イメージ
れが本物のマッデンです。
NFLゲームの金字塔”Madden”ですが、「マッデンって何?」と思う人も多いかと思います。
マッデンとはこの写真の人物「ジョン・マッデン」の事で、この方が解説を行っているためゲームのタイトルが「Madden」なのです。

それ以前にジョン・マッデンはNFLの解説者として絶大な人気を誇っており、何十年も解説を担当しているのですが、とうとう超人的連続出演記録がストップしました。

[SPONSORED LINK]


▼ジョン・マッデンとは?

NFL選手としては、ドラフトされた年に致命傷を負ってすぐに引退したが、1969年に当時史上最年少の32歳という若さで、オークランド・レイダースのヘッドコーチに抜擢。1976年にはレイダースを史上初めてのスーパーボウル制覇へと導きました。

 レイダースでは10シーズン負け越しナシで、112勝39敗7分(プレイオフを含む)の記録は、今でも、NFL史上最高勝率記録(100勝以上)を誇っており、 プレイオフを含めてもグリーンベイ・パッカーズを率いた伝説的名将ビンス・ロンバルディに次ぐ成績です。

1979年にCBSで解説者デビューして、3年目からいきなりメインの全米中継ゲームの解説者に抜擢されると、それ以降今日まですべてメインゲームを担当。
その後、全米4大ネットワークのメイン中継を全て担当した全米唯一のスポーツアナリストとして、2006年にNFL殿堂入りも果たします。

▼なぜゲームの解説?
当然、EAスポーツが依頼したからなのですが、シリーズ最初の「John Madden Football.」は1988年に発売。当初のゲーム機のスペックからフィールド上に1チーム6人でした。
何かで聞いた話ですがマッデンは11vs11で行うリアルなフットボールゲームでなければ依頼を受けないとゴネましたが、そのゲームの完成度の高さからオファーを承諾したとか(不確かな情報です)

▼29年休みなし
そんなマッデンが、デビュー以来29年目にして、初めて中継画面に登場せず、連続”出演”記録が、476週であっけなくストップしたとの事。
その理由は、健康を害したということではなく、実家(カリフォルニア州)の5人のお孫さんの面倒をみるためという個人的理由。
ちなみに”ブレット・ファーブ”はWeek8終了時点で260試合連続先発出場です。

▼解説者として致命的弱点
全米中を駆け回る仕事ですが、なんと大の飛行機恐怖症で、シーズン中は「マッデン・クルーザー」(Maddencruiser)と呼ばれる大型バスをベースとしたキャンピングカーで全米中を移動してます。そのため、アロハ・スタジアム(ハワイ州ホノルル)で行われるプロボウルの解説は担当しません。というか、出来ません。

[引用:NFL JAPAN]

NFL解説者、ジョン・マッデンのフットボール解説は、天下一品である。

 あの巨大な体躯からは創造できないほどゲームのきめ細かいポイントに気づき、得意のペン解説で、”ブーン!”とか”バアム!”といった擬声音を使って、ユーモラスにゲームを伝える。まさに、NFLの伝道師だ。私も、若い頃、そんなマッデンの中継を見てNFLに夢中になったひとりだ。 

 実績も十分あるマッデン氏は、言うことに説得力がある。選手としては、NFLにドラフトされた年に致命傷を負ってすぐに引退したが、1969年に当時史上最年少の32歳という若さで、オークランド・レイダースのヘッドコーチに抜擢。1976年にはレイダースを史上初めてのスーパーボウル制覇へと導いた。

 わずか10年間というヘッドコーチキャリアだったが、通算成績の112勝39敗7分(プレイオフを含む)は、今でも、NFL史上最高勝率記録(100勝以上)を誇っている。 通算100勝も史上最年少の42歳で達成し、1978年にヘッドコーチを引退するまでの10シーズン、レイダースは一度も負け越さなかったというから驚きである。  

 その後、マッデン氏は1979年にCBSで解説者デビュー。3年目からいきなりメインの全米中継ゲームの解説者に抜擢されると、それ以降、今日まですべ
てメインゲームを担当してきた。その後、FOX、ABC、そして一昨年からNBCのサンデーナイトゲームに出演するようになり、4大ネットワークのメイン
中継を全て担当した全米唯一のスポーツアナリストとして、2006年にNFL殿堂入りも果たしている。 

 そんなマッデン氏が、先週、デビュー以来29年目にして、初めて中継画面に登場しなかった。連続”出演”記録が、476週であっけなくストップしてしまったのだ。その理由は、健康を害したということではなく、実家(カリフォルニア州)の5人のお孫さんの面倒をみるためなのだとか。現在のNFLでは、QBブレット・ファーブが第8週の試合に先発出場すれば260試合連続先発出場。そんな鉄人の記録もはるかにしのぐ大記録だった。

 「バイウィーク(シーズン一回のお休み週)みたいなもんだよ!」と本人は全く気にする様子がない。 飛行機嫌いとして知られ、全米各地の試合会場を専用豪華バスで移動するので時間がかかり、マッデン氏はシーズン中一度も実家のカリフォルニア州に帰ることができなくなってしまったという。それがマッデン氏の生涯プランを相当狂わせているのだとか。「(サンフランシスコ・)49ersとレイダースが一向に上向いてこないからカリフォルニアの会場での仕事がなかなかないんだ。昔は、年に必ず一度はレイダースや49ersの試合を担当できたから、シーズンに丸1週間くらいは休みが取れていた」。最近、レイダースや49ersは戦績が芳しくなく、マッデン氏が担当するような全米中継に登場しなくなってしまったということか。 

 今回、NBCサンデーナイトゲームでマッデンの代役は、NFLネットワークでお馴染みの元NFLレシーバーのクリス・コリンズワース氏が務めた。コリンズワース氏もマッデンの代役に抜擢されるだけあって名解説者として定評があるのだが、まだまだマッデン氏の存在感には及ばなかった。 

 来週(第8週)は、NBCがメジャーリーグのワールドシリーズと放送時間が重なるためサンデーナイトゲームを中継しないそうだ。したがって、マッデン氏は丸2週間のオフを得たことになる。第9週、リフレッシュしたマッデン氏の試合解説が今から楽しみだ。