不屈の男、再び

今シーズンは、旧レッドスキンズを「ワシントン」という名称で記載いたします。

人種差別問題から派生した改名問題と重役のセクハラ問題など、トラブルに揺れるワシントンですが、久々に朗報です。

QB”アレックス・スミス”が今シーズン復帰します。

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「アスミス」ことQB”アレックス・スミス”が2年ぶりに復帰

・これまでの経緯

マーク・サンチェス
まだ需要があった いよいよ佳境を迎えるNFL2018シーズン。 僅差ながらNFC東の単独首位にたったワシントン・レッドスキンズにアクシデントが発生しました。

 

2018年11月、当時レッドスキンズの先発QB“アレックス・スミス”(以下、アスミス)はテキサンズ戦にて、DE”J.J・ワット”とCB”カリーム・ジャクソン”のサックを喰らって、脛骨と腓骨を骨折しました。

 

この負傷が予想以上に重傷であり、加えて手術中に人食いバクテリアに感染してしまい、キャリア絶望どころか足を切断してもおかしくないレベルだったとのことで、2019年シーズンは全休しました。

(※感染に関してはコメントより情報を頂きました。ありがとうございます。ちなみに「bacteria alex smith」で検索すると、感染した箇所のグロ画像がヒットするので注意です。)

 

そして時は流れ開幕が迫ったこの度、彼の手術にあたった外科チームから試合への出場許可が出ました。

アスミスはESPNの取材に対して、

「私の骨は良い状態であることを誰もが認めている」

「私は目標は全て練習に集中している。それが次のステップで、私が練習出来る事を全ての人に証明せねばならない」

と、2年ぶりの復帰に燃えております。

 

思えば、49ers時代は”コリン・キャパニック”に先発を奪われ、チーフス時代はプレーオフに再三出場するも結果を残せず、QB”パトリック・マホームズ”に押し出される形でワシントン(旧レッドスキンズ)に移籍。

その矢先に選手生命を脅かす重傷を負ったのですから、普通の人間ならば心が折れても仕方ない状況だったと思います。

しかし、アスミスの旅は終わらない。どん底のワシントンに希望をもたらす光になると信じています。

おまけ

大怪我からの復帰を目指すアレックス・スミスの信念