40歳のハムストリングが悲鳴をあげている
ワイルドカードプレーオフの2試合目は、意外にもランオフェンスがリーグ1位のシーホークスと、王政復古を目指すカウボーイズの対戦。
RB”クリス・カーソン” vs RB”エゼキエル・エリオット”のエースRBの出来が勝敗を決めると言っては過言ではありません。
さぁ、どうなった!
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スコア&ダイジェスト
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
シーホークス | 0 | 6 | 8 | 8 | 22 |
カウボーイズ | 3 | 7 | 0 | 14 | 24 |
総評
互角の展開を繰り広げた両者でしたが、明暗を分けたのが予想どおりエースRBのパフォーマンス。
カウボーイズは後半からRB”エゼキエル・エリオット”が爆発し、最終的にラン137yd獲得1TDを記録。
一方、ランオフェンスリーグ1位であるはずのシーホークスのエースRB”クリス・カーソン”はレギュラーシーズンのラスト3戦を100yd越えする勢いをプレーオフには持ち込めず、ランはわずか20ydに封じ込められました。
カウボーイズは一時、シーホークスに逆転されるものの、ラスト2ミニッツ直前にQB”ダグ・プレスコット”の体を張ったTDランを決めて再逆転。
Dak Prescott put it all on the line and propelled the Cowboys to a Wild Card victory over the Seahawks.
(via @NFL)pic.twitter.com/q0l53D2Se8
— Pro Football Focus (@PFF) 2019年1月7日
D#をすり抜け、最後は空中で縦に1回転しております。なんちゅう運動神経でしょう。
しかし、この状況からも奇跡プレーを生み出すのがQB”ラッセル・ウィルソン”であり、すぐさまWR”タイラー・ロケット”に53ydのロングパスを決めて、TDと2ポイントを決めます。
これで2点差まで追うも、オンサイドキックは失敗して試合終了。カウボーイズがシーホークスを破り、2回戦にコマを進めました。
カウボーイズvsシーホークスといえば、2006年のプレーオフで当時のQB”トニー・ロモ”が決めれば勝利のFGのホルダー役で失敗した苦い思い出があります。
これがいわゆる「ロモった」や、NHKで「Destiny」と命名されたシーンであり、12年の時を経てやっと成仏するでしょう。
(するのか?)
そして、この試合のFGで、またも名(迷?)シーンが生まれました。
レイダースからシーホークスに移籍したベテランK”セバスチャン・ジャニコウスキー”がFGをミスった上に太ももを抑え倒れこんだシーンに・・
ワイルドカードの録画を消す前に、 #40歳のハムストリング のシーンを記念にとっておいた。音がちょっと小さめだが。 #nfljapan pic.twitter.com/LRywwMcG97
— JETS狂のつぶやき (@jetskyou) 2019年1月9日
G+実況の近藤さんが、
「40歳のハムストリングが悲鳴をあげています!」
と、去年のスーパーボウルの「グロンコウスキー祭りだぁ!」以来のパワーワードを放ちました。
皆さんも「 #40歳のハムストリング 」には気をつけましょうw。
勝利したカウボーイズのQB”ダグ・プレスコット”のスタッツは、パス22/33回226yd獲得、1TD、1INT。
強力なシーホークスD#に苦戦するも、要所で決め、さらに決勝点を身を削るTDランで決めました。
加えて、“エゼキエル・エリオット”のランを支え、サックを量産する強力なシーホークスDL相手に1被サックで済んだOLの力も勝因でしょう。
意外にもカウボーイズは過去22年間でプレーオフは3勝しかしておらず、どこまで勝利数を伸ばせるか楽しみです。
一方、敗れたシーホークスのQB”ラッセル・ウィルソン”のスタッツは、パス18/27回233yd、1TD、0INT。
最後2点差まで追い詰めましたが、届かず。FGミスはお互い様なので、やはりランを完全に封じられ、援護射撃が無かったのが痛かったです。
相手を徹底的に研究し、強みを消しにかかるプレーオフ。HC”ピート・キャロル”はプレーオフ常連であるにも関わらず敗北したのは、やはり元ジェッツのOC”ブライアン・ショッテンハイマー”の力量の無さでしょう。
(ジェッツはOCショッテンハイマーで2回チャンピオンシップ行ったのですが、あれはD#の力ですw)
FGを蹴った際のJanikowskiのハムストリング・トラブル(肉離れ)によるFG失敗とその後の離脱がSeattleの敗退を決定付けましたね。パンターのDicksonは全くプレースキックが出来なかったんですね。二度のポイントアフターをキッカー離脱で2ポイントトライ、どちらも成功させるのは「さすが!」でしたが、得点後のキックオフはまだしも、オンサイドをドロップキックというのは初めて見ましたね。あのオンサイドの直前、満面の笑みだったJerry Jonesが顔を引き攣らせたのが、Seattleの底力なんでしょうね。
Brian Schottenheimerの執拗にAギャップに拘ったランのおかげで、セーフティが上がり気味になり、ロングが決まったことを考えると、それがゲームプランだったんですよ。きっと。
一大率さん>
パンターが珍しいキックで頑張りましたが、やはり本職が必要ですし、控えの無いキッカーが負傷すると致命傷ですね。
来シーズンは契約が無いかもしれません。
ショッテン・ハイマーの戦略は、ジェッツ時代のRB”トーマス・ジョーンズ”のゴリ押しからサンチェスがロングを狙う戦略と全く同じだったので「あー、進歩ねぇなぁー」と思った次第です。
この作戦、前半はひたすらガマンなんですよね。それよりも、もっとバリエーションをつけたコールでかき乱してほしかったです。
負けた負けた〜
40歳のハムストリングと共に白星がすっ飛んでいきました
ウィルソンのプレーは相変わらず男前でした
SBはチーフス対ラムズが観たいです
みきのりさん>
ウィルソンのキャッチアップ能力は相変わらず凄まじいですが、ランが出たカウボーイズにペースを持っていかれました。
私はSBはチャージャーズvsラムズのロサンゼルスボウルが希望です。
Seatle が負けてしまったため残る興味はLAC vs NO が実現するのか???です。
1.無冠の実力派リバースがリングを手に入れることができるのか?
2.ブリーズが ’05 シーズン後にリリースした古巣 LAC を SB の舞台で見返すことができるのか?
ディビジョナル・プレイオフ…目が離せませんね。
#12さん>
私はなんとかリバースにSBに行ってほしいのですが、なんせ相手がパッツですから望み薄です。
現時点で試合前ですが、朝3:00からとはいえ、頑張って応援いたします。
ア〜〜〜(TдT)
7日間の夢でしたね。
Pats 憎し (ーー゛)
#12さん>
ランO#が停滞したのが痛かったですね。
さらにジャニコウスキーの負傷など、不利な要素が多くありました。
しかし、あのDB陣がいないかつ、新人らが多く活躍したシーズンだったので、来シーズンも期待できるチームだと思います。