▼D#
今回もやらかしたD#陣。

パスを投げあぐねたニュートンが、セーフティーバルブのRB”ディアンジェロ・ウィリアムス”へショートパス。
ここから一気にサイドライン際を走られ、ILB#52″デビッド・ハリス”が追いつけないのはまだしも、かなり前方にいたCB#27″ディー・ミリナー”が相手D#のブロックをさばけず、もたもたして72ydのTDを奪われる。

本当にリーヴィスがいた頃はロングゲインされて、1発でTDまで持っていかれる事ってありませんでした。
パスカバーのみならず、素早い状況判断でどこからでも飛んできて、確実に止める守備範囲の広さこそ「リーヴィス・アイランド」と呼ばれた理由です。

ちょっとミリナーに過度な期待はしない方がいいですね。

 

フロント7も頑張りましたが、2サックは物足りません。

しかしながら、再三レッドゾーンに入られてもTDを許さない堅守を見せ、それだに第4Qまで僅差で追う展開を見せました。
パンサーズのギャンブルも止めて、モメンタムを掴んだだけに、終盤の自滅はD#にとったら精神的にまいるでしょう。

 

▼ST
TDを奪われるきっかけとなったパントブロックされるシーンに関しては、今シーズンはこれまでこういう事が無かっただけに、非常に痛い。

フォーク様は今宵もロングFGを決めて安定感を見せますが、オンサイドキックの練習はしてなかったのか、中央にボテボテ転がすだけの話にもならないオンサイドを蹴りました。

ブラウンズ相手にみえみえのオンサイドを成功させたパッツとの準備力の差が、こういう所で垣間見えます。

 

▼総評
僅差で追う展開で最後まで期待も出来ましたが、結局はミスで自滅。
ジーノは「連敗はするが連勝はしない」という、最悪の新法則が出来上がり、BUST臭がムンムンしております。

レシーバーに関しても、ホームズは今シーズン限りでしょうね。昨シーズンの重症から復帰して活躍してくれるかと思ったら、重要なところでパスを取れないシーンの方が目だちます。
ヒルもダメですし、ぶっちゃけJETSにはパスO#を縦に伸ばすエースレシーバーというのがいないのです。ジーノのみならずコレも深刻な問題です。

 

あと、ヤクザみたいなパンサーズHC”ロン・リベラ”がイリーガル・フォーメーションの反則を取られた時に「ワレ、どこに目をつけとんねん」と、審判に詰め寄るシーン。
審判は目を合わさずに後ずさり。その後、この反則が取り消しになり、恫喝の現場を目撃しました。

 

この試合の後のレイブンズの勝利により、JETSのシーズンエンドが決まりました。
せっかくなので残り試合はシムズに投げさせて、彼に経験を積ませたいですね。

今シーズンも応援、ありがとうございました。

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:ジーノのスタッツはパス 15/28、1TD、1INT。
ランは44ydと足を使い稼ぎましたが、パスが改善されなければ根本的な解決になりません。

来シーズンも彼を続投させていいのか、疑問が残ります。