民衆のための、民衆による、ミンシュー登場
ジェッツの今日の相手は、NFL創設以来11連敗でなぜか勝てない天敵イーグルスが相手。
前回酷いパフォーマンスであったQB”ザック・ウィルソン”の状態が気になりますが、イーグルスの先発QBは”ジェイレン・ハーツ”ではなく、昨年までジャガーズの先発を務めていた”ガードナー・ミンシュー”が登場
一部では人気のあるオフィシャル髭男です。
この難敵相手にジェッツは長年の天敵を打ち破れるのか!?
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スコア&ダイジェスト
ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
イーグルス |
7 |
17 |
3 |
6 |
33 |
ジェッツ |
12 |
6 |
0 |
0 |
18 |
オフェンス
オープニングドライブはWR” ブラクストン・ベリオス”のビッグリターンで敵陣20ydからのチャンス。
QB”ザック・ウィルソン”は調子を取り戻し、RB”テビン・コールマン”のランとパスで敵陣1ydへ進み、最後はWR”イライジャ・ムーア”へのTDパスで先制。
(しかし、エクストラポイントを外す)
The kids are alright.@ZachWilson | @e_moore03#PHIvsNYJ on CBS pic.twitter.com/pSlIAcg7Q4
— New York Jets (@nyjets) December 5, 2021
次のドライブもWR”イライジャ・ムーア”のエンドアラウンドなど地上戦で攻めるようにみせかけ、要所でQB”ザック・ウィルソン”がミドルを通し、最後はスニークでTD!
(しかし、エクストラポイントをまた外す)
!∑(゜ Д゜)
3シリーズ目もWR”イライジャ・ムーア”のロングゲインから最後はTE”ロバート・グリフィン”へのTDパスで3シリーズ連続でTDを決める!!
(しかし、2ポイント失敗)
(TωT)
ジェッツの好調はここまで。
前半は3TDを決めるも、第3Qはほとんどイーグルスのオフェンスに時間を使われ得点を積み重ねられ、第4Qではウィルソンのパスが高すぎてインターセプトを喰らい、観客が大量に帰宅しました。
QB”ザック・ウィルソン”のスタッツは、パス23/38回226yd獲得、2TD、1INT、ランで1TD。レーティングは83.9。
先週よりマシになりましたが、プレーコールやWR”イライジャ・ムーア”のスキルに助けられた部分も多く、判断が遅いスクランブルやパスが高すぎて敵にドストライクに投げてインターセプトされるなど、まだまだフランチャイズQBとしてはもの足りません。
能力は間違いなくあります。今シーズンは可能な限りの成長に期待しましょう。
ディフェンス
本日もダメなD#。
イーグルスO#のランを基本的に止めれずズルズル行かれる上に、不意を突いてくるQB”ガードナー・ミンシュー”のパスに対応ができません。
特に最初のTDパスが秀逸。
.@goedert33 didn’t come to mess around!#PHIvsNYJ | #FlyEaglesFly pic.twitter.com/MZSkmvZOgu
— Philadelphia Eagles (@Eagles) December 5, 2021
プレッシャーを受けながら、D#の間のドンピシャのところにパスを落としてTD!
ジェッツD#はモズリーがSと接触して転んでカッコ悪い・・・。
このパスはかつてイーグルスをスーパーボウル制覇に導いたバックアップQB”ニック・フォールズ”を髣髴とさせます。
試合序盤はジェッツのO#がいくらTDを決めても、イーグルスも負けじとTDを返す珍しい撃ち合いの展開に発展します。
しかし、ジェッツはエクストラポイント失敗の差で常にリードされ、後半は完全にイーグルスペース。
第3Qはイーグルスオフェンスに14分(31プレー)も時間を使われ、最終的に7ドライブ連続で失点しました。
この試合、イーグルスがパントを蹴ったのは勝負が決した第4Q最後のドライブのみです。
予想通りイーグルスのOLは優秀であり、RB”マイルズ・サンダース”に120ydも走られました。
LB”C.J・モズリー”は機能しないどころか、イーグルスのギャンブルでエンクローチメントの反則をやらかしてファーストダウンを相手に与える大失態を犯します。
このミスがなければ、第3Qは一方的な展開になっていなかったでしょう。イライラしすぎて冷静さを欠いていました。
スペシャルチーム
試合直前にK”マット・アメンドーラ”をカットして、K”アレックス・ケスマン”と契約しましたが、これが大失敗。
エクストラポイントを2本連続で外すという、見た事のない大失態を見せます。
QB”ザック・ウィルソン”の3TD目は2ポイントコンバージョンを試みるも失敗。
3TDなのに18点。実にFG1本分を損しました。これは非常に大きな損失であることはNFLファンならば明らか。
果たして次週のキッカーはどうなるのか予想できない状況です。
STで良かったのは、相変わらずWR” ブラクストン・ベリオス”のリターン。
オープニングのキックオフからいきなり敵陣21ydまで79ydのビッグリターンを見せました。
こういうSTの活躍は久々で、しびれました。
総評
やはりイーグルスには勝てず、これで対イーグルス戦は12連敗という記録更新。
恐るべきはQB”ガードナー・ミンシュー”です。イーグルスでは初先発であったのに非常に落ち着いていてパスも正確。
昨シーズン、ジャガーズで勝てなかったのがウソのようなパフォーマンスで、イーグルスに貴重な1勝をもたらしました。
試合後は久々の勝利に感極まって、観戦に来ていた父と激しく喜び合っていました。
肩が弱い方で丁寧なパスで攻めるスタイルとは裏腹に、サイドラインや試合後のファンサービスでは感情的で熱いところを見せる魅力のあるQBです。
もしや、ニック・フォールズのように、ミンシューがスーパーボウルを制覇する事もあるかもしれません。(たぶんない)
そして、我らがジェッツは私の「ドラフトのために負けなくていい!勝て!」という思いとは真逆にドラフト上位に向かっております。
来週はイーグルスとは違い、比較的勝利しているセインツ。来週こそ勝つ!!
今週のキッカーには度肝を抜かれましたが、見事にリリースされましたね。このチーム状況であのパフォーマンスはいただけないので致し方なし…
とみいさん>
いつのまに!光のごとき解雇の早さですね。そりゃ、あんな最短のキック2回外すなんて、プロにあるまじき事です。
あれでしたら、パンターに蹴らした方が入ってました。
ベリオスにはjetsの顔になって欲しい選手の一人!
イライジャモーアとウィルソンも!
エクストラポイントのキックを連続で外したあたりで、なんか嫌な予感しか。
後半はもうテンションだだ下がり。
「ミンシューは相変わらず立派な口ひげだこと。カラオケではドゥービーブラザースしか歌わないんだろうなあ」とか、
「ライアン・ケリガンはイーグルスに移籍してたのか。引っ越しの距離が短くてよかったね。彼がマット・ライアンの養子になれば、ライアン・ライアンか。くふふふふ」
などと、全くどうでもいい事ばかり考えつつ、ただただ試合を眺めるだけでした。
次週こそは、次週こそは・・・
まじで思うのが経験豊富なベテランキッカー獲るべき! ケスマンもアメンドーラも経験が浅い選手たちなのよね〜