おはようございます。放談の時間です。
本日7月4日はアメリカ独立記念日、いわゆる「インデペンデスデイ」です。
この単語を聞くと、巨大な円盤型UFOが地球に攻めてくる映画を思い出します。映画の公開当時、あのUFOの巨大さは衝撃的でした。
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▼それはさておき、EURO2012が終了。我らがドイツを倒したイタリアが決勝でスペインに4-0で完敗するという衝撃的な結末でした。
イタリアといえば「カテナチオ」と呼ばれる伝統の守備と、最高峰のキーパーであるブッフォンが所属。なのに、なぜこんな大敗を喫したのか?
理由の一つにイタリアは3人の交代枠を使った後に後半15分でモッタが負傷。 彼を交代させる事ができないので、実質10人で戦わざる得ない状況になった指揮のミスが致命的でした。
それ以前に試合間隔の短さという点が指摘されています。
後で準決勝を行ったイタリアの方が、スペインより試合間隔が1日短いのです。スペインの準決勝6月27日に対して、イタリアの準決勝が6月28日。そして決勝戦が7月1日となると、この1日はデカイ。
満身創痍のイタリアはスペインのパスワークについていけず、スルーパスがズコバコ決まりこれだけの大差がついてしまったのです。
これでスペインはEURO2008、ワールドカップ、そしてEURO2012とサッカー最高峰の大会で3連覇。もはや世界最強に揺るぎなしですが、実力は当然として運にも相当めぐまれているでしょう。
逆にまたもサッカーというスポーツの不公平さを認識してしまって、すっきりしないラストでもありました。
NFLでのプレーオフの試合間隔は最低でも1週間以上空きますし、逆にシード権を取って試合感覚が開きすぎると、勢いがなくなり弱くなるケースが多々見られます。昨シーズンのパッカーズがそうでしたね。
とは言ってもシードの特権でもありますから、これは不公平でもなんでもないでしょう。
他のスポーツを意識すればするほど、公平なリーグを目指すNFLの体制に関心するばかりです。
スペイン代表の試合を見ていると、バルセロナの試合を見ているようでした。支配率はそんなに変わらないはずなのにスペインがいつも攻めてて、時々イタリアが攻めるとバロテッリがあせって遠い距離からロングシュートって感じがしました。
全員いたときでもスペイン有利な感じがしていましたがイタリアの選手が一人減った時点でもう面白みのないすっきりとしない試合でしたね。
メッシがアルゼンチン代表戦に出ると活躍できないと見たことがありますが、シャビ、イニエスタがいるからこそメッシが活躍できるのではと思いました。
もう一人のスーパースター、クリスティアーノロナウドは周りが有名な選手ではなくても代表でも今回活躍しましたし、代表監督としてつかいやすいのはメッシではなくクリスティアーノロナウドではないかと思うのですがどうでしょう。
決勝としてはモノ足りない内容でしたね。やはり準決勝は同日にやるべきじゃないでしょうか。移動もあるし中2日と中3日じゃあハンデ戦でしょう。
しかしハンデが無かったとしてもスペインは安定した強さで連覇していたでしょうね。こりゃ2年後のWCも優勝か?
クリロナの印象はPKで敗れたとはいえ、チャンスにめっちゃハズしまくっていた事が残念です。1本でも決まってりゃスペイン敗退だったのに。
さて、EUROも終わったことですし、NFLに備えますか。
オランダが負けてから完全に見る気をなくしてましたが、結局またスペインだったんですね。
2004年くらいのバルサにあった敗者の美学みたいなものが好きだったのですが、EURO2008でドイツに勝ってからの黄金時代は、横綱一人が勝っている時の大相撲みたいで正直何か食い足りないですね。(W杯決勝では僕のオランダが負けているので妬みと言えない事もありませんが)
セスクやメッシが自分と同い年というのもあれですが、これからも国際試合はスペインやバルサの時代なのでしょうか。個人的にはパッツ黄金時代と同じく飽きてしまいました。(NFLファンになってからの17年間、一度もパッツを応援した事はありませんが)
国歌のMarcha Real(Royal March)は好きでたまに口ずさむんですけどね。
実は私もドイツが負けた時点で燃え尽きました。そしてスペインは文字どうりの無敵艦隊。
次のWCこそドイツ復興と思いたいですが、決勝トーナメントのチームの荒れ具合で不安になりました。
JETSもドイツも近年、栄冠まであと一歩(正確には二歩)届かない中途半端なチームで、そこそこ盛り上げて落とすところが私にフィットしているのでしょうかね。
EUROが終わったらNFL開幕が待ち遠しいです。