応援版も見たい
久しぶりの映画の窓ですが、クイーンの生涯を追った今話題の映画「ボヘミアン・ラプソディ」を紹介します。しかも人生初の4DXで見ました。
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簡単な説明
これは伝説のバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さで死去したフレディ・マーキュリーの生涯を描いた映画。
「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」などヒット曲の名曲の誕生や華やかな成功の裏の苦悩を描いた伝記的な映画です。
(ジェッツファンなら気になる「フラッシュ・ゴードン」 には全く触れず・・・)
監督は「X-MEN」シリーズをヒットさせたブライアン・シンガー。
X-MENは当時、能力の表現やキャラの多さなどで実写化不可能と言われていましたが、ブライアン・シンガーは見事にファンが納得する実写化に成功させたうえに、難しすぎるウルヴァリン役にヒュー・ジャクマンというハマリ役を大抜擢し、ハリウッドスターを生み出した経緯があります。
今回も伝説のロックバンドの半生を描き、熱狂的なファンを満足させなければならないという難題に挑みました。
4DXとは?
先に「4DX」という形式の映画を知らない人に説明します。
約10年前にアバターで「3D」という新ジャンルが生まれましたが、もはや3Dは見るのがしんどい上に飽きられて既に3D対応TVは絶滅。
家庭用のTVの巨大化や映像美が進み、映画館で見る意味が問われる現代に新たに投入されたのが「4DX」です。
「4DX」はまるでディズニーやUSJのアトラクションのように映画の展開に合わせて座席が動く上に、雨のシーンでは水が飛んできたり、風のシーンでは風が吹いてきます。
さらにフラッシュも光り、霧のシーンではスモークまで上がるという、映像の出来事をリアルでも起こし臨場感をUPさせようという、もはや映画の枠を超えたエンタメなのです。
詳しくは以下の動画とリンクをご覧になってください。
http://www.cinemasunshine.co.jp/4dx/about/
ボヘミアン・ラプソディ(4DX2D版)の感想
4DXとはいえ3Dメガネを使わない2Dなので、実際には3Dと言うべきなのですが、飛び出す映画は長時間見るのがしんどいので、2Dで助かりました。
しかしながら4DXが想像以上に動き、多機能で細かい振動を分けてくるのには驚きました。
上空から地上を見下ろすシーンでは映像にあわせてイスが傾き、ドラムを強く叩くシーンでは腰や背中に振動がガンガン来ます。
そして、雨のシーンで水が降ってくるのはもちろん、映像の中で乾杯したら水滴が飛んでくる細やかさには驚きです。
ステージにスモークがあがると映画館のスクリーンの下からスモークがあがるなど、映像を4DXに対応させる調整はかなり時間をかけている印象を受けました。
通常の映画より1000円も高いのですが、イスの座りごこちも良く座席も広く快適に見れるので、VIP席だと思えば高くは無いでしょう。
ただ、ちょっと体力がいるかもしれません。人によって好みが分かれるシステムだと思いますが、個人的にはじっと座って見るよりも4DXで良かったです。何事も体験ですね。
あと、最近は映画館で眠くなるので、4DXの刺激で眠らずに映画を全編見る事ができましたw。
肝心の内容は、まぁクイーンを知っている人ならば周知のストーリーで驚きは無いです。トータス松本もラジオで言っていました。
ただ、「フェイスブック」ではデヴィット・フィンチャー、「ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK」ではロン・ハワードとこれまで伝記映画に挑んだ超大物監督の作品を見ているだけに、伝記映画の難しさは分かります。
そもそも波乱万丈の人生を約2時間にまとめる事に無理があるので、バンドが売れるまでの展開の速さや感情移入のしにくさには目をつぶるしかありません。
この映画はストーリーよりも、とにかくフレディ・マーキュリーの人生と名曲の誕生秘話をクイーンの音楽に載せて展開していくエンターテイメントとして見るべきでしょう。
そして最後の伝説と言われるライブ・エイドでの長時間にわたるライブシーンこそ映画館の巨大スクリーンと爆音で見るべきところです。
2時間の間クイーンの音楽漬けになり、脳内がクィーン一色。帰る時には勝手に曲を口ずさみ足を踏み鳴らしてしまう事は間違いないでしょう。
そして、この映画は通常版と4DX2D版以外に、「”胸アツ”応援上映」というイベントもあり、これは歌のシーンに歌詞の字幕が入り、みんなで大声出して一緒に歌ってもOKのバージョンです。
これはリピーターの増加を狙う近年の映画館の新戦略であり、家庭用TVのハイスペック化に一時期はすたれた映画館も今は次々と映画館ならではのアイデアを出して頑張っているのです。
映画館の回し者でも何でもない私がこれだけCMしてしまった「ボヘミアン・ラプソディ」。
観ました。オッサン同志がラブラブなのに困惑しましたが、それを耐えればウェンブリーという天国が待っているという感じかなと思いました。応援上映で、みんなで「伝説のチャンピオン」を歌えば、それこそ胸アツですね。
テレビのスペック向上についてなのですが、実はうちに8Kテレビがあるのですが、Blu-rayの画質もアップコンバートしてくれるので、映画館のスクリーンでは気付かなかった細かい部分も、かなり見易くなっているのにはびっくりしました。でも、キャラメルポップコーンや他のお客さん達との一体感が恋しいので、結局は映画館にも行ってます。
ねくすとさん>
なぜか子供づれの家族もおり、おそらく父的にはクイーンの偉大さを子に教えようと思った矢先の濃厚なオッサンラブのシーンに凍り付いたでしょう。
で、何気に家に8Kテレビですか!?凄すぎる。一体何が見えるのか見てみたいですね。
8Kで見るNFLは迫力がありそうです。(おそらく8Kには対応してないと思いますが)
>JETS狂さん
コスパ的には問題ありありですが、自分的には購入して良かったと思ってます。映画館で何度もリピートして観た映画でも、8Kテレビで見返すと、特にモブシーンや遠景で、「あ、こんなところでも演技していたのか」と気付くことが多々あります。あと、映っているものの質感というか細やかな雰囲気も、従来映像よりも感じやすいと思います。ただ、NHKの番組内にあったバッファローの死骸を食べ散らかしているコヨーテの映像に関しては、「見たくないものまで見えてしまった...」と思いました。
記されたとおり、アメフトはおろかほとんどの海外のコンテンツは4K8K、もしかしたらハイビジョン対応もあやしいかもしれませんが、テレビの方が勝手に解像度をあげてくれるので、迫力のある綺麗な映像で楽しめてます。でもそれは、解像度うんぬんよりも単に大きな画面だからかもしれません。スーパーボウルのハーフタイムショーがどんな具合に観られるか、ちょっと楽しみにしてます。
ねくすとさん>
なんとテレビが勝手に解像度を上げてくれるのですか。時代は進んでますね。
ウチは嫁の物持ちがいいので、未だに8年前ぐらいのテレビです。
しかし、最近は挙動が怪しいのでぶっ壊れてくれないかとワクワクしてます。
(肝心なところで壊れると困りますが)
Queenのアルバムはアナログ盤で蒐集するほどですが、好きであるが故に見るのをためらっています。
う~ん。どうしよう笑
sinzさん>
私から言える事は一つだけ。
見るのも見ないのもあなた次第です!
(当たり前)
映画を全くといっていい程視ない小生にとっても、この作品は興味を惹かれそうですね。
QUEENのボーカルは(フレディ・マーキュリー)既に亡くなっていたようですね。初めて知りました。小生と年齢が変わらないようですね〜(そんなん知らんがな!(◎_◎;))
ふて猫さん>
たまには映画館もいいもので、楽しめました。
しかしながら、爆音でクイーン漬けはなかなかヘビーです。
JETS狂様、小生もあれから映画を視て1週間が経ちますが、仰るとおり“We are the champion”にどハマって1日に1回は、You Tubeで聴いております\(^o^)/
私が初めて洋楽を意識して聴いたのが、
小学4年の時に友人宅で聴いたクイーンの『世界に捧ぐ』でした。
(友人の姉の所有物)
一番好きなアルバムは旧ファンには(当時)評判の悪かった『JAZZ』です。
ブリティッシュロックは僕の人格形成に幾ばくかの影響を確実に与えていますが、クイーンはその中でも上位に位置しています。
オタの性質として好きなものを他人に弄られるのは我慢出来かねるので映画は見に行かないと思いますが、今の若い方々に再認識されるのは素直に喜ばしく感じます。
次はDEVOを映画化しとくれ(笑)
4D MXはジュラシックワールド(前作)で体験しましたが正にアトラクションですね(未体験の友人には僕もそう説明しています)。
デート向きだと思います。
映画として見るならIMaxでatmos仕様が良さげかと思われまする。
John riderさん>
往年のファンにとってはニワカの盛り上がりに見えますが、これでクイーンのすばらしさが伝われば、これ以上の事はないでしょう。
一昨年ぐらいに公開されたビートルズの映画と違い、こちらはプロモーションが上手くて大成功しているのが、プロモーターの手腕の差でしょう。
4DXはやはり、アクション映画のほうが本領発揮しそうですね。意外にアトラクション的で驚きました。
逆にホラー映画では座りたくないと思いました。