小生の大好物でゴザル
お前らは三国志は好きかぁ!?俺は大好きだ~!
ということで、とある用事で神戸の長田という土地に降り立ったので、2016年5月に閉館されるという『三国志演義ミュージアム』に攻め入りました。
ヨメと娘は全く興味が無いので、鉄人28号のモニュメントがある公園に置き去りにし、まるで子供を抱えて戦場を駆ける趙雲のように息子のベビーカーを押して単騎駆けです。行け!赤兎馬!!
(言ってる事、無茶苦茶)
そして、そこには何ともカオスな世界が待っていました!そりゃ閉館するわ。。。。
(=◇=;)
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三国志演義ミュージアム(神戸三国志ガーデン)とは?
まず、この戦を知るためには、『神戸三国志ガーデン』から説明せねばなりません。
神戸・長田は『鉄人28号』や『三国志』で有名な漫画家”横山光輝”とゆかりのある土地ということで、街を盛り上げるために 『KOBE鉄人PROJECT(神戸鉄人プロジェクト)』と称して2009年にJR新長田の近くの公園に巨大な鉄人28号のモニュメントを立てました。
この長田の若松公園に建てられた鉄人28号を初めて近くで見たのですが、想像より超巨大です。実物大にこだわったのでしょうか、大迫力。
さて、話を三国志に戻します。横山光輝の代表作といえば 鉄人以外に三国志があり、そのネタでも街を盛り上げようと商店街のいたるところに三国志ネタをちりばめ、さらに商店街のモールの一画に「三国志ガーデン」という場所を設けて、そこに三国志の博物館『三国志演義ミュージアム』を建設したのです。
しかし!!この三国志演義ミュージアムが2016年5月14日をもって閉館するとのことで、長田に用事で来たついでに見ておこうと思った次第なのです。
ちなみに、私は幼少の頃に PC-9801というパソコンで発売された、コーエーの『三国志Ⅲ』というゲームにドハマりして、三国志に目覚めました。
最近の三国無双シリーズで知った お子様達とは年季が違います。(ただのオッサンだろ)
いざ潜入
三国志ガーデンに向かう途中に、いたるところに三国志の人物紹介の看板があり、さらに巨大な関羽像まで出現。
かなり力を入れてるようなのだが、鉄人28号のモニュメントから案内にしたがってガーデンを目指すもなかなかつかない。。
( ̄Д ̄;;
やっとの事で到着。
あれ、、何か駅前から離れ過ぎたのか、いつのまにか寂しい場所に来たぞ。周りはシャッター閉まった店ばっかり。
この建物の2Fに三国志ガーデンなるものがあるとのことだが、何か怪しい空気がしてきた。しかし、こういう空気は大好物。
エレベーターで2Fに上がると、これまた寂しい人もまばらなシャッター街。これが三国志ガーデン!!
こりゃ、やっべーぞ。
そしてミュージアムに到着。なにか暗くてゴチャゴチャしてて、怪しさが加速。
入場料は400円。まぁ、ネタになるなら払ってもいいかなという安価。
取材のつもりで来たのに、なんと『写真撮影 禁止』の文字がデカデカと!?
いやいや、博物館じゃああるましいし、むしろ拡散して盛り上げたいならば、普通は撮影OKでしょ?一体、中には何があるんだ!?
しかし『撮影禁止』でなく、『写真撮影 禁止』なので、勝手に動画はOKだと解釈し、スマホで動画を撮って、それを切り取って中の様子をお届けします。
閉館したら2度と見れないし、400円払ってネタにできないなんて、ブロガーとして損失じゃん!
まず入ると、これまた暗くてゴチャゴチャした入口で入場料を払っておばちゃんから渡されるのが、チケット、中国本土の三国志観光マップ、そして紙製のオペラグラス。
オペラグラスについては中の巨大ジオラマで使用するとの事。
ここから先はスマホ動画の切り取り画像なので、画像が荒くなります。まず最初に展示されているのが、張飛vs馬超の一騎打ちの巨大な像。こんな画像で残念。
そしてコーエーの三国志の歴代のパッケージ画像がずらり壁一面に!お世話になった三国志Ⅲも当然。この呂布のパッケージが最強にカッコ良かったんだよねぇ~。
映画『レッドクリフ』で使用された衣装や武器の展示コーナー。ハリウッド映画の貴重な小道具が、大量に長田にあるとは、誰もいらないのね。
天才軍師 “諸葛亮孔明” が開発した武器の数々。
勉強になりやす!
横山光輝先生のサイン色紙や三国志のフィギュアがずらり。
武将や歴史の解説パネルも意外にしっかり作られており、展示物に結構お金はかかってる印象。
なんと、関羽の武器「青龍偃月刀(せいりゅうえんげつとう)」を持ってみようのコーナー。
その重量はなんと49Kg!!当然、両手で持ち上げるのが限界で、こんなもの馬の上で振り回せる人間がいるとは思えん。。。
そして、このミュージアムの目玉である巨大ジオラマ。さすがに目玉だけあってデカイ。
しかし、テーブルを併設して「ジオラマを見ながらコーヒーを飲もう」と喫茶コーナーを設置するあたりが、下町感がバリバリなのである。
デカイ上に細かく、ここで入口でもらったオペラグラスが必要なのである。
テレ東で去年に放送されていたドラマ『食の軍師』の戦闘シーンのミニチュアは、ここで撮影されたものである。
(誰も興味ないミニ知識)
その他、セガのトレーディングカードゲーム『三国志大戦』のカードの全種類がびっしりとコンプリートされていたり、三国志オタクが出る映画『海月姫』のコーナーがあったり、関連本のコーナーなど、とにかく三国志に関連するものを所狭しと並べた場所でした。
しかし、来月に閉館するのね~~。日曜なのに人もまばらでしたし・・・
ちなみに、この隣にある無料で入れる『三国志交流館』は、巨大なモニターで真・三国志無双がプレーできたり、トレーディングカードコーナーでバトルしていたり、ミュージアムよりも盛り上がってました。
Σ(・ω・ノ)ノ!
何がダメ?三国志演義ミュージアム
予想外に、展示物にお金がかかっていた三国志演義ミュージアム。ビジネスの勉強として、なぜ閉館に追い込まれるのかを考え、箇条書きにしてみると。。
・駅と鉄人28号から遠くて、商店街の端の寂しい場所にある。
・三国志ガーデンがある建物自体がシャッターアイランド化して、やばい空気を出している。
・『写真撮影 禁止』が今どきのSNS拡散文化を妨げている。街を盛り上げるならバンバン撮影して拡散してもらうべき。
・入口がゴチャゴチャしすぎ&オバちゃんが下町感をバリバリに出す。
・展示物の数に対してスペースが狭いので、内部も暗くてゴチャゴチャしてる感がある。
⇒やっぱり場所がアカンでしょう。なぜ寂れたモールの2Fにしたのか。一般人が入りづらいのなんのって。
そして『写真撮影禁止』の文字が結構しつこく、べたべた貼ってあるのが致命的でしょう。展示物から特に写真を禁止する理由が分かりません。内部を撮影してもらって個人ブログなどに書いてもらって、存在を拡散すべきです。
あと下町感を出し過ぎ。結構、観光客相手に抵抗があります。
ということで、閉館するには残念なカオススポット、『三国志演義ミュージアム@神戸』のレポートでした。
(NFLブログでこんな事を書いている私もカオスです。。)
気になっているスポットなのですが、どうも入りづらいんですよねぇ。
閉館前に一度行くべきか・・・。
三国志Ⅲ、私も好きでした。
jjnattさん>
おっしゃるとおり、私も意気揚々と攻め入ったものの、その怪しさと空気はまるで虎牢関のごとく難攻不落の要塞と化していました。
しかし、閉館するとなると三国志マニアならば行っておきたいところです。「虎穴にいらずんば虎子を得ず」ですよ!
(厚切りジェイソンは「虎子って何よ!いらないでしょー!」って、このコトワザをネタにしてましたが)
三国志Ⅲがシンプルかつバランスがよくて、ストレス無く遊べて傑作でした。進化するごとにゴチャゴチャといらない要素やグラフィックが増えたので、Ⅲほどハマりませんでした。
ゲームも映画も、だいたいシリーズのパートⅢのデキは、いいと思います。
三国志マニアとしては見逃せないけど、物理的に遠い…。(岐阜や埼玉よりもネット上では兵庫の方とのお付き合いが多い謎のレッズサポ)
潰れる店が何故潰れるかが分かりますが、知らなかったです。
ちなみに、僕の三國志歴は1日でクリア出来るGB版を除けばⅢのDSリメイク版とⅧのPSP版で、関羽が好きだからⅢでは開始早々劉備を単騎特攻で殺してから関羽を君主に楽しんでました。(たまにやると地味にはまるんですよね)
もう1つ興味を持っていた、一面マップと戦闘内政同時進行という斬新なシステムで話題になったⅨですが、劉備は寿命以外では死なない(捕縛も処刑も不可能)という特殊能力のせいで関羽の君主プレーが出来なくなったため10分でやめてしまいましたw
個人的には楽しかったⅧや内政、最新作の13みたいに全員操作可能で関羽が劉備を部下にして楽しむのがいいですね。
また、隠れ陥陣営ファンなので董卓を滅ぼした後は呂布(ふっちゃけ登用で楽勝で引き抜けるから戦う事はほぼなし)よりも彼が手に入る事を喜びますw
YM5さん>
NFLマニア=三国志マニア?なんですかね。
化け物みたいな武将の個人技 + 軍師の予想外の戦術・奇策 の要素というところで、NFLと似ているのでしょうか。
コーエーの三国志はⅢが傑作だったのですが、続編のⅣをプレーすると変なシステムやだるいマップ展開でハマらなかったです。
劉備より関羽 好きで、関羽を君主にしたい気持ちは分かりますね。化け物みたいな武力に加え知力もあり、なぜ強運だけのいきあたりばったりアホ劉備に仕えるのか分かりません。
ただ魅力が高いので、サンチェス=劉備 みたいに見ていました。もちろんペイトリオッツ=曹操軍 なのですが、ベリチックはどちらかというと董卓?
呂布って忠誠心無いから、相手を滅ぼしたら簡単に引き入れるのはⅢと同じようですね。逆に敵に回ると一騎打ちに持ち込まれたらヤバイ相手です。
最近のものは全くプレーしておらず、根本的にⅢとは違う感じですが、プレーしたくなってきました。
純粋なファンからしたら邪道な真・三国無双の新作も気になるところです。