イオンズがQB”スタッフォード”と事前契約!
昨年と違い、多くのチームが1巡目でのQB獲得に乗り出すと予想される今ドラフト。
目玉3大QBの一人、大学のタイトルを総なめにした全米一のQB”マシュー・スタッフォード(Matthew Stafford )”が昨年、シーズン全敗という超不名誉な歴史を作ってしまったライオンズとドラフト1位にだけ許される事前契約で契約が成立しました。

となると、2番手のQB”マーク・サンチェス(Mark Sanchez)”獲得に多くのチームが戦略を練り直します。
JETSもこれまでサンチェスと散々ワークアウトしてますので無関係ではありません。全体17位まで待っている余裕は無いのでトレードアップをしかけるのか?

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▼なんとしても欲しいサンチェス
これでサンチェスを確実に採れるのは2位のラムズ。ラムズも”マーク・バルジャー”という長年チームを引っ張っているQBがいるが、不振続きのチームにそろそろ先発QBを乗り換える事も視野に入れています。

QB”ジェイ・カトラー”の流出によりQBにニーズが出てきたのが全体12位ブロンコス。しかしブロンコスが欲しいのは2007年ドラフトのブラウンズ1巡指名QB”ブレイディ・クイン”。
なぜかというとブロンコス新HC”ジョシュ・マクダニエルズ”と”ブレイディ・クイン”はともにノートルダム大で”チャーリー・ワイス”の師事を受けた兄弟弟子だからです。
だが、クインのトレード話は断られたために、ブロンコスもサンチェス狙いに的をしぼりトレードアップを画策しているとか。

しかし、全体5位のブラウンズ新HC(元JETS)”エリック・マンジーニ”もQB”ブレイディ・クイン”のトレード話を蹴りながらもサンチェスに興味があるとか。

そして、全体13位のレッドスキンズも”ジェイ・カトラー”がブロンコスを離脱するニュースが流れたときにQB”ジェイソン・キャンベル”をトレードに出そうとした経緯からサンチェス獲得抗争に参加。

これだけライバル候補がいる中で一番不利な全体17位のJETSがサンチェスを獲得する可能性が薄くなってきました。
サンチェスを手に入れるとなるとトレードアップは不可欠。しかし、実戦経験の乏しい若い3人のQBではトレード材料にはならず、トレードアップするにはかなりのリスクを必要とします。
しかもむりやり獲得したからといっても、その価値はあるのかどうか分からない。それならば先発QBクレメンスで、ドラフトではWRを獲得した方がマシかもしれません。

いずれにせよ明日の朝には決着がつくこの問題。さてJETSはどう出るか!?