ロジャースは来るのかい、来ないのかい、どっちなんだい?

「ジェッツにロジャースが来る」という噂が出てから数週間。

相変わらずロジャースと正式に契約したニュースはありませんが、ロジャースのチームメイトが来ました。

[SPONSORED LINK]

WRアレン・ラザードと4年44Mで契約(Allen Lazard)

WR”アレン・ラザード”は2018年にドラフト外でジャガーズと契約してNFL入り。

しかし、開幕前にカットされプラクティス・スクワッドとして契約しました。

同年12月にカットされたところを、パッカーズが契約。

 

2019年もパッカーズとは開幕直前にプラクティス・スクワッドで契約するも、開幕戦前にロースターに昇格。

そこから実力を認められはじめ、2020年と2021年はテンダーオファーにサインしパッカーズに残留。

しかしながら、コロナ感染したWR”デボンテ・アダムズ”との濃厚接触として出場停止になり、さらにワクチンを受けていなかったとしてQB”アーロン・ロジャース”と共に罰金を科せられるなどの事件がありました。

 

毎年400ydレシーブ以上の安定した活躍をするものの、2022年も獲得には2巡が必要となるテンダーオファーにサイン。

2022年はWR”デボンタ・アダムス”がレイダースに移籍した影響もあり、見せ場を増やして60レシーブ、788yd獲得、6TDをあげてロジャースの信頼を得ました。

 

 

そしてこの度、ニューヨークジェッツはFAとなったWR”アレン・ラザード”を獲得しました。

契約内容は、4年44M(22M保障、約11Mのサインボーナス込)。

ようやく努力が実って長期契約にこぎつけたのです。良かったね。

これでロジャースが来るのか?

ジェッツには既に優秀なWRが十分いるのですが、ラザードの獲得はロジャースの呼び水みたいなものでしょう。

 

ジェッツは既に、OCとして元ブロンコスHCの”ナサニエル・ハケット”を獲得しています。

以前、記事に書きましたがハケットは元パッカーズのOCで、かつて調子が低迷したロジャースの復活の原動力になった人物です。

ロジャース要らないけど 久々にジェッツのニュース。(かつ遅い) ジェッツはOC”マイク・ラフルアー”を解雇し、元ブロンコスのHC”ナサニエル・ハケット”を獲得しました。 彼は

 

この記事では「ロジャース獲得はありえない」と強烈に書きましたが、ジェッツはロジャースと面談し、さらにロジャース自身もパット・マカフィーがMCを務めるYoutubeの番組「マカフィーショー」で「自分の意思としてはプレーすること、ニューヨーク・ジェッツでプレーすることだと金曜日からはっきり伝えているはずだ」と言及したとの事です。

 

 

ジェッツのWR陣の動きとしては、WR”ブラクストン・ベリオス”との交渉は決裂し、ドルフィンズへ移籍。

予想できることは、ラザードの獲得に押し出されてWR”コーリー・デイビス”をリリースすることです。デイビスのリリースで10Mのキャップを節約できるようです。

 

 

しかし、これほどまでにお膳立てをしても現時点でロジャース獲得に動きはありません。

おそらく両陣営の条件に大きな乖離があるのでしょう。

 

なんせロジャースは金がかかります。

2022年度のサラリーは50.3M (3年150.8M契約)でNFLで一番の高給取りになっています。

これに加えてパッカーズとの契約中なので、トレードには最低でも今年のドラフト1巡+が必要になるでしょう。

 

パッカーズからのトレード条件には、デショーン・ワトソンの異次元の契約が引き合いに出されるのは予想できる事です。

 

FAのQB”ラマー・ジャクソン”もデショーンの契約を引き合いに出して、現在レイブンズとの契約延長が上手く行っていないらしいです。

狂気のトレード 昨シーズンはプレーしていない”デショーン・ワトソン”。 今オフは獲得先が大きな話題になりましたが、とうとう決まりました! しかし、これでいいのか!?

 

チームどころかNFL全体に迷惑をかける男、デショーン・ワトソン。まさか間接的に被害に会うとはねぇ・・

 

果たしてロジャースは来るのか、来ないのか?

もはや神のみぞ知るところです。