何もいえねぇ

まぁ予定どうりなのですが、JETSの今シーズンの戦力構想から外れていた”ティム・ティーボウ”がとうとうJETSからリリースされました。

1年前の今頃は、夢と希望に満ち溢れていたのに、まさかこんな事になるとは誰が予想したでしょうか。
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ティーボウは、一昨年は瀕死の状態だったブロンコスをプレーオフに導き、さらに強豪スティーラーズを倒す大金星をあげるものの、2012シーズンオフに”ペイトン・マニング”を獲得したブロンコスは、ティーボウをトレードでJETSに引き渡しました。

ティーボウはJETSで再び先発を目指すために、ワイルドキャットやSTのシーンのみで起用されるなど、どんな屈辱的な扱いにも耐えてきました。

が、しかし、サンチェスのパフォーマンスがどんなに悪かろうと最後まで先発はおろか途中交代のチャンスも与えられず、JETSのシーズンが終了。
最初は紳士を振舞っていたティーボウも最後のほうは、不満を漏らしておりました。

 

そしてドラフトの間も彼のトレード相手が見つからず、月曜の朝にJETSの施設に呼び出され、HC”レックス・ライアン”とGM”ジョン・イジク”と面談し、解雇を通告されました。

今回のリリースに関してHC”レックス・ライアン”は「彼の多くを尊敬している」「残念ながら、我々の全ての事が上手くいかなかった。」「彼が非常に練習熱心だというのは、このオフシーズンでチームに戻ってきた事で明らかである」「彼の明るい前途を祈っている」
と、コメント。

たった1年ですがJETS史に残る奇妙な事件として、ファンはこの事を忘れられないでしょう。
ティーボウ騒動でティーボウのJETSジャージを買った人は、ファーブの時よりも金返せって感じでしょうな。

 

さて問題は、人気は絶大だが、獲得すれば連日マスコミが押しかけて、チームの空気を壊す可能性が高い、NFL史上最大のジョーカーともいえるティーボウを獲得に動くチームがあるのか?ということ。

ジャガーズはドラフトでアーロン・ロジャースの弟を獲得したとはいえ、地元で絶大な人気を誇るティーボウを集客のためにも確保したいはず。

そしてパッツのHC”ビル・ベリチック”は以前からティーボウに興味を持っており、加えて今のパッツにはブロンコス時代にティーボウをドラフトで獲得した張本人OC”ジョシュ・マクダニエルズ”がいるわけです。
パッツがティーボウを獲得するとなると上手いこと他のポジションにコンバートして、恐ろしい武器になる事も考えられます。

 

皮肉な事ですが今シーズンのオフもティーボウが盛り上げます。
さよなら、そしてゴメンね、ティーボウ。
(´;д;`)