空前絶後のハイパーD#

いよいよ新生JETSのお披露目となったプレシーズンマッチ。

ベテランを一掃しスターと呼べる選手が全くいないJETSに関して、オフの間のパワーランキングは常に最下位かブービーでした。

ちょっと世間の目を覚まさせてやりますか!

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スコア&ダイジェスト

リンク:ダイジェスト動画(youtube)

  1 2 3 4 T
TEN 0 0 3 0 3
NYJ 7 0 0 0 7

オフェンス

事前情報とは違い先発はベテランQB#15″ジョシュ・マッカウン”

2015年はケガさえしなければブラウンズをプレーオフに導いていた可能性があるQBだけにベテランの妙技を見せます。

まずWR#89″ジャーリン・マーシャル”へのパスで1stDownを更新し、次はWR#11″ロビー・アンダーソン”へカバーが2人ついてるにも関わらず、走りこむ先にピンポイントの53ydのロングパスをヒット。

仕上げは敵陣4ydの3rdDownというプレッシャーがかかる難しい状況で、相手D#の状況を見抜いてカバーの隙間のWR#17″シャロン・ピーク”にTDパスをヒットし、予想以上のドライブを見せました。

タイタンズD#もほぼファーストチームのようだったので、これは主力相手に文句のないドライブです。

 

マッカウンの出番はこのドライブのみで、次は期待のQB#05″クリスチャン・ハッケンバーグ”が登場したのですが、1stDownは取れるもののそれが続かず、第3Q残り1分まで投げましたが結果は無得点。

スタッツはパス 18/25回127yd、0TD、0INT。ファンブル2回ロスト1回。数値的にはイマイチなのですが、そんなに的外れなパスもなくポケットでバタバタする事もなく落ち着いており、ファーストチームで投げれば結果はついてくると思います。

あと今回は戦略上ショートパス主体で攻めリズムをつけ、最後の方でロングを混ぜる構成で実戦に慣れさせる方針だったようです。ミドル以上のパス精度に不安が残りましたが、合格点のパフォーマンスは見せました。

スナップ時のファンブルが痛いですが、そこも練習しだいということで。

 

あと、ハッケンバーグのドライブが続かなかった大きな理由としてランが全く出ず、その助けを借りれなかった事が大きいでしょう。

RB”マット・フォーテ”とRB”ビラル・パウエル”の主力2人が欠場とはいえ、ラン56yd平均1.8ydは酷すぎです。

RBがダメと言うよりOLがパスプロは上手いのですけど走路を開けるのが下手で、タイタンズDL相手に3rd-1ydすら取れませんでした。

まだまだパスO#に不安要素が残るので、QBを助けるために少しでもランでゴリ押せる力は必要となるでしょう。

 

QB#09″ブライス・ペティ”に関しては、パス2/6回16ydというスタッツ。

昨年はサンドイッチされる形でサックを喰らって死んだかと思いましたが、今回はそれを上回る3方向からサックを喰い「今度こそ死んだか」と思いましたが、無傷で済みました。