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ジーノ降臨

とうとうJETSの開幕戦の時がやってきた。その相手は海賊バッカニアーズ。

JETSの顔であったCB”ダリル・リーヴィス”の移籍先で、パス不毛地帯「リーヴィスアイランド」がJETSの前に立ちはだかります。

さらにLBにコンバートしたLB”クイントン・コプルス”は欠場。サンチェス負傷のため先発はルーキーQB”ジーノ・スミス”。ホームといえど状況は不利な対戦となりました。

果たしてJETSはホームでの開幕戦を勝利できるのか?
初っ端からシビれる展開となりました。
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▼ダイジェスト
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    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
バッカニアーズバッカニアーズ (0-1-0) 7 7 0 3   17
ジェッツジェッツ (1-0-0) 2 10 0 6   18

 

▼O#
最後のシーンから説明すると、1点リードのJETSはバッカニアーズ決死のドライブを止められず、K”ライアン・リンデル”にFGを決められ17-15 と逆転されてしまいます。

反撃のJETSの最後のドライブは自陣20ydからで残り34秒。そしてタイムアウト0。ジーノのこれまでのパフォーマンスからすると、34秒でFGレンジに行くのは難しく、誰しも勝ち目は無いと思ったでしょう。

 

ミドルを通すもラスト15秒でまだ自陣。パスを投げあぐねた最後のジーノ選択はなんとスクランブル!!
「おいおい、倒されたら終わりじゃねーか!!このバカチンが~~~!」と思ったら、10yd走ってサイドラインに逃げる。そしてここで奇跡が起こる。
ジーノを追いかけてきたOLB#54″ラボンテ・デイヴィッド”が、既にサイドラインに出たジーノを押したためパーソナルファールを取られて15ydさらに前進。

このおかげで敵陣30ydまで進み残り7秒。最期はK”ニック・フォーク”の48ydFGにつながりラスト2秒の大逆転勝利となりました。

 

しかしそれまでのジーノは、そこそこパスを通すものの肝心の3rdDownを更新できず攻めあぐねました。
失点につながるファンブルロストやINTも記録。スクランブル成功もありますが、パスラッシュから逃げるあまり、後退しすぎて大きなロスも目立ちました。

 

そして致命的にランが全くでない。RB#33″クリス・アイヴォリー”は15yd、RB#29″ビラル・パウェル”は29yd。一番走ったのは47ydを記録したジーノのスクランブルという内容。
パスもWR#11″ジェレミー・カーリー”がナイスレシーブを見せるも、基本的にカバーされ封じられた感があります。

 

ホームズは前半の23スナップのみに出場。vsリーヴィスのマッチアップは4回パスをリーヴィス方面に投げて成功したのは1回13yd。これが今試合でのホームズ唯一のレシーブとなります。
ショートスラントすら前に回りこんで叩き落すリーヴィスの動きは健在でした。

TE#87″ジェフ・カバーランド”が負傷退場で下がるも、活躍したのが元ドラ1のTE#81″ケレン・ウィンスロー”。
第2QにバッカニアーズがTEのカバーが甘いと分かるや、パスを集中させてTDへつなぎます。
最後の逆転ドライブでも25ydのミドルパスをレシーブし、勝利に大きく貢献しました。

 

あとOLが良かったのも勝因です。全般的にジーノのボールの保持時間の長さが目立ちます。

勝つには勝ちましたがランに大きな課題を残しました。