補強は続くよどこまでも

4月末のドラフトまでもう大きな動きは無いとおもっていましたが、ジェッツに動きがありました。

イーグルスよりパスラッシャーを獲得です。

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元イーグルスのEDGE”ハーソン・レディック”(Haason Reddick)をトレードで獲得

EDGE”ブライス・ハフ”がFAとなりイーグルスに移籍しましたが、その引き換えのようにイーグルスからパスラッシャー”ハーソン・レディック”を獲得しました。

 

トレード内容は以下になります。

 

・ジェッツ:EDGE”ハーソン・レディック”

・イーグルス:2026年ドラフト3巡(D#の68%以上のスナップに参加し10サック以上記録した場合は2巡になるらしい)

 

ジェッツはレディックの契約最終年のサラリー14.5Mを肩代わりし、イーグルスは1Mのロースターボーナスを支払う事になります。

 

EDGE”ハーソン・レディック”は2017年ドラフトにてカーディナルスが1巡(全体13位)で獲得。

カーディナルスに4年、パンサーズに1年在籍し、2022年に3年45Mでイーグルスと契約。

今シーズンが最終契約年でしたが、ジェッツにトレードとなった運びです。

 

レディックは4シーズン連続で2桁サックを記録し、イーグルスに在籍した2年間は全試合に出場し計27サックを記録して2年連続でプロボウルに選出されています。

 

チームはオフの最初からレディックにトレード先を探す許可を出しており、2024シーズンのチーム構想に最初から入っていませんでした。

 

なぜイーグルスがこれほどの選手を契約最終年にトレードに出したかというと、やはり、元ジェッツの”ブライス・ハフ”を獲得できたからです。

レディックは30歳、ハフは26歳と4歳違いでハフの将来性を高くかっているのでしょう。

 

レディックの残りのサラリーはジェッツが肩代わりし、ジェッツの2026年のドラフト最低3巡はもらえるとなるとお得ではないでしょうか。

 

一方ジェッツにもメリットがあります。

リーグで最も過小評価されているレディックがパスラッシャーに加われば、2022年ドラ1の”ジャーメイン・ジョンソン”、2023年ドラ1の”ウィル・マクドナルド”に加えて”ジョン・フランクリン・マイヤーズ”とパスラッシュに強力な布陣が揃います。

 

ちなみにハフの経歴は、2020年にジェッツにドラフト外で入団。2022年まで1シーズン2,3サック程度だったのですが、2023年で10サックを記録し頭角を現しました。

しかしながら、もしかしたらハフがハマったのは昨シーズンだけかもしれません。

 

それと比較したらレディックの方が高齢とはいえ安定性は信用できます。

ジェッツでもシーズン2桁サックに期待したいところです。