予想外だが良い取引

先日は、デショーン・ワトソンの開幕先発が危うくなってきた事をお伝えしました。

この事態にブラウンズはQB”ベイカー・メイフィールド”との関係を修復する方向にシフトするかと思いきや、なんと満を持してトレード先が決まりました。

相手はシーホークスではなく、予想外のパンサーズです。

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QB”ベイカー・メイフィールド”(Baker Mayfield)、パンサーズへ格安トレード!

前回までのお話

等価交換ではなくなってきた 一体どこまでセクハラ訴訟の数が増えるのか気になるブラウンズQB”デショーン・ワトソン”。 「刑事事件にならない限り出場停止は無い」と踏んでブラウンズ

メイフィールドに関してはシーホークスが獲得に動いているという噂がありましたが、トレード先は予想外のパンサーズに決定しました。

トレード内容は以下のとおりです。

【ブラウンズ】
QBベイカー・メイフィールド

【パンサーズ】
2024年ドラフト5巡(プレータイムによって4巡にUP)

 

ブラウンズを再生に導いたQBにしては破格の安さ!

トレードの障害の1つであったメイフィールドの5年目のオプションである18.8M全額保証に関して、ブラウンズが10.5Mを支払いパンサーズが5M。残り3Mはメイフィールドが減額する条件を飲んで、トレードが成立となりました。

こんなに安くドラフト全体1位QBを獲得できるとは、よほどメイフィールドはブラウンズに残るのが嫌だったのでしょう。

 

しかしながら、昨シーズンからパンサーズには元ジェッツのQB”サム・ダーノルド”がいます。

驚くべき事にこの二人は2018年のQB豊作と言われたドラフトの全体1位と3位なのです。
豪華すぎるぜパンサーズ!

 

しかし、なぜパンサーズは昨年ダーノルドを獲得したにも関わらず、この度はメイフィールドを獲得したのか?

その答えはジェッツファンからしたら至極簡単です。

ダーノルドなんか信用できるわけねーだろ!!
Σ(・ω・ノ)ノ

 

昨シーズンの開幕戦でジェッツはダーノルドのパンサーズに敗北しています。

こんなところにダーノルド先輩 待ちに待ったNFL2021シーズン開幕。 先に行われたカウボーイズvsバッカニアーズが非常にハイレベルな試合で、観客制限のなくなったスタジアムを大

しかし、ダーノルドが勝てたのはRB”クリスチャン・マキャフリー”のおかげ。
マキャフリーが負傷欠場するとあっという間にパンサーズは成績を落としてダーノルドも負傷欠場となり、パンサーズは”キャム・ニュートン”を呼び戻したのです。

約1年前のこの記事の中で私は既にダーノルドに対して「来シーズンはパンサーズにいないかもしれないと思いました。」と書いており、まだチームに所属しているもののダーノルドが先発に定着しない事を当てています。

 

ダーノルドはとにかく判断が遅いしミスが多い。プレーに波があります。
さらに負傷が多くジェッツ時代から1シーズン全試合に出場した事がありません。2年目なんて聞いたことのない病気にかかり長期欠場しました。

加えて、インターセプトされると「ゴーストを見た」と言う始末です。

 

以前にパンサーズのHC”マット・ルール”が「ダーノルドが成長している」など、今シーズンもパンサーズの先発に据えるような事を言っていました。

QBダーノルドの現状に満足しているパンサーズHCルール

正直な私はこの時点で「嘘つけよ~、となりの地区のガロポロとか狙ってんじゃない?」と思っていましたよ。ホント。

 

ということで、パンサーズの今年のキャンプは元ドラフト全体1位と3位が先発争いをするという、誰も予想できない面白い展開となりました。

結果的にQB豊作の2018年ドラフトの勝ち組は、もっと下位でQB”ジョシュ・アレン”を獲得したビルズと、QB”ラマー・ジャクソン”を獲得したレインブンズでしたね。
タイムマシンがあったならば、もう1回2018年に戻ってやり直してほしいところです。

 

そんな話はさておき、パンサーズの所属するNFC南のQB事情を見てみると、引退から復帰宣言したブレイディ要するバッカニアーズは難敵だとしても、”マット・ライアン”を出して”マーカス・マリオタ”を獲得したファルコンズと、ブリーズが抜けて絶対的な先発とは言えないQB”ジェイミー・ウィンストン”(カニ泥棒)率いるセインツを出し抜くスキは大いにあり、メイフィールドが再びプレーオフに行けるチャンスは巡ってきそうです。

 

それにしても・・・

ブラウンズの明日はどっちだ!!
ヘ(゜∀゜*)ノ