マホームズ大ピンチ

いよいよ第1シード、かつ、優勝候補のチーフスが登場。

相手は、ワイルドカードでチャージャーズ相手に大逆転勝利を収めた一番勢いのあるチーム、ジャガーズです。

「ロン毛QB vs 天パQB 」の育毛対決が気になる試合ですが、チーフスに思わぬアクシデントが降りかかります。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ジャガーズ

7

3

0

10

20

チーフス

7

10

3

7

27

総評

試合序盤はチーフスQB”パトリック・マホームズ”の変態芸のオンパレード。

ショベルパス、ジャンピングスロー、サイドスローと変幻自在のパスでジャガーズを翻弄しTDを奪います。

 

ジャーガーズもRB”ジャマール・アグニュー”のビッグリターンとランで応戦。

 

ジャガーズQB”トレバー・ローレンス”がTDパスを決めて互角の展開に。

 

 

だがしかし、チーフスにアクシデント発生。

マホームズがジャガーズのディフェンスに挟まれる形で右足を負傷します。

 

移動するのに右足を引きずる痛々しい姿で、一旦QBを往年のベテラン”チャド・ヘニー”に交代しロッカールームに下がります。

不安がありましたが、TDパスを決めてなんとか代役を果たします。

 

 

前半は10-17でチーフスリードなれど、このままチーフスのQBがヘニーであれば、後半に強いジャガーズの追撃は振り切れないでしょう。

 

しかし!後半のフィールドに立っていたのはマホームズでした!

これにチーフスファンは「負傷は大したこと無かったのか」と一安心!
( ´艸`)

 

・・・足引きずっとるやん!!
Σ(・ω・ノ)ノ!

 

マホームズはトレーナーやコーチ陣に「プレーオフの試合を途中で降りる気は無い」「俺を連れ出さない限りはな!」とダダをこね、ハーフタイムの間に機動力をチェックした末にHC”アンディ・リード”がマホームズをフィールドに戻すことを決めたのでした。

 

右足の踏ん張りがほとんど効かない状態でマホームズはプレー再開。

当然、前半の調子とは程遠く、パントを繰り返してオフェンスが停滞します。

 

この間にジャガースが追い上げるかと思いきや、マホームズのガッツに呼応するかのようにチーフスディフェンスが奮闘!

ジャガーズのオフェンスを抑えて、第4Qへ。

 

 

迫るジャガーの猛追!!とうとう3点差!

 

 

この追撃をなんとしても振り切らねばならないチーフス。

動けないマホームズを支えるために奮闘するRB”アイザイア・パチェコ”、TE”トラビス・ケルシー”、WR”マルケス・バルデス=スキャトリング”(言いにくい)ら脇を固めるタレント陣。

 

チーフスが突き放しても、ジャガーズはまたもRB”ジャマール・アグニュー”がビッグリターンを出して追撃!!

まさに狙った獲物を逃さない、まさにジャガーのようなしつこさよ!

 

敵陣9ydまでジャガーズに攻められ、チーフス絶対絶命の大ピンチ!!

・・と、思ったらリターンで活躍してきたアグニューがファンブルロスト!

ここまで来て痛い!非常に痛い!!

 

気を取り直して、またもオフェンスを取り返して反撃するも・・

ジャガーズQB”トレバー・ローレンス”が痛恨のインターセプト!

 

この後、ジャガーズにFGを決められるもオンサイドキックはチーフスがカバーして、チーフスがジャガーズの猛追から逃げ切り勝利です!!

マホームズ負傷のアクシデントをオフェンス、ディフェンス共にチームが一つになってカバーしようとする団結力が見えた内容でした。

 

 

アクシデントを乗り越えて勝利したチーフスQB”パトリック・マホームズ”のスタッツは、パス22/30回195yd獲得、2TD。

 

右足がほぼ使えない状況に追い込まれながらも、フィールドに立ってチームを勝利に導きました。

 

マホームズを助けるべく活躍したのは、ドラ7ながらエースRB不在の穴を埋めるべく頭角を現したRB”アイザイア・パチェコ”。

ラン95yd獲得、最長39ydのロングゲインを見せました。

1回OLの背中に激突しても即座に方向転換してロングゲインに繋げるなど、とにかくガッツがあります。

 

TE”トラビス・ケルシー”はパス98yd獲得、2TDレシーブを記録。

動けないマホームズに対して、強引にレシーブが出来るターゲットとして大きく勝利に貢献しました。

しかし、次戦までに足は回復するのか気になるところです。

 

 

一方、敗れたQB”トレバー・ローレンス”のスタッツは、パス24/39回、217yd獲得、1TD、1INT。

エースRB”トラビス・エティエンヌ”と共にチーフスに迫るも、あと一歩及ばず。

 

「ロン毛vs天パ」 の宿敵の対決は、来シーズン以降も続くことでしょう。