突然すぎる死
信じられないニュースですが、NFLの下部リーグとして育つかと思われていたAAF(アライアンス・アメリカン・フットボール)が1シーズンを終了する前に突然、リーグ自体の終了が発表されました。
こんな終わり方、あるのですね。
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AAF、1シーズンを終える前に終了
既にNFL JAPANでも取り上げられておりますが、AAFがシーズン残り2試合を残して、突然の休止が発表されました。
理由は資金難。
当初は資金繰りがヤバイ噂をNHLの”カロライナ・ハリケーンズ”のオーナーが2億5000万ドル(約278億円)を出資してAAFのチェアマンに就いたことで「大丈夫」としていましたが、その裏ではやっぱり財政難に陥り、資金集めに奔走しましたが上手くいかなかったようです。
多くの選手にNFL復帰への希望を与えたAAFですが、突然のリーグ終了でその道が一瞬で絶たれた事が、残念です。
当然、「ジョニー・フットーボール」こと”ジョニー・マンジール”も被害者の一人。
・前回のニュース
NFL復帰を目指すため、CFL(カナディアン・フットボール・リーグ)を蹴ってAAFに入ったのに、2試合目に膝蹴りを喰らい脳震とうを起こしてノックダウンし、その翌週にAAFごとノックダウンしてしまうとは、なんという不幸でしょう。
いや、マンジールらしいと言えばマンジールらしいのかも・・・・
残された希望はXFLか?
AAFが倒れた今、注目されるのは2020年開幕予定の「XFL」。
これは世界一のプロレス団体「WWE」が運営する新フットボールリーグです。「新」と言っても、こちらもかつて1シーズンで終了してしまったリーグなのですが、潤沢な資金を武器に再チャレンジします。
WWEオーナーのご存知”ビンス・マクマホン”は、XFL再開のために2億7200万ドル(現日本円レートで約303億1200万円)ものWWEの株式を売却し、マクマホンは「3年間で5億ドルを投じてリーグを始める準備は出来ている」とコメント。
さらにWWEは「WWEネットワーク」という独自のネット配信会社を持っている上に、XFLをWWEネットワークのコンテンツとして展開するのみならず、ケーブルテレビ等の他局での放映も計画されているようです。
当然、本業のWWE内でもCMをガンガン流せる強みもあり、先に盛り上がりそうな雰囲気だったAAFが消滅したとなるとXFLに期待せざる得ません。
しかし、AAFの失敗は「NFL以外は盛り上がらず失敗する」という悪いイメージを加速させたことになります。
ここはマイナースポーツであったプロレスを世界規模に成長させたWWEの手腕に期待するしかありません。
個人的にマンジールがXFL入りし、「マンジール通信」が継続されることを願っております。
やはり大スターであるマンジール頼みのリーグだったので、離脱のダメージは大き過ぎたのでしょうね(笑)。
T.Takahashiさん>
おそらくマンジールの影響力はミジンコよりも無かったかと・・
AAFはそれなりに見ていたので突然の閉店は残念でした。AAFは、NFL下部リーグ的存在として、NFLと「地続き」であると感じます。きっと今シーズンの参加選手のうち何人かはNFLと契約できるのだと思います。XFLだともう少し派手さを演出しそうなので、「色モノ」的な扱いになりそうな気がします。NFLに入れなかった人が生活のためにアメフトパフォーマーになるという感じなのではないでしょうか。
マンジールについてですが、本気でNFLに戻りたいならCFLへ行くべき。XFLに行くのならNFLをキッチリ諦めて客寄せパンダに徹するべきだと思う。
vintaさん>
XFLはNFLとは違った特色で攻めてくるでしょうね。それはそれで楽しみです。
マンジールは、もはやどこに行ってもNFLには戻ってこれないと思います。正直なところ。
おっしゃるとおりXFLで活躍するために、キャラを作ってパフォーマーに徹した方がいいでしょう。