ッドエンド
WCに望みを託す我らがJETSは、既にシーズンエンド確定のドルフィンズと対戦。
他のチームの勝敗にも左右されますが、まずはJETS自身が勝たないと話にならない。

相手ドルフィンズは毎年必ず一敗はする苦手チーム。今回は昨年までJETSにいたDE”ジェイソン・テイラー”の引退試合なので、ドルフィンズも勝利へのモチベーションが上がります。

果たして、JETSはまたも奇跡を起こしてプレーオフに進出できるのか?

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▼前半
JETSはFGで先制されるも、WR”ジェレミー・カーリー”のワイルドキャットからのパスをTE”マシュー・マリガン”に通して、敵陣25ydへ侵入。
RB”ラデイニアン・トムリンソン”のランで進み、TE”ダスティン・ケラー”へのパスで敵陣1yd。

残り1ydはグリーンのランで突進かと思いきやグリーンがこけてハンドオフ失敗。
サンチェスはスクランブルに切り替え、エンドゾーン右端に走り込む。。
だが目の前にD#が立ちはだかるや、奥で空いているTE”ダスティン・ケラー”へTDパスをヒットさせる。
∩(・ω・)∩Touchdown!
7-3

CB”アントニオ・クロマティ”のINTも出るが、互いにパントの蹴り合いになる。そして先に動いたのはJETS。
WR”ジェレミー・カーリー”へロングパスを通して、一気に敵陣に侵入。

またもWR”ジェレミー・カーリー”のワイルドキャットからRB”ショーン・グリーン”のランでレッドゾーンへ入る。
ここはFGを決めてリードを広げる。
10-3

JETSのD#はリーヴィスがWR”ブランドン・マーシャル”を抑えドルフィンズD#を沈黙させるが、前半残り18秒でサンチェスがやってしまう。
RB”ラデイニアン・トムリンソン”へのパスをDE”ランディ・スタークス”にINTされ、それを起点にFGを決められ前半終了。
10-6

▼後半
ドルフィンズO#を封じるが、JETSもO#が乗るところでTE”マシュー・マリガン”のフェイスマスクなど反則でチャンスを潰して乗り切らない。

ドルフィンズは第3Q,7:56から反撃を開始。WR”ブランドン・マーシャル”がリーヴィスに競り勝つレシーブで3rdDownを更新し、ロングドライブを続ける。
第4Qに入ってもドルフィンズのドライブは続き、とうとう敵陣1ydにまで進まれる。
敵陣1ydからのラン2発を止めるも最後はFB”チャールズ・クレイ”へのTDパスを許してしまい、時間を散々使われた挙句に逆転を許す最悪な展開となる。(´д`lll)
10-13

JETSもすぐさま取り返しにかかるが、本日引退のOLB”ジェイソン・テイラー”がOT”ドブリカショー・ファーガソン”を抜いてサック!サンチェスの手から溢れたボールをDE”ランディ・スタークス”にカバーされターンオーバー。。。テイラーの引退に華を添えてしまう。(TωT)
この危機をリーヴィスのカットでFGで抑える。
10-16

再び反撃開始。3rdDownに失敗するも、幸運のラフティング・ザ・パサーで前進。
WR”ジェレミー・カーリー”へのリバースとLTへのショベルパスで敵陣10yd。このドライブで逆転もらった!
+  ( ・`Д・´)+キリッ
と。。。思ったらOLB”マーヴィン・ミッチェル”にINTされ、水の泡あわわわぁ(屮゜Д゜)屮

ドルフィンズにFGを決められ致命的な2ポゼッション差が開く。
残り2:30
10-19

JETSの反撃はパスがD#に弾かれてOG”マット・スローソン”がキャッチ。しかしこやつがファンブルし、それをテイラーがカバーしてそのままエンドゾーンへ走り込んでTD!!!出来すぎたシナリオにもうドルフィンズはお祭り騒ぎ。
どんだけ優しいねんJETS!!(屮゜Д゜)屮
かと、思ったらファンブルが無効になり、一命を取りとめる。

残り2分少しでJETSのO#。
久しぶりにサンチェスドライブが炸裂し、リズム良くノーハドルでパスを通しまくって最後はWR”パトリック・ターナー”にTDパスをヒット。
最初からこれをやれよ!!(屮゜Д゜)屮
17-19

残り1:15。望みを託したオンサイドキックは失敗し、見事にゲームオーバー。
テイラーに引退の花道を作って、シーズンエンドでございます。(T_T)

2012年01月02日 @サン・ライフ・スタジアム

1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ジェッツジェッツ (8-8-0) 7 3 0 7 17
ドルフィンズドルフィンズ (6-10-0) 3 3 0 13 19

▼総評
前回を反省してランで組み立て、そしてランは出る。そしてTDも取れた。
だがしかし、最近の傾向で、そのあとはどうもO#が進まない。OLがプレッシャーに負けて潰されるシーンも多々ありましたが、前試合同様にフォルススタートなどで好調なドライブを潰すのが目立ちました。
とくに敵陣に入ったところでTE”マシュー・マリガン”のフェイスマスクで、15yd罰退を喰らったのは最悪でした。あれが無ければ得点は出来てたと思います。

加えてドルフィンズに12分もの時間を削られたあげくにTDを奪われたのも痛い。これまで十分にドルフィンズO#を抑えてきたのに、マーシャルがリーヴィスを振り切ってレシーブし1stDownを更新する集中力を見せました。

逆にJETSのO#は主力WRであるホームズが今回は0レシーブ。ホームズの集中力は切れ、さらにショッテンハイマーからベンチに下がるように指示がでると口論となり、結局は最後はベンチに下げられて試合が終了。
ホームズが0レシーブというのは6年のキャリア初との事です。

そしてサンチェスが3INTと自滅。逆転のTD目前でターンオーバーを喰らうのも前試合と似ています。
「サンチェスが悪い」、「ショッテンハイマーのプレーコールが悪い」などいろんな批判が飛んでますが、イーグルス戦のホームズの2ターンオーバーから何か呪いというか、戦術や戦力のように目の見えるものでなく、「モメンタム」「神の力」といった類に全く見放されてしまった気がします。
(もちろんサンチェスや他の選手、コーチにも非はあると思いますがね。)
しかし最後のドライブを見ればサンチェスは全くダメなQBでは無いと分かったので安心しました。

結果論になりますが、個人的には開幕前からダメダメ感がありました。
ロックアウトで連携を固める時間が短いにも関わらず、WRがガラっと変わった挙句にベテランだらけだと、そりゃサンチェスもやりづらいでしょう。
あと、無駄なアソムハ狙いから始まり、ブラスミやウェザーフォードなど優秀なSTを引き止めをせず。もちろんショーン・エリスも上手く引き止める事が出来ていたら、最強のチームが出来ていたと思います。

まぁキャップの関係で全てムリだとしても、昨シーズンのコルツ、パッツ相手に連勝した最強メンバーの維持をして欲しかった。
LT引退説が流れておりますが、今日のパフォーマンスからするとまだヤレると思います。しかし残留は厳しいでしょうねぇ。

しかしながら、結局はテキサンズが負けたのでこ、もしもの試合に勝利していたとしてもプレーオフには行けてないのです。
そのテキサンズの負け方も不可解。試合終了ギリギリにTDを上げて1点差でオーバータイムに持ち込むかと思いきや、なぜか2ポイント狙いでマヌケな失敗で自滅。
(後のコメントで、POを見据えた温存のためOTを避けたとの事)
もしもテキサンズがオーバータイムに持ち込んでタイタンズに勝利していたら、対抗馬のベンガルズ、ブロンコス、レイダースが全て絶滅しましたので、JETSの敗戦がもっと叩かれる事になっていたでしょう。

どうせ負けならドラフト順を良くしたほうが賢いです。おまけにテイラーにも引退の花道を作ったし、結果的には負けて正解な感があります。
一足先にJETSはシーズンエンド。ノンビリとプレーオフの行く末を楽しみましょう。

:現役サック王のテイラー。引退試合でライバルJETSの誇るプロボウルブラインドサイド”ドブリカショー・ファーガソン”を抜いて価千金のファンブルフォースを誘発しました。
これでリカバーTDも有効だったら、テイラー祭りだったでしょう。
引退の花道を作っちゃいましたな。

:本日のサンチェスはパス21/32回207yd獲得、2TD、3INT。
またもO#が試合を潰す展開に何を思うのか。

だが最後のドライブは、昨シーズンにミラクルを連発してきた逆転ドライブを彷彿とさせました。
あのリズムがなぜ今まで出なかったのか?今シーズンの敗退を糧に、成長を期待しましょう。