1年越しのマッデンの呪い?

ディビジョナルプレーオフ3試合目にいよいよ王者チーフスが登場

対戦相手は18年ぶりにプレーオフに出場し、26年ぶりにプレーオフで勝利した真逆ともいえる立場のブラウンズ

チーフスが圧倒するか思いきや、予想外の展開が待っていました。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ブラウンズ

3

0

7

7

17

チーフス

6

13

3

0

22

総評

アローヘッドスタジアムに、このコロナ禍にファンが16000人以上集まり、チーフス2連覇への第1歩を見守ります。

これほどの観客は今シーズン初めて見ました。カンザスシティは大丈夫なんでしょうか?

 

それはさておき試合はチーフスがあっさり先制し、一方ブラウンズはチーフスS”タイラン・マシュー”等の活躍によりオフェンス停滞。

このままワンサイドゲームかと思いきや、チーフスQB”パトリック・マホームズ”が左足の親指を負傷するトラブルが発生。

しかし、足を引きずりながらもスクランブルするなどオフェンスを引っ張り、前半を3-19で終えます。

 

ブラウンズはRB”ニック・チャブ”のランを皮切りに反撃に出るも、TDになるはずのダイブがヘルメットから当たられる疑惑のタックルでこぼれたボールがエンドゾーンからボールが出たためにタッチバックの判定になる不幸があり点差を詰めれず。

 

チーフスがさらに点差を引き離して勝利するかと思ったところで、トラブルが発生。

マホームズがLB”マック・ウィリアムズ”にブルドッキングヘッドロックで頭をフィールドに打ち付けられ、脳震とうとなりOUTとなりました。

 

チーフスのバックアップQBはなんと、まだNFLにいた”チャド・ヘニー”。不謹慎ですが、まさにブラウンズにとってチーフスに勝つチャンス到来!

ブラウンズは第4QにRB”カリーム・ハント”のTDランで17-22とワンポゼッション差に詰め寄り、さらにチャド・ヘニーのロングパスをエンドゾーンでにてINTで切り抜け大チャンス!!

・・・しかし、チーフス意地のディフェンスでパントに終わる。

 

最後にオフェンスを取り返したかったブラウンズですが、無駄なチャレンジによるタイムアウトの消費が響き、最後はヘニーにギャンブルで覚悟の1stDowmを更新され試合終了

チーフスがマホームズ不在のピンチを耐え抜き、3年連続のチャンピオンシップに駒を進めました

 

 

途中離脱したチーフスQB”パトリック・マホームズ”のスタッツは、パス21/30回255yd獲得、1TD。ランでも1TDを記録。

しかし、勝利の代償は重く、左足親指の負傷に加えて脳震とうプロトコル入り。来週のチャンピオンシップに出場できるかどうか現時点で不明です。

WR”タイリーク・ヒル”が8レシーブ110yd、TE”トラビス・ケルシー”が8レシーブ109yd獲得1TDといえど、これはマホームズあっての成績です。

QB”チャド・ヘニー”では万全のビルズに勝つのは難しいでしょう。

 

 

惜敗したブラウンズQB”ベイカー・メイフィールド”のスタッツは、パス23/37回204yd獲得、1TD、1INT。

マホームズがOUTになった以降に火がついて連続でTDを決めて1ポゼッション差に詰めますが、惜しくも届かず。

誤審疑惑のタッチバックが非常に悔やまれます。

RB”ニック・チャブ”とRB”カリーム・ハント”ともに平均獲得ヤードは5以上であるが、こちらも火が付くのが遅かった印象があります。

この敗戦をバネに来シーズンはさらに強いブラウンズが帰ってくるでしょう。