キッカーとプレッシャー

ワイルドカードの最終戦は、王者イーグルスvs最強D#のベアーズという好カード。

相変わらず下馬評では不利なイーグルスですが、なんせQBが史上最強のバックアップ”ニック・フォールズ”だから勝負は分かりません。

イーグルスは、またもアンダードッグ魂を見せるのか!?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

GAME CENTER(NFL.com)

  1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
イーグルス 3 0 7 6 16
ベアーズ 0 6 0 9 15

総評

やはりベアーズの守備は硬く、イーグルスQB”ニック・フォールズ”がエンドゾーンでINTされる失態を犯すなど大苦戦を強いられます。

しかし、イーグルスD#も負けておらず、秀逸なカバーでベアーズO#を封じてロースコアの展開で前半は終了。

 

後半にやっとフォールズがWR”ゴールデン・テイト”にTDパスをヒットさせ膠着状態を崩します。

 

ベアーズもQB”ミッチ・トゥルビスキー”がTDパスをヒットさせ逆転するも、ここで2ポイントコンバージョンを狙って失敗。ここで得られなかった1点が、勝敗に影響しました。

 

試合残り1分切ったところでイーグルスがTDを決めて16-15でイーグルスが1点リード。

しかし、ベアーズは瀕死の状況から意地のドライブを見せ、残り10秒で敵陣25ydに到達!

もはやFG余裕の射程距離内で、イーグルス絶対絶命!!

 

ベアーズK”コーディ―・パーキー”がまずFGを決めるも、これはお約束の集中切りタイムアウトで無効。

満を持しての2本目のFG!ああ、もうダメだ。さようならイーグルス・・
(;´Д`)ノ

なんと!逆転サヨナラFGだったはずが、バーに弾かれノーグッド!!

これは、かつてのAFCチャンピオンシップのレイブンズvsペイトリオッツのラスト、K”ビリー・カンディフ”の酷すぎるFGミスよりは惜しいが、衝撃的な結末。

 

なぜ外した!ベテランならばタイムアウトされるの分かっていて、1本目は試し蹴りするだろうに。

もしや、またも「#40歳のハムストリング」 なのか!しかし、パーキーは現時点で26歳なので関係なし!

ショックすぎるミス!記録はFGブロックとなっていますが、これはシカゴのマフィアからパーキーを守るためにNFLが擁護したのかもしれません。

 

なにわともあれ、持っている男”ニック・フォールズ”のイーグルスが、スーパーボウル連覇へ向けて1歩前進です!

 

ニック・フォールズ

イーグルスQB”ニック・フォールズ”のスタッツは、パス25/40回266yd獲得、2TD、2INT。

ベアーズD#の前にランO#はほぼ機能せず、パスラッシュもパスカバーも厳しい状態で良く勝てました。

WR”アルション・ジェフリー”とWR”ゴールデン・テイト”しか取れない場所にピンポイントで投げるパス精度のたまものでしょう。

イーグルスD#が予想外に良かったのも勝因です。

 

ミッチ ベアーズ

一方、敗れたベアーズのQB”ミッチ・トゥルビスキー”のスタッツは、パス26/43回303yd、1TD、0INT。

RB”ジョーダン・ハワード”のランが10キャリー35ydで、もっとハワードのランをコールすれば違った展開だったのかなぁ、と思ってしまいます。

加えて、2ポイントコンバージョンせずに普通にエクストラポイントを入れておけば、最後のFGを外しても延長戦だったので、この選択も悔やまれます。

 

しかし、スポーツに「たられば」は無いので、結局は最後のたった1本のFGミスで運命が変わってしまいました。

キッカーって、チームの命運背負う時があるのに給料が低いよねぇ。
(´・ω・`)