やJETSの顔
引退した”ブレット・ファーブ”はさておき、今やJETSの顔と言えば、プロボウルかつオールプロに選出された光速のランニングバック”レオン・ワシントン”。

1対1なら簡単にディフェンスを抜いてしまうステップにチェンンジ・オブ・ペース。そして一気に突き放す加速力に加えキャッチも上手い逸材で、2007シーズンは3つのキック・オフ・リターン・タッチダウンを決め、2008シーズンもビッグゲインを連発し、勝利に大きく貢献しました。とにかくボールを持つと何かを期待せずにはいられない選手です。

ルーキーイヤーの最後を迎える今シーズン。「ゲームに革命をもたらしたい」とコメントをしております。

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▼”ゲイル・セイヤーズ”の再来となるか?
ルーキーイヤーの最後を迎える”レオン・ワシントン”はチームとの長期契約を望み、金額は要求しませんでしたがこれまでの活躍を殿堂入りした名RB”ゲイル・ゲイヤーズ”と比較するとなると、高額になるのは当然かと思います。

ワシントンは木曜日のオフシーズンプログラムで「ゲームに革命をもたらしたい。かつてのデイブ・メゲットやゲイル・セイヤーズのような次の段階に挑戦したい。」「彼らのハイレベルなスタイルを取り戻し、私の考えでは、それにロッカールームでリーダーシップをプラスする事は非常に貴重だ」と述べています。

ジェッツとしても新しい契約を結んでからオフシーズンをスタートさせたいと考えており、ワシントンは1年につき400万ドルを求めると推測されています。

▼”ゲイル・セイヤーズ(Gale Sayers)”とは?
で、コメントに出てきた殿堂入りしたRB”ゲイル・セイヤーズ”とはどのような選手なのかというと、1965年の新人シーズンに 22TDを決め、その後膝を負傷し引退するまでの現役7年の間にプロボウルに4度(プロボウルMVPが3度)、オールプロに5度、オールディケイドチーム(’60年代)にも選ばれ,更にNFL75周年オールタイムチームにも選ばれました。そして34歳という史上最年少の若さで殿堂入りした伝説のRB。彼の背番号40はベアーズの永久欠番です。

そして特徴的なのがキックオフリターンTD率6.59%というNFL歴代1位という記録。ちなみに”レオン・ワシントン”は現時点で3.96%で6位です。その他現役でそれより高いのはベアーズのデビン・へスターが4.25%で4位。

下記の動画で”ゲイル・セイヤーズ”の走りっぷりを見れますが、まるで未来が見えているかのように密集地帯をスルッと抜けるランには驚愕します。

▼その他
地元メディアでS”ケリー・ローズ”がトレード騒ぎのブロンコスQB”ジェイ・カトラー”は「生意気」だと発言しております。
2008シーズンのWeek13ブロンコス戦で対戦した時に非常に自信過剰な態度が気に障ったらしいです。
この試合は単独首位に立ったJETSの連勝がストップし、ファーブの低迷が始まった非常に印象深い試合。暴風雨の中でファーブが調子を落とす一方でカトラーは絶好調で、見ていて歯がゆい試合でもありました。
それだけに”ケリー・ローズ”もその時の悔しさも合間って、カトラーが一層に憎く見えるのでしょうか。
とにかくJETSに来ることは歓迎しないという事を地元メディアを通じて強調しているようです。