一瞬でサラリ―キャップ3チーム分が消滅

こんにちわたあめ。放談の時間です。

今日は世間のニュースから興味のあるものに関してとりあげます。

ところで、いよいよプロボウル観戦会は当日19時からスタート。ご予定の無い方はご参加いかがでしょうか?

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コインチェック、不正送金で580億円の損失

先日、ビットコインやイーサリアムなど仮想通貨を取り扱う取引所「コインチェック(Coincheck)」がハッキングされ、仮想通貨が約580億円も不正送金された事件が炎上しております。

580億円の損失ってピンとこないのですが、分かりやすく言うと・・

↑どれだけ凄いか分かりますね。

 

その理由は、この事件はコインチェックがただの被害者でなく、人の資産を守る立場としてはずさんすぎるセキュリティ体制が生んだ、必然的に発生したトラブルだらかなのです。

細かい技術的な事はさておき何がいけなかったのかと言うと、不正送金された仮想通貨「NEM」に対して、本来はオフラインで管理しなければならないところ、ネットで接触可能なオンライン環境に置き続けたことが「ずさん」と指摘されている部分であり、会見ではこの理由を「技術的に難しい」「技術者が不足していた」「他の事を優先した」としており、自分ら都合であったことは明白です。

 

不正送金された仮想通貨に関して、100%戻ってこないという訳でなく、取り返す可能性はあるようです。

不正送金されたデータに対してNEM財団は「取引所のハッキングによって盗まれたネムは売却できない」「コインチェックでハッキングされたNEMは追跡済み。出来ないことは盗まれた資金を無効にすること」とアナウンス。

しかし、これに関して犯人の不正送金先が無関係の人らに勝手にNEMを送り付けていた場合、不正送金された先のアカウントを凍結したら、多大な無関係な人らが犠牲になり混乱に陥るので、「凍結できない」などの議論もあり、実際に無効にできるかは分かりません。

 

あと、「コインチェックの取引量と手数料を換算すると利益確定したら580億円を補てんできるのでは?」という話もあり、コインチェックが倒産してもコインチェックに資金を預けていた人たちに返金される可能性もありそうです。

 

最新情報では1月28日に被害者へ自己資金にて補てんすると公式発表がありました。

http://corporate.coincheck.com/2018/01/28/30.html

が、しかし!この自己資金での補てんというのは最大のワナ。

NEMが暴落しきった最底辺の価格で強制的に利益が確定するため、返金されたとしても大損失+莫大な税金を背負う事になるという議論がされております。

どっちみち被害者は100%元の状態には戻りません。

 

[追記:2018/1/28:13:26]

その後、追加情報で、88.549円×保有数 という停止からリリースまでの加重平均の日本円換算価格で返金するとのこと。

http://corporate.coincheck.com/2018/01/28/30.html

 

仮想通貨への投機は、成長を見込むべき会社が無いため投資というよりは相場から差額を得るFXに近いものですね。

 

そもそも、仮想通貨に使わている根本的な技術は「ブロックチェーン」と呼ばれるもので、このブロックチェーン技術は仮想通貨よりも他の使い方に関してIT業界では注目されております。

ブロックチェーンとは取引した履歴をまさにチェーンのごとく積み上げてその記録をいろんな所に分散し保管することで、誰も履歴を改ざんできないようにするのです。

もし誰かが改ざんしようとしても、他のユーザーが持つ履歴と一致しないのでOUTという事です。

ビットコインが現れてから長い間、そのデータそのものが改ざんされていない事が、ビットコインや仮想通貨の地位をここまで築いたわけです。

今回の事件は顧客からそのデータを預かる取引所に対してのハッキングであり、ブロックチェーン技術そのものの問題ではありません。

コインチェック、和田晃一良(27)の素顔

さて、小難しい話は置いておいて、出川哲郎を起用したCMをバンバン流して会社を大きくアピールすることで知名度が一気に上がったコインチェックに関して、この社長が現在27歳とめちゃくちゃ若い事も話題になっており事件を炎上させる一端にもなっています。

この社長、これまでのツイッターの発言がゲスで、人間的に経営者の器で無かったことが指摘されています。

https://twitter.com/wadakooo/status/767599680804888578

「道玄坂で人が倒れてると思ったらホームレスおばさんだった…心配して損した」

「安全なオフィスの中から外の困ってる人を見るカイジみたいな遊びをしてる」

他にも問題発言がいろいろあり、何考えて何をつぶやいているのか人格を疑うレベルです。

今後は自分が困った人になって、ホームレスになり倒れる可能性もあるでしょう。心無き非道な発言が自分に降りかかる、まさに因果応報。

 

さらに事件のあった当日、コインチェック者に集まった被害者からの証言では、事務所のドアが開いた瞬間「あ、まだいたわ」と言われてドアを閉められたあと、ドアの向こうからバカ笑いが聞こえたとか。

どこまでが真意なのか分かりませんが、会社の内部写真からは資産を預けるような会社に見えません。

ということで、既に未来への利用方法というより投機目的になっている仮想通貨。

皆さんも手を出すときは、ギャンブルだと思って失ってもかまわないお金でやりましょう。

今週の金言

ギャンブルに負けて「損した」と言う人間に、ギャンブルをする資格すらなし。

以上