リンチのスルーは一体何だったのか?

ドラフト2日目は2巡目と3巡目のPICK。まだまだ可能性に充ちた選手はわんさかとおります。

注目のJETSの2巡目のPICKを読み上げたのは、トム・ブレイディの同期のライバルであった 元JETSの貴公子”チャド・ペニントン”。

その口から出た言葉に「はぁ!?」と、全JETSファンは耳を疑ったでしょう。

[SPONSORED LINK]

2巡目(全体51位)QB”クリスチャン・ハッケンバーグ(Christian Hackenberg)”

身長/体重:193cm/101kg From ペンシルベニア州立大

Christian_Hackenberg

 [youtube]https://www.youtube.com/watch?v=z8vGqCWT2M4[/youtube]

GMがマイク・マッカグナンに代わり、選手起用がファンの納得のいく方向で行われておりましたが、突如 JETSっぽいPICKが発生しました。

1巡目で”パクストン・リンチ”をスルーしておいて、フィッツパトリック問題の解消に全力を注ぐのかと思いきや、2巡目でQBを獲ったのです。

これは”ジーノ・スミス”の時と同様で、2巡目で良いQBが落ちてきたので、思わず手をだしてしまったのか?だとしたら、死亡フラグです。

 

QB”クリスチャン・ハッケンバーグ”はタイプとしては純粋なポケットパサー。 大学1年の時にビル・オブライエンに師事されていたので、プロスタイルO#に慣れています。

パスプロさえ持てばコントロールは良く、フィジカルも強くタフ。一説ではカトラー並みの豪腕を持っているとか。そして、2年連続でキャプテンを行ったリーダシップを兼ね備えております。

 

弱点はパスプロがもたずプレーが崩れたときにあります。つまりプレッシャーに弱く、スパイラルもかからなくなり、コントロールが乱れます。あと、フォームに一貫性が無く、キャンプでは鬼のように反復練習せねばならないようです。

 

今のJETSのQBは”ジーノ・スミス”,”ブライス・ペティ”、そして今回の”クリスチャン・ハッケンバーグ”。NFLの先発クラスでないQBを3人も抱える事になりますので、前からの宣言どおり、”ライアン・フィッツパトリック”との契約を必ずするとなると、当然誰かカットする事になります。さよらなジーノ・スミス。。(仮)

 

というか、フィッツパトリックがダメなら、ペニントンが復帰して投げてくれないか?

 

おまけ:ハッケンバーグ指名時のJETSファン

 jets_draft2016_day2-rs

※隣のGBファンの爆笑ぶりがもう・・・

cryingjets.0.0-rs

 

 

3巡(全体20位)OLB”ジョーダン・ジェンキンス(Jordan Jenkins)”

身長/体重:191cm/117kg From ジョージア大

Jordan Jenkins

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=Q3csbFg0cdU[/youtube]

1巡目でOLB”ダロン・リー”を獲得したにも関わらず、またもOLB。今ドラフトで徹底的にJETSかねてからの問題であるOLBを解消しようという試みが見えます。

 

“ジョーダン・ジェンキンス”は”ダロン・リー”とは逆でパワーとサイズを持ったOLB。出身のジョージア大ブルドッグスが3-4D#だったので、JETSのスキームとも合います。

弱点もこれまたダロン・リーとは逆で、敏捷性とスピードに欠けるという事。2人あわせて割ったら丁度いい?

 

2015年ドラフト3巡のOLB”ロレンゾ・モールディン”を加えて、老朽化問題に困っていたOLBに一気に血気盛んな若手が増えました。”カルビン・ペイス” とももうすぐお別れでしょうね。

そして、このパスラッシュ強化には 怨敵ブレイディは震えて夜も眠れないでしょう。クビを洗って待っておけ!!