フラッコorふらっ子
いよいよ待望のプレーオフがスタート。
初戦は、ひょんな事から再びプレーオフの舞台に帰ってきたQB”ジョー・フラッコ”率いるブラウンズ vs ドラフト全体2位のQB”C.J・ストラウド”率いるテキサンズの対戦です。
言い換えれば、スーパーボウルを制覇した大ベテランとルーキーの顔合わせという興味深いカードとなりました。
さぁ勝つのはどっちだい?
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スコア&ダイジェスト
ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
ブラウンズ |
7 |
7 |
0 |
0 |
14 |
テキサンズ |
10 |
14 |
14 |
7 |
45 |
総評
プレーオフ初戦にふさわしい、互いのQBの力とフロント陣の知力がぶつかる好試合となりました。前半は。
レギュラーシーズンはランが主体のブラウンズがQB”ジョー・フラッコ”のパスワークでテキサンズD#を翻弄。
ベストタイミングでの素晴らしいパス!
Flacco wastes no time to answer back with a big play. 👀
📺: #CLEvsHOU on NBC
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エンドゾーンを狙ってると思ったら、絶妙なショベルパスでTD!
Kareem back in the end zone again!@Browns take back the lead in this back-and-forth first half
📺: #CLEvsHOU on NBC
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ジェッツをボコボコにした時と同様、TVで見てもいつボールを持ったのか渡したのか分からないぐらい、動作や目線で騙す老獪なテクニックを見せて前半2TDを演出します。
さらに、テキサンズD#を回す芸達者ぶり。
Σ(・ω・ノ)ノ!
資料用20240114 PO CLEvsHOU pic.twitter.com/r4KpvR8lYA
— JETS狂のつぶやき (@jetskyou) January 14, 2024
手玉に取るとは、この事か!
しかし、テキサンズQB”C.J・ストラウド”も負けてはいません。自慢の強肩が炸裂!
STROUD TO COLLINS SETS UP THE TEXANS 🤯
(via @NFL) pic.twitter.com/twY7GwOSzE
— B/R Gridiron (@brgridiron) January 13, 2024
さらに、ランが弱いレギュラーシーズンのデータの裏をかいて、ランとスクリーンパスで地上戦を徹底したドライブを展開しTD。
What a response from the @HoustonTexans.
C.J. to Nico for 6.
📺: #CLEvsHOU on NBC
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両者、QBが良いので、持てるカードを切り合いプレーオフにふさわしい素晴らしい内容で前半を終了。
14-24とテキサンズが10点差でリードしていますが、両者ミスの無い展開で勝負は分かりません。
しかしこの時、私は思いました。「ブラウンズ、ジェッツ戦ではオフェンスが前半は凄かったのに後半から機能しなくなったな。
今日もフラッコの二重人格が前後半で入れ替わるパターンだったら、ブラウンズはマズいよね」と。
そう。再三、このブログで書きましたがフラッコがなぜ12月までどことも契約していないQBだったのかというと、スーパーボウルを制覇した後から試合ごとに別人かと思うぐらいパフォーマンスが変わる「二重人格」みたいなQBで、不安定すぎるからです。
今回も前半のエリートQBの動きはスーパーボウルを制覇した”ジョー・フラッコ”だったのですが、後半からダメダメドジっ子の”嬢・ふらっ子”の人格が出ちゃいました。
ブラウンズ後半最初のシリーズでCB”スティーブン・ネルソン”から痛恨のPICK6!
STEVEN NELSON 82-YARD PICK-6 ‼️
The @HoustonTexans are ROLLING.
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失態を取り返さねば行けない次のドライブでもLB”クリスチャン・ハリス”から2シリーズ連続でPICK6!!
!∑(゜ Д゜)
ANOTHER @HoustonTexans pick-6 🗣️🗣️🗣️
📺: #CLEvsHOU on NBC
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この次のドライブ、14-38と大差が開いたため、取り返すべく6ydのギャンブルするも、さきほどPICK6されたLB”クリスチャン・ハリス”にサックされ、ターンオーバー。
そのターンオーバーを起点に、テキサンズのRB”デビン・シングレタリー”の19ydTDランが決まって勝負あり。
ANOTHER ONE 😤 pic.twitter.com/MSwcZsi2Rn
— Houston Texans (@HoustonTexans) January 13, 2024
前半の締まった内容とはうって変わって後半はブラウンズが自滅し、テキサンズがワイルドカードを突破しました。
ドラフト全体2位のルーキー、かつ、史上最年少(22歳102日)のプレーオフ勝利QBとなった”C.J・ストラウド”のスタッツは、パス16/21回274yd獲得、3TD、0INT。QBレーティング98.4。
ルーキーとは思えぬ落ち着きぶりで、今回もミス無く3TDを記録し、1回戦を突破。
レギュラーシーズンから続くターンオーバーしない安定したオフェンスに、スーパーボウルを獲る可能性を見ました。
WR”ニコ・コリンズ”も6レシーブ、96yd獲得、1TDの活躍。
もう一人のドラ1(全体3位)のDE”ウィル・アンダーソンJr”も1サックを記録し、ドラフトの成功がテキサンズ飛躍の原動力となっています。
そのドラフトPICKは”デショーン・ワトソン”のトレードでブラウンズから大量にもらったものですから、皮肉なものです。
一方、久々のプレーオフ出場も後半の自爆で敗れたQB”ジョー・フラッコ”のスタッツは、パス34/46回307yd獲得、1TD、2INT。レーティング57.0。
前半の素晴らしいパフォーマンスからうって変わって、後半いきなりの2INTが全てPICK6になり、自滅で試合をぶち壊しました。
フラッコが勝利すれば、プレーオフのロード8勝目となり、”トム・ブレイディ”に記録を抜いていたのですが、それも叶わず。
一体、この急激なパフォーマンスの変化はなんなのでしょう。フラッコモードが1試合もたなくなっています。
これは集中力が無くなる?それとも油断?
しかし、ブラウンズのプレーオフ進出に貢献したことには間違いないので、来シーズンも果たして声がかかるかもしれません。
ストラウドのレイティング、
157行ってませんでした?
John riderさん>
毎回、ESPNのスタッツを参考にしてるのですが、このESPNでのQBレーティングは98.4、RTG(NFLレーティング)は157になっています。
伝統的なNFLレーティングの計算方法だと、1回しか投げていないQBが高得点になったり計算方法に問題があるんで、このブログではESPNが開発したのがQBレーティングを採用してます。
https://www.espn.com/nfl/boxscore/_/gameId/401547749
https://www.nfeloapp.com/analysis/passer-rating-vs-qbr/
ブラウンズは後半戦は手も足もでずでしたね!(◎_◎;)
ふて猫さん>
ブラウンズ、ディフェンスが強いのにPICK6を2回連続されたらディフェンスの強さ関係ないですから、これはディフェンスが可愛そうです。
まぁフラッコがいなければ、そもそもプレーオフにも出れていないので、あまりフラッコを責められません。
フラッ娘の調子うんぬんじゃなくて、ハーフタイムアジャストをピッタリと決められたと思う
また、クーパー、ムーアの状態も悪く、WRの代わりにTEを3枚使ってやりくりしていたから、フラッ娘の自滅とは思わなかったな
連続ピック6も投げ込みじゃなく、腕をはたかれたため投げ捨てが届かず拾われたのと、罠にはまってかすめ取られただけだから、フラッ娘はようやったと言えるんじゃないかな?(別にフラッ娘の肩を持つわけではないが…)