ディフェンス

アジャイに走られると思っていたら、そのアジャイを全く走らせなかった予想外のD#陣。

アジャイは元から負傷していて調子が悪かったのかもしれませんが、JETSのD#は積極的にランストップを仕掛けて、ILB#56″デマリオ・デービス”、DE#92″レオナード・ウィリアムス”、NT#99″スティーヴ・マクレンドン”が次々とドルフィンズOLを抜けてアジャイを捕まえロスさせます。

特にドラ1SS#33″ジャマール・アダムズ”が鬼神のごとき活躍を見せました。アジャイにドラゴンスクリューを決めて足にダメージを与えるのみならず、さらにカトラーのロングパスを阻止した上に、カトラーにサックを決めて縦横無尽に暴れまわります。

結果、RB#23″ジェイ・アジャイ”はラン16yd。ドルフィンズ全体でもランが計30ydという驚異のランD#を見せました。

 

プレビューで書いたランストップの願いが叶ったら、もうこっちのものです。

一度引退したカトラーは、やはりランの助けが無いと生きれないQBとなってしまったようで、ターゲットに投げ分けが出来ず、コントロールが悪化。

と、言いますか、上体が起きたまま手投げみたいな球威を感じないパスを投げたり、これまでJETSが散々やられてきたカトラーの姿はそこにはありませんでした。

 

例えカトラーがコントロールがついたパスを投げたとしても、JETSのDB陣がバンバン叩き落とします。カウボーイズでBUSTの烙印を押されたCB#21″モーリス・クレイボーン”がTDパスを阻止したプレーは秀逸。こいつは化けるかもしれません。

 

ほぼ敵陣に入れないドルフィンズO#は、フラストレーションのせいなのかフォルススタートを連発したり、へんなタイミングでパントフェイクを仕掛けて失敗し自滅するなど、流れを掴めないどころか空回りします。

最後のドライブこそJETSのD#が緩く守ったためにラスト0秒にTDされるも、内容的には完封と言っても過言ではありません。

D#のスーパープレーが出るたびに、叩きあって喜ぶ若者たちの姿は青春ですね~。(みんないい大人だけど)

スペシャルチーム

先週の敗因と言ってもいい”カリフ・レイモンド”はカットし、プラクティス・スクワッドに降格。

今日のパントリターンは名手WR#14″ジェレミー・カーリー”がつとめてミスは無し。

「これフェアキャッチじゃねーの?」と思う様なパントもきっちりリターンして、平均7ydのゲインを生む活躍を見せました。最初から、カーリーにやらせとけよ・・・
(;´Д`)ノ

 

K#07″チャンドラー・カタンザーロ”は45ydのFGを失敗。ポールにかすりもしないハズし方するので、泥キッカーは怖いです。

総評

両チーム反則しまくってグダグダな展開になりつつも、やっとJETSのD#が機能して、重要なホーム開幕戦&同地区対決に嬉しい初勝利を飾りました。

やはり経験の少ない若手ばかりなので、開幕戦からのロード2連発は慣れぬ遠征とアウェーの洗礼で力を出せなかったのでしょうか。

今日のDB陣はプレシーズンで見せたキレキレの動きを見せてくれました。このパフォーマンスが続けば、プレーオフ出場も期待できます。

 

ランが出ない、ショートヤードが未だに取りづらい などの課題を残しつつも、一定のO#力とハイパーD#を見せたJETSの次戦は、ロンドン帰りのジャガーズをホームで迎え撃ちます。

ジャガースは毎年、ロンドンで試合をしている地の利を生かしてレイブンズ相手に44点を取り圧勝していますが、海外遠征からのロードとなるジャガーズに対して、ホーム2連戦のJETSの有利はかなりのものです。

ここはサクッと2連勝で首位争いに食らいついていきたい所です。

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