やっと目が覚めたか

ドラフトでS粛清のPICKを行ったJETS。さっそく、そのあおりを受けてS”マーカス・ギルクライスト”がカットされました。

そしてJETSはこれまでのやり方から方針転換を行います。

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S”マーカス・ギルクライスト(Marcus Gilchrist)”をカット

S”マーカス・ギルクライスト”はチャージャーズが2011年ドラフト2巡(全体50位)で獲得。2015年にJETSと4年契約をいたしましたが、2016年の12月に膝を負傷しIR入り。

JETSでの成績は5インターセプト、10パスディフェンス、137タックルを記録しています。2016年シーズンは悪くない成績でしたが、期待値に比べると比較すると低いです。

ドラフトでSSを獲得しましたし、加えて今シーズン、彼に発生するサラリーが6Mと高額であり、彼をカットすることで4.6Mのキャップスペースができるのであれば、カットする理由として十分でしょう。

チームの平均年齢がどんどん下がるJETSです。

オーナー公言!若手の起用を重視へ

ベテランをカットしまくり、近年にないぐらい選手の平均年齢が若くなったJETS。

NFL JAPANの記事によると、オーナー”ウッディ・ジョンソン”が若手起用の方針にGOサインを出して、意図的にチーム全体で新陳代謝を行う方向性のようです。

参考:https://nfljapan.com/headlines/18557

たしかにJETSは、これまで大金をはたいてヨソから大物を獲得するという傾向が強いチームでした。しかし、FAでベテランを獲得する傾向は即戦力を得れるメリットがある事に反して、キャップスペースを大量に消費する上に若手が成長せず、チーム内からスターが生まれない弊害を抱えておりました。

 

特にRBに関しては、2011年ドラフトで4巡目にて獲得した”ビラル・パウエル”。

彼がルーキー時代から私は「こいつ!できるぞ!!」と思っていたのに、JETSは先発RBがダメだとヨソからベテランRBを引っ張ってくる事を繰り返して、パウエルは優れた能力を持つにも関わず 永遠にバックアップ扱いでした。

しかし、チーム全体で「ベテラン<若手」という方針転換があるとすると、2017シーズンこそRB”マット・フォーテ”から先発を奪う事に期待しています。

 

そしてQBに関しても、先発はキャンプの成績次第でFAで獲得した”ジョシュ・マッカウン”よりも、2016年ドラ2QB”クリスチャン・ハッケンバーグ”を起用する可能性も高くなります。

 

何にせよオーナー自ら「若手起用」を公言した影響は、これまで以上に大きな改革となるでしょう。

LB” ブルース・カーター(Bruce Carter)”を獲得

若手起用をうたった直後になんですが、元DALのLB”ブルース・カーター”を獲得しました。

カーターは2011年ドラフトでカウボーイズが2巡で獲得したLB。2014年からテキサンズに2年所属しましたが、昨シーズンの先発は1試合のみで成績も16タックルでした。

「ベテランを獲ってるじゃん」と言っても、彼はまだ29歳。かつ、成績はイマイチでサラリーは高くないし、まだまだ若手。

吉本だって活躍しなきゃ、いつまでたっても若手だしね。

その他

CB”ニック・マーシャル”をカット(不正薬物使用で4試合出場停止だった)

FB”Chris Swain”をカット

C” Alex Balducci”を獲得(49ersカット→ウェーバー)