則多発は心の乱れ
つらいロード(アウェイ)3連戦の1戦目はNYとは正反対、西海岸のレイダース戦からスタートです。

先週ビルズが勝利している相手だけに、勝っておかないとタイブレークで不利になるので、確実に勝っておきたい試合なのですが、敵は対戦相手だけではありませんでした。

[SPONSORED LINK]


▼前半
レイダースのO#からスタート。DB”アントニオ・クロマティ”がパス・インターフェアランスで25ydもゲインされ、最後は敵陣2ydからRB”ダレン・マクファデン”へトスしてTD。反則を起点に痛い先制パンチを喰らう。
0-7

反撃のJETSはRB”ラデイニアン・トムリンソン”がショートパスから、タックルを2つ振り切ってビッグゲイン!!
WR”プラクシコ・バレス”のナイスブロックで一気に敵陣1yd!!
トドメはサンチェスが決死のスクランブルでTD!!
7-7

レイダーズO#のパントからルーキーWR”ジェレミー・カーリー”がビッグリターン!!敵陣24ydからO#の絶好のチャンス!!
・・・・・かと思いきやサンチェスのINTで水の泡。
ルーキーの頑張りを台無しにするのかい、サンチェス(TωT) 。

レイダースの反撃も抑えて、次のO#はCB”スタンフォード・ラウト”がWR”プラクシコ・バレス”へのイリーガルハンドで敵陣へ進入。
最終的に敵陣18ydまで進み、RB”ラデイニアン・トムリンソン”へのパスで逆転!!
LBとのミスマッチをつくナイスパスだわ。
14-7

イケイケで次のO#も敵陣3ydまで進む。残念ながらこのドライブはFGで終了。
17-7

レイダースの反撃ドライブ。ここでまたしてもDB”アントニオ・クロマティ”がホールディングの反則を取られる!・・・て、これ本当につかんでる???
疑惑の反則にクロちゃんも不満げな顔。

反則に不満を抱いている間に、とうとうRB”ダレン・マクファデン”のランが爆発!!
自陣30ydから一気にD#を抜き去りTD!!アカン取られかたをしたぞこれは!(´д`lll)
17-14

レイダースはさらに前半残り3秒からK”セバスチャン・ジャニカウスキー”が54ydのFGを決めて、同点に追いつく。
NFLタイ記録の63ydFGを決めた現役最強の長距離砲の存在は、ヤバイ。
17-17

▼後半
ともにD#が奮闘する。JETSのOLがだんだんレイダースのラッシュを抑えられなくなり、DE”ジャーヴィス・モス”にサンチェスがつかまり鼻を負傷するが、問題なし。

こう着状態を脱したのはレイダース。またもRB”ダレン・マクファデン”に走られ、敵陣23ydまで進まれる。
次はWR”Denarius・ムーア”へのダブルリバース。DB”ダレル・リーヴィス”の必殺足元タックルが決まるもギリギリTDを奪われる。
17-24

「まだ時間あるし大丈夫だろう」と、思っていたら反撃のキック・オフ・リターンのキャッチをDB”アントニオ・クロマティ”が痛恨の落球!!∑(゜ Д゜)
それをカバーされ敵陣13ydからレイダースO#再開と近年まれに見る最悪の展開(;´Д`)ノ

そのチャンスをきっちりTDに結び付けて一瞬で2ポゼッション差に開いて第4Qに突入。
またも奇跡を起こせるのかい?
17-31 (ノДT)

時間がねぇ!!ここで頼りになるのがサンチェスの確変モード!
3rd-10もTE”ダスティン・ケラー”にパスをヒットさせ前進あるのみ!!
WR”デリック・メイソン”も好レシーブを見せて、最後はまたもWR”プラクシコ・バレス”へINTされてもおかしくないコースへ投げて、TD!!
残りまだ5分あるイケル!!1ポゼ。
24-31

しかし、止めねばならぬレイダースO#なのだが、LB”カルヴィン・ペイス”の反則も手伝って1stDownを更新されまくり時間を貴重な時間を使われる。
結局、K”セバスチャン・ジャニカウスキー”に致命的な49ydFGを決められ2ポゼッション差。これはアカン!!
24-34

とにかく早くTDを取ってオンサイドキックを蹴らねば!!
決死のO#はTE”ダスティン・ケラー”に一気に33ydのパスを通してエンドゾーン手前!!
4th-2yd最後のギャブルはサンチェスがまたも決死のスクランブルで飛び込みTD!!奇跡を起こせるか!
と、思いきやこのTDはレビューで覆り無効。

レイダースO#が自陣1ydからのスタートでニーダウンできない。
ここでファンブルロストしないかと、淡い期待をするもきっちりスニークして試合終了。
ロード3連戦のスタートから自滅で大コケです。(;´Д`)ノ

2011年09月25日 @O.co・コロシアム

1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ジェッツジェッツ (2-1-0) 7 10 0 7 24
レイダースレイダース (2-1-0) 7 10 7 10 34

Stats

▼総評
試合前のレビューでは「O#はミスに気をつけろ」と、言いましたがD#がミスで自滅。
今シーズンは大丈夫だと思っていたクロちゃんの反則グセが一気に出てしまいました。
クロちゃんが反則したドライブで2TDを決められ、さらにリターン時にボールの落下地点を見誤ってファンブルし、それをカバーされ1TDを献上。先週のD#MVPが今回は戦犯ものです。

レイダースO#も困ったら、とりあえずクロちゃんの反則を誘うために、クロちゃん方面ばかり投げまくる。
そして、思惑どうりに反則をしてしまいました。リーヴィス側に投げたのは1回ぐらいか。
不安要素だと思われていたマンゴールドの代役C”コリン・バクスター”が頑張っただけに非常に残念な内容です。

O#もやっぱりRB”ショーン・グリーン”のランは出ず。せっかくのWR”ジェレミー・カーリー”のビッグリターンをムチャ投げでINTされたサンチェスも敗戦の原因でしょう。

RB”ラデイニアン・トムリンソン”が好パフォーマンスを見せ、WR”プラクシコ・バレス”もナイスブロックとTDレシーブを見せるものの、パンドラの箱を開けたがごとく、ミスからTDを献上しまくるアカン時のJETSが丸々出てしまった感じです。
こんな試合は1シーズンに1つや2つはあるのですが、全ライバルが対戦する相手で、先にビルズが勝利しているだけに痛い1敗となりました。

対するレイダースもCB”スタンフォード・ラウト”がバレスへの執拗なカバーで再三反則を取られてましたけど、得意の地上戦での強さが光ってましたな。

:サンチェスの本日のスタッツはパス27/43回369yd獲得2TD,1INT。
カーリーが生んだチャンスにINTを献上したのは痛すぎた。

ランは出ずともL.Tがレシーブ116yd獲得1TDと爆発。
しかし、JETSは結局ランが無いとO#が苦しいチームなのです。