まさかの3人PICK

いよいよ運命のドラフト初日です。

昨シーズンはDBの補強が上手くいかず、今シーズンは最大の欠点であったCBを1巡目で獲得するモックどおりの展開かと思いきや、終盤に予想外の展開が待っておりました。

[※この記事は「【速報:NFLドラフト2022】ジェッツ1巡目、4位でCBアフメッド・ガードナー、10位でWRギャレット・ウィルソンを獲得!」を追加、編集したものです。]

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1巡目(全体4位)CBアフメッド・ガードナー(Ahmad Gardner) Fromシンシナティ大

動画:

https://www.youtube.com/watch?v=yS4poa8BF_U

ほとんどのモックで予想されているとおり、ジェッツは”ダレル・リービス”が抜けて以降の弱点であるCBの”アフメッド・ガードナー” を獲得しました。

 

ガードナーは身長 191㎝/体重86㎏という大型CBでエヴァンゲリオン並みに細長く、長い腕を使ってプレスカバーをするのが得意としています。

大型なので早い切り返しに弱いように思えますが、コンバインではクイックネスの高さを見せてその不安を払拭しています。

 

カレッジでは1年目から先発を務め、3年間で1100回以上のカバレッジスナップをこなし、許したタッチダウンは0回という信じがたい数字を残しており、相手QBのほとんどが彼がカバーしているレシーバーへ投げるのを避けるシャットダウンコーナーぶりを見せました。

「プレーが始まる前に(レシーバーの)ルートを終わらせる」と評価されている、まさに「究極のシャットダウンコーナー」です。

ただゾーンディフェンスについては経験が必要とのこと。

 

ジェッツの1巡CBといえば、NFL史に残るシャットダウンコーナーCB”ダレル・リービス”を思い出しますが、ジェッツファンにとっては2013年ドラフト1巡で獲得し、リービスの後継者として大いに期待されたCB”ディー・ミリナー”の存在がトラウマです。

ミリナーは役に立たないどころかケガばかりで、フェードアウトしました。まさにバスト(超期待外れ)です。

ガードナーこそリービスの真の後継者として期待が高まります。

1巡目(全体10位)WRギャレット・ウィルソン(Garrett Wilson) from オハイオ州立大学

動画:

シーホークスに”ジャマール・アダムス”をトレードする事で得たジェッツの全体10位は、WR“ギャレット・ウィルソン”を獲得。

身長183㎝、83kgと体格は平均的ですが、40yd走4秒36の爆発的な加速でDBを振り切るビッグプレーメーカーです。

テクニックに課題が残るものの、ランアフターキャッチの能力はチームメイトである同1巡候補WR”クリス・オレイブ”以上と言われています。
※クリス・オレイブは11位でセインツが獲得。

 

ジェッツのレシーバー事情は、昨シーズンのドラ2でシーズン中盤から頭角を現した天才WR”イライジャ・ムーア”、シーズン終盤にリターンでも大活躍し契約延長したWR”ブラクストン・ベリオス”に加えて、FAで元ベンガルズのTE”C.J・ウゾマ”、元バイキングスのTE”タイラー・コンクリン”を獲得しており、レシーバー天国になっていますが、脅威を与えて相手D#を縦に伸ばすビッグプレイメーカーには欠けていました。

そのラストピースがWR”ギャレット・ウィルソン”となるわけです。

 

これだけお膳立てされたらQB”ザック・ウィルソン”も奮闘するしかありません。いよいよパスO#爆発のシーズンとなるのか!!?

まさかの1巡3人目!

順当に4位と10位を獲得してジェッツのドラフト初日は終了かと思ったら、なんとトレードUP発生!

・ジェッツ獲得:1巡(全体26位)、3巡(全体101位)

・タイタンズ獲得:2巡(全体35位)、3巡’(全体69位)、5巡(全体163位)

これは悪くないナイストレードだ!

 

そして、このトレードUPで獲得された男が会場にド派手な姿で現れた!

1巡目(全体26位)EDGEジャーメイン・ジョンソンII (Jermaine Johnson II) from ジョージア大・フロリダ州立大

動画:

ジャーメイン・ジョンソン2世は2020年にジョージア大にいたものの、プレー数の少なさに不満をもち2021年フロリダ州立大へ転向。

これをきっかけに1シーズン12サック、25QBハリーを記録して大ブレークしACCの最優秀選手に選ばれました。

 

しかし!ドラフト上位で次々とEDGEが獲得されるものの、全体20位になっても彼の名前は呼ばれず。

ジェッツのGM”ジョー・ダグラス”は彼をTOP10に入ると高評価していただけあって、この事態に驚き、急遽タイタンズにトレードを持ち掛けて獲得に成功したのでした。

 

特徴は身長196cm体重115kgという巨体に関わらず、40yd走4秒58のスピードと垂直飛び81㎝立ち幅跳び318㎝という身体能力の高さ。

弱点としてはランディフェンスが不安定であることと、パワーに頼った粗さが指摘されています。

 

ジェッツファンとしては「身体能力があり、コンバインでも高いパフォーマンスを見せたパスラッシャー」といえば、伝説のバスト”●―ノン・ゴルスト●”が思い出されます。

ドラフトでさんざん期待させて実戦で役に立たない「ゴル●トン詐欺」のトラウマは長年の間ジェッツファンを悩ませてきましたが、今シーズンこそ払拭する時がきたようです。
(トラウマ抱えすぎ)

全体4位のCB”アフメッド・ガードナー”がエースレシーバーをカバーし、QBが迷っている間に”ジャーメイン・ジョンソンⅡ”がサックを量産するという、ドラフト組が大活躍する絵が描けます。

 

そもそも、私がドラフトでパスラッシャーは取らないと予想していた理由は、ジェッツには昨シーズンの開幕前にシーズンエンドしたDE”カール・ローソン”とDE”ビニー・カーリー”のベテランパスラッシャーが今シーズンもジェッツに所属しており、さらに3月に元テキサンズのDE”ジェイコブ・マーティン”と3年契約をしているので、DEの層が厚いのです。

ここに”ジャーメイン・ジョンソンⅡ”が加わると、長年弱かったジェッツのパスラッシュが別次元に強力になる可能性を秘めているわけです。

”ジョシュ・アレン”も”マック・ジョーンズ”もフィールドの肥やしになるぐらいサックしまくれるかもしれない!あー楽しみだ!!

 

もはや戦力は整った!

今シーズンこそ、行くぞプレーオフ!!