8試合を期待していたが。。
最近、世間をにぎわしておりますSB王者ペイトリオッツのデフレートゲート事件。
QB”トム・ブレイディ”が黙認した疑いで処罰は確実との事だったのですが、NFLからの処分が決定いたしました。
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トム・ブレイディは4試合出場停止
ブレイディの処分は「開幕から4試合の出場停止」に加えチームには「1Mの罰金」「2016年ドラフト1巡目 と 2017年ドラフト4巡目 の剥奪」となりました。
メディアではブレイディが6~8試合の出場停止を喰らうと予想されていましたが、チームへの処罰が加わる事でブレイディへの処罰が予想より下回ったようです。
軽く経緯を説明すると、2014シーズンのAFCチャンピオンシップで対戦したコルツより、試合後にペイトリオッツ側が用意した試合球の空気圧が低くいのではなかったのかと、リーグへ提訴。これが世に言う”デフレゲート事件”なのです。
空気圧が低いとボールが持ちやすくなり、ファンブルのリスクが低くなるため問題となるのです。
リーグによる調査によるとペイトリオッツの用具係が審判団のボールのチェック後にボールの空気を抜いていたとの事で、これはHC”ビル・ベリチック”およびペイトリオッツのチームとしての指示では無いとしました。
しかし、ボールタッチが命であるQBがこれに気付いていないハズがなく、さらに用具係の携帯電話やテキストメッセージから、ブレイディが黙認していた疑いにより今回の処分が下りました。
さて、問題なのはペイトリオッツの開幕から4戦の対戦相手。
開幕戦にスティーラーズ、その後ビルズ、ジャガースと対戦し、Week04はBUY、Week05はカウボーイズと、ジャガース以外(ファンの方、失礼)は厳しいものとなりそうです。
開幕戦でブレイディvsロスリスバーガーのSB王者対決に期待していた方も残念でした。そして我らがJETSも残念ながら、ペイトリオッツと対戦するのはWeek07なので、ブレイディ復活後となります。
ブレイディのいないペイトリオッツなんて、「メッシのいないバルサ」「ウルヴァリンのいないX-MEN」みたいなものですが、2008年シーズンではブレイディが開幕戦で負傷してシーズンアウトした後に、バックアップの”マット・キャッセル”が11勝をあげる活躍をしました。
(しかし、それでもプレーオフにいけないボーダーラインが高すぎるシーズンでした)
しかしながら、ペイトリオッツは昨年のドラフトでブレイディの後継者と見られる”ジミー・ガロポロ”を獲得しており、彼が先発を務めるかと思いますが、彼は先発未経験で荷が重すぎます。
メディアでは他にベテランQBを獲得することが予想され、昨年までJETSにいた”マイケル・ヴィック”獲得に動くのではないかとも言われています。
連覇を狙うペイトリオッツに思わぬ障害が立ちふさがりました。果たして、この苦難を乗り切ることができるのか!?
(JETS的には乗り切らなくていいよ~~ん)
FacebookではUSC(既にピート・キャロルは逃亡)みたいに記録抹消の可能性もありと言われていただけにどのような処分になるかと注目していましたが、なるほど、チームへの処分で帳尻を合わせた形ですね。
アンチとしては記録抹消でもない限り重いと感じる事はありませんが、妥当といえば妥当だし、軽いといえば軽いと見えるし、難しいところですね。
ちなみに、前の記事で気になったのですがJETS狂さんは次男ですか?
兄者と呼ばれるペイトン・マニングが次男なのは有名ですが、僕は二人兄弟の兄で長男です。
YM5さん>
実に予想が難しい事件です。スパイゲートよりも証拠がはっきりしていて重くなりましたね。
自白していた場合、もっと軽かったのかも予想つきません。
おっしゃるとおり私は3人兄弟の次男坊。
いわば、マニング兄弟のペイトン・マニング。北斗の拳ならばトキと、次男坊マニアからしたら都合のよい例えしか見当たりませんw。
はじめまして。NY在住ですがNYGファンでもNYJファンでもないチームのファンですがそちらのブログはいつも楽しく読んでおります。ブレディの復帰戦はインディアナではなくダラスなのではないでしょうか? スケジュールを確認したところ5週目は@インディアナでしたので、それは盛り上がるだろうと考えていたところでした。
今頃真っ赤になってFU*Kを連発しているブレディが目に浮かびます、来シーズンも面白くなりそうですね。
ではまたお邪魔します。
ブルックリンさん>
すいません、間違っていました。おっしゃるとおりWeek05のカウボーイズまでが試合停止という事で、ブレイディ復帰はWeek06のコルツ戦になります。
ブレイディにしたら激おこでしょうけど、実際のところ空気圧が低い事を知っていたとなると、それは処分が正しくブレイディは反省すべきところですね。
2、3シーズン前ぐらいにロスリスバーガーも女子大生にオイタをして4試合停止となりましたが、バックアップが耐え抜きました。
果たして、パッツのバックアップがこの危機を軽症に抑える事ができるか、今シーズンに別の楽しみができました。
ブレイディは。というよりはペイトリオッツは試合しながら調整するチームなので。
開幕の4試合なんてのは、いまだプレシーズン中みたいな感じなので。
対戦相手どうこうではなく、その時期にブレイディが出れないというのはキツイでしょうな。
しかしスポーツも客商売なんで、リーグを盛り上げるためにも長々と休んでもらいたくないってのもあったかもしれませんね。
個人的には4連敗からのブレイディ&ペイトリオッツを観てみたいです。
まさかのガロポロとのエース交代劇、なんてのは、無いでしょうね。やっぱり。
あとPS4のMADDENは、大きなテレビだと感動モノでした、自分的には。
ただフランチャイズでの完全自動観戦が出来なくなってたのが悲しいです。
いつも更新お疲れ様です。
ktさん>
おっしゃるとおりパッツは試合を重ねて、シーズン後半から無敵になるチームなので、序盤での4試合停止はそのまま調子が上がる次期が後ろにズレることになり、調子が上がる頃には取り返しがつかない状況かもしれません。
逆に考えると、この逆境でチームの結束力がUPして2連覇への布石となるかもしれません。
話し変わりまして放談に関するご意見ですが、PS4導入に踏み切るか非常に悩むところです。
ヨメに見つかったら、4試合出場停止どころではないので、ぬかりなくやらねばなりません。。
4試合ですか・・・個人的にはアマアマな様に感じます。ブレイディは知らなかったとして、用具係には何のメリットが?パッツが勝ったらボーナスでも貰えたのでしょうか?
ちなみに私は2人兄弟の次男。
ポップコーン正一正二で言えば、正二の方です。
koumeさん>
用具係はベリチックに口止めされてるんでしょう。スパイゲート事件もそんな感じでした。
ヤツこそ諸悪の根源、JETSも裏切った憎っくき暗黒帝王です。
で、またも兄弟ネタなんですが、もっと簡単に解釈すると「おすぎとピーコ」の ピーコの方です?
私は強がりでなく、プレディのいないパッツに勝利しても
全く嬉しくないですね。それはつまり、クリープを入れない
ブレンディ、いや、フレディの居ないクイーン、みたいなもので
味気ないんですよね。今季はブレイディをサックしまくってINTを沢山もぎ取って
欲しいですわw
ちなみに私は二男で花田兄弟で言えば貴乃花の方です。
松井兄弟で言うと秀喜の方で、鈴木兄弟で言えばイチローの方ですwww
ブーマーさん>
上質なラップのように「ブレイディ」に引っ掛けて韻を踏んだ軽快な例えですね。
WWEのジョン・シナより上手いと思います。
しかしながら、反比例して兄弟例えの方がどんどん分かりづらくなっている気がしますが、ここは一体何のコーナーなのか自分でも分からなくなってきました。(@_@)
昨年ジレットスタジアムで惨敗したDETファンとしてはひとまず処分が下ってほっとしました。
私も8試合かな、と思ってました。そこから異議申し立てで4試合になる、って感じで。
最初から4試合ですと、減らすことがかなり難しいと思うのですが、リーグはどうするんですかね?
4試合目にあたるWEEK5がアメリカンチームのDALというところもミソになりそうですな。
HJさん>
異議申し立てしたところで変更になったケースはあまり見たことがないので、4試合停止で決定かと思います。
とはいっても、NFLで4試合って非常に大きいので大打撃には変わりませんね。
しかも3試合が対AFCで1試合が同地区というのも痛いでしょう。もちろんDALにも頑張って欲しいです。
JETSとしてはWeek07に復帰したてのブレイディにサック祭りといきたいですね。
コメント多いですね。遠慮しようかと思ってしまいました。
などと言いつつ。
ブレイディーの4試合出場停止は厳しいのか甘いのかよくわかりませんが、チームに対するドラフト1巡指名権剥奪は結構なもんだと思います。
公式にはチームは関与してないと言うことになってますが、リーグからは「お前ら知ってたんだろ」と言うメッセージじゃないんでしょうか。
しかしペイトリオッツもジェッツとは違った意味でいろいろやってくれますね。
ジェッツの場合は自分が笑われてるだけですけど、ペイトリオッツはちょっと暗いですねえ、HCのキャラでしょうか。
ぷんじんさん>
実はドラ1はく奪の方がダメージが大きいかもしれませんね。次期チーム構想には強力なカードです。
シラを切るパッツですが、素人でもチームが関与していたことは明白。リーグおよびグッデルの判断もたいしたものです。
それにしても常勝軍団ながらこっそり悪行をするパッツ。パッツと因縁だらけかつ、NYの厳しいマスコミに叩かれまくりのネタチームのジェッツ。
さらにSBに4年連続出場しながら1度も制覇してないビルズや、唯一パーフェクトシーズンを達成し根強いファンを持つドルフィンズなどなど、AFC東は楽しいところです。
Patsファンなのですが、この事件をあえてPats側の現地記者の主な見方をご紹介しようと思います。大筋はウェルズ報告書は証拠能力が欠けてるのに処分が下されるのはおかしい、というものです。(長いです、すみません。。。
(なお、個人的な感想を先に言っておきますと、ウェルズ報告書は証拠能力に欠けるけども状況的にブレイディが何もやってないとは思えないので4試合の出場停止でちょっと安心、でも1巡剥奪は厳しいなぁ…という感じです。)
・ブレイディが空気圧を基準以下にするよう指示をしたとする証拠は一切ない。
・スタッフ同士のテキストメッセージは、ジェッツ戦で審判が空気を入れ過ぎて基準値を超えるほど重くなったことについてブレイディがスタッフにちゃんとした重さにしろと怒ったことをお互いに茶化しあっているに過ぎない。
・用具係が見返りとしてサインボールなどを貰うと言っているのが証拠にされているが、ブレイディは普段からスタッフにお土産を渡している。
・コルツはレギュラーシーズンの試合の時からリーグにPatsのボールが怪しいと指摘していたが、リーグは事前の警告や調査をせずにおとり捜査をして現行犯逮捕を狙っていた。 試合の品格云々の前にリーグに品格がない。
・そのコルツ戦はアウェーゲームで問題の用具係は同行してない。じゃあ誰が空気圧を抜いたんだ!?
・ハーフタイムでボールの空気圧を調べているが、Pats側が11個に対してコルツ側は時間の関係で4個しか調べていないものの、コルツのボールも空気圧が減っていた。気象条件のせいで自然に空気圧が減った可能性を否定的できないし、また、審判は試合前の空気圧を記録していないのでどれくらい減ったのか正確に分からない。
・そもそも審判のチェック後にボールをいじったときの罰則はルールでは25千ドルなのに、出場停止やドラフト指名権を取られるのはおかしい。(ブレイディの処分は調査に非協力的ということが理由になってますが。)
同じくボールをいじったチャージャーズ(滑り止めを塗った)やヴァイキングス(ボールを温めた)には大したお咎めはなかった。
・携帯電話の提出を拒んだというが、妻がスーパーモデルだし、プライベートな情報が漏れるのが嫌だから拒否するだろう。NFLはよく情報を漏えいさせてるし(ちなみにキッカーのゴスコウスキーも携帯の提出を拒否してますが処分されてません(笑))
・以上、リーグやウェルズは最初からブレイディを有罪と決めつけており、不公平な調査、処分と言わざるを得ない。
報告書ではチームの関与は否定しているので、jets狂さんが言うように1巡剥奪や巨額の罰金という想定以上のチームへの処分はブレイディの罰則を軽くする見返りなんでしょうね。世間の評判を気にするグッデルのやりそうなことです。
red wingsさん>
おお。反対尋問のようなご意見ですが、不正ではない主張に説得力があります。
かつ、コルツはボロクソに負けたので、逆恨みをかってハメられたという推理もできそうな感じです。
バイキングスのボール温め事件より処分が重過ぎるのも、チャンピオンシップの大舞台という影響が大きい事なんでしょうね。
パッツファンはブレイディ不在で心配なのでしょうが、ヨソのファンから見たら正直なところパッツなら負け越さず4試合耐えると思いますよ。
むしろパッツはブレイディのチームでは無いという事をアピールできるのではないでしょうか。
このハンデをベリチックがどのような策で対応するのかも楽しみです。
パッツファンですが、いつも楽しく読ませて頂いています。
今回の一件、Brady側は最終的に法廷闘争まで持ち込むでしょう。以下長文すみません。
Peter Kingが指摘したとおり、レポートでは物理法則から想定されるパッツのボールの空気圧は11.32〜11.52で、ハーフタイムに異なる2つの測定器で測った11個のボールの結果の平均が11.49と11.11。都合22回の測定の平均が 11.30です。Cold Hard Football Factが指摘したとおり、当日は空気圧を2人の審判が測ってあるときは高い方の値を採用し、あるときは低い方の値を採用して、審判が自ら期せずして測定値には幅がありうることを認めていることになりますので、法廷に持ち込まれればおそらく大金で結成された弁護士ドリームチームが「ballのdeflateそのものがなかった可能性がある」として処分取り消しに持ち込むと思います。代理人が「NFLには試合前にボールの扱いに関する基準やプロトコールがない」と主張してるのも法廷でdeflateそのものがなかった(証明できない)とする布石に思えます。
キャロラインさん>
ご拝読ありがとうございます。やはりパッツファンは多いですね。JETSファンの10倍はいるのではないでしょうか。
時々、パッツに毒を吐いてすみません。(負け犬の遠吠えとして処理されてると思いますが)
先のコメントにもありましたが、さらに詳細な数値やデータが出ると適当さが生んだカン違いにも見えて、コルツが騒いだだけで実は誰もボールから空気なんて抜いてないような気がしてきます。
(用具係の携帯情報などは謎として)
普段から、審判がDownの時に適当な位置にボールを置いておいて、後でそれをキッチリとメジャーで図る矛盾している作業を見てるだけに。
パッツファンからしたら深刻な問題なのですが、他のファンからしたらオフの間はこの法廷闘争で楽しめそうなので、どのようなドラマが展開されるのか楽しみにしています。
流石にこの件はコメントが多いですね。
良く言えば(良く言っちゃいけないのでしょうが)、チームの勝利のためには
目的を選ばずということで、6巡指名QBのブレイディがのし上がってきた
背景・姿勢かもしれないですね。
もちろん、違反は違反、ダメなものはダメですが。。。
ブレイディが出場停止対象になるカードは、PIT・@BUF・JAC、BYEを挟んで
@DALですか、JAC以外は厳しいカードですね。
とはいえ、かつてブレッドソー→ブレイディに取って代わったように、ひょっとすると、
QBガロボロが定着するかも。。。
江戸川橋博士さん>
パッツに関するリーグを震撼する事件なので、ご意見もいろいろ集まりますね。
ブログを「パッツ狂の集い」に改名しようかと考えてしまいましたよ。(コラっ)
かつてブレイディにチャンスが回ってきたように、スターにはチャンスが自ずとまわってくるのが運命で、ガロポロもそのような星の下に生まれた男かもしれません。
え?マット・キャッセル??
たまに彼のようなバブルもいるようなので、スター発掘とは難しいところです。
いつも更新を楽しみにしてます。
ニューイングランド・”ゲートリオッツ”ファンのガストンです(自虐ネタにしてもヒドイかなw)
処分がちょっと重いなぁと思いましたが、軽すぎると意見もありましたので、妥当といえば妥当なのかもしれません。レポートを見ると確かに状況証拠とこじつけと思われる部分もあるので、再度NFLや裁判所で細かな議論が行われると思っています。red wingsさんとキャロラインさんのコメント大変参考になりましたw
今回の処分発表後、クラフトオーナーが声明をだし、すべて受け入れました。
息子(ブレイディ)をかばう父親の様な対応で、やっぱり、クラフトオーナーのオーナーシップが
ペイトリオッツを強豪に押し上げた最大の要因なんだなぁと改めて感じました。
ブレイディの出場停止処分が解除されないのであれば、
王朝時代を知るウィルホークもブレィディもいない、”新時代”のパッツが数試合見られるので
それも新シーズンの楽しみの一つにします。
ガストンさん>
我らがJETSファンは宿敵なのですが、他のパッツファンの方のコメントを見ていると、確たる証拠が無いにしては重い処分という感じがしてきました。
しかしこれも運命というか、JETSとは形は違えど新時代の幕開けなのでしょう。
パッツは果たして「チームブレイディ」なのか、将来を占うシーズンになることは確かです。