブロンコスファンは来シーズンにも期待です。

チーフスが蘇らなきゃねw