「7」の襲来!
いろんな意味で濃い内容であったプレシーズン4。
長い期間を経てファルコンからイーグルへと鳥類が変わったNFL史上高速の移動砲台「マイケル・ヴィック」が登場しました。
昔はファルコンズでRB2人に加えてヴィックまで走りまくる戦法でフィールドをかき乱しましたが、長いブランクはどう影響するのか?
そしてJETSは先発QBがサンチェスに決まったため、クレメンスは3rdQB”エリック・エインジ”に追われる立場となりました。せめてバックアップは守れるのかクレメンス!?
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※※「背番号⇒名前変換マシーン」に加えて、新兵器「英語ロースター⇒カタカナ変換マシーン」を試験してます。お見苦しい箇所はご容赦ください。
▼第1Q
[イーグルス]
イーグルス先行でスタートするが、またもCB”リト・シェパード”がロングパスにパスインターフェアランスの反則を取られてイーグルスに自陣32yd⇒敵陣25ydのロングゲインを許してしまう。前試合に続いて非常に多い!
さらにJETSD#陣のラフプレイからまたも反則を取られ、敵陣1ydからRB”LeSean・マッコイ”のTDランで先制を許す。
0-7
[JETS]
JETSはサンチェスが前試合で結構出たので、休むかと思っていたが登場!
自陣17ydの悪いスタートから積極的にパスをバンバン通す!
TE”ダスティン・ケラー”へ27ydのパスを通し、続けてWR”ジェリーコ・コッチェリー”へ21ydのTDパスを見事に通して、速攻で同点!!!。
パス失敗無しで、試合を振り出しに戻しました。
もはや先発は不動でしょう!!
7-7
[イーグルス]
とうとうキタ~~!!期待ハズレのNo1ルーキーLB”ヴァーノン・ゴルストン”がヴィックから交代したQB”ケヴィン・コッブ”を7yd下げるサ~~ック~~~!
前試合でも覚醒の片鱗を見せ、とうとうビッグプレイを決めたゴルストン。開幕に間に合ったか!?
▼第2Q
[JETS]
サンチェスはTDドライブを決めて任務完了。問題のQB”ケレン・クレメンス”の登場。
イーグルの攻撃はタッチバックで終わり、自陣20ydからの攻撃。
さぁ!クレメンスはどこまで挽回できるか!?
・・・・・・・
はい、ph15にインターセプト!!!こりゃもう終わったな・・
[イーグルス]
敵陣2ydという絶好のポジション。QB”マイケル・ヴィック”がランで3年振りのTD!!
でも、ここまでお膳立てされたらあんまり嬉しくないだろな
7-14
[JETS]
反撃のJETSはWR”オンドレイ・アリソン”の好リターンで自陣41ydからスタート。
ここで意外な伏兵が魅せる!RB”ダニー・ウッドヘッド”が自陣45ydからD#を突破して、そのまま55yd走破しTD!!
ロースター争いに大きくプラスか!?
14-14
[イーグルス]
ヴィックがまたもQB”ケヴィン・コッブ”に交代。FGで終了しイーグルスが僅かリード。
14-17
[JETS]
あれ!?クレメンスもう終わり?3rdQB”エリック・エインジ”に交代。
いきなりWR”デイヴィッド・クラウニー”へ35ydのパスを通し、クレメンスを蹴落としにかかる!
しかしエンドゾーン目前でファンブルし、イーグルスにカバーされ残念。
[イーグルス]
ヴィックが大胆にも自陣36ydからエンドゾーンに向けて超ロングパス放つ!
しかしCB”ドワイト・ロウリー”がインターセプトを決めてタッチバック。危なかったわ~。
[イーグルス]
QB”ケヴィン・コッブ”にロングパスを通されあっさりTDされる。
JETSのDBに不安がみえます。
14-24
[JETS]
QB”エリック・エインジ”のショットガンで敵陣29ydまで進み、FGを決めて前半終了。
17-24
▼第3Q
[JETS]
RB”ダニー・ウッドヘッド”がまたも44ydのランで一気に敵陣4yd。
最後はQB”エリック・エインジ”がWR”ウォレス・ライト”にTDパスを決めて同点!プレとはいえこの展開は燃えますな。
24-24
[JETS]
パントをCB”ドワイト・ロウリー”が大きく戻して敵陣15ydからの攻撃をまたしてもRB”ダニー・ウッドヘッド”のランでエンドゾーン目前。
最後もRB”ダニー・ウッドヘッド”が2止めのTDランを決めて逆転!!!こりゃレギュラーシーズンも心強い。
31-24
▼第4Q
[イーグルス]
ヴィックが敵陣25ydまで進めるもLB”マーケス・マレル”にサックを食らいファンブル!
DT”ハワード・グリーン”がカバーしてターンオーバー!
その後の攻撃も好調に攻めるもヴィックがサックを喰らったためFGで終わる。
31-27
[JETS]
QB”エリック・エインジ”がプレシーズンの最後にでかい花火を打ち上げる!!!
自陣27ydから73ydの超ロングパスでWR”デイヴィッド・クラウニー”がTD!!!!!!
これでクレメンスに引導を渡したか!?
38-27
そのまま両者パントで流れて試合終了!!!!
ゴルストンのサックにダニー・ウッドヘッドのランと収穫の多い勝利となりました。
▼総評
チームの思わぬ面が出たこの試合。
期待外れNo1ルーキーとしてこき下されてきたゴルストンがとうとうジャイアンツ戦で才能の片鱗を見せて自信を取り戻したのか、今試合では初サックを決めてくれました。やはりコンバイントップクラスの身体能力はコツを掴めば大バケしてくれるのでは無いでしょうか。
そしてRB”ショーン・グリーン”とRB”レオン・ワシントン”が欠場のチャンスを生かしたのがRB”ダニー・ウッドヘッド”。ラン18回158yd獲得、2TDと熾烈なロースター争いに一石投じました。
もう先発は決まってますがQBバトルの結果は
・マーク・サンチェス:パス5/5-67yd獲得、1TD,0INT
・ケレン・クレメンス:パス0/2-0yd、0TD、1INT
・エリック・エインジ:10/17-160yd獲得、2TD、0INT
と挽回しなければならぬクレメンスが最悪の結果に。こりゃ開幕前に削られるかもしれませんな。
そしてサンチェスはミスなしのパーフェクトドライブを決めてくれました。
通したパスはどれもドンピシャで精度はかなりのもの。投げる姿にも迷いが無く自信が満ち溢れています。しかし、レギュラーシーズンはそんなに甘かないぞ。
対する復活のQB”マイケル・ヴィック”はラン1TDを決めるもの、不用意に走りすぎてサックを喰らいまくりました。足だけが己を支える自信なのか、冷静な判断に欠いた結果で少々不安です。
好調サンチェス。
この若さと勢いはレギュラーシーズンにも通じるのか!?
そして今週の「哀れ!クレメンス(T0T)」
パス成功ナシで1INTと目も当てられぬ結果に。
これが最終回か!?
2009/09/03 The Meadowlands
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | Total | ||
イーグルス | (0-0-0) | 7 | 13 | 0 | 3 | 23 | |
ジェッツ | (0-0-0) | 7 | 10 | 14 | 7 | 38 | |
Game Stats |
[引用:NFL JAPAN]
現地3日、フィラデルフィア・イーグルスのクォーターバック(QB)マイケル・ビックが、プレシーズン最終週のニューヨーク・ジェッツ戦に出場。試合最初のシリーズからQBの位置に入って数回ランを行ったビックは、第2Qにショットガン隊形から2ヤードのTDランを記録。NFLの舞台では2006年以来となるTDを記録した。この日のビックは、ラン7回35ヤード、1TDと、ランで貴重な戦力になることを証明。しかし、司令塔としては4サックを浴びるなど、パス11回中7回成功も26ヤード、1INTと低調な内容だった。試合は、ジェッツが38対27で快勝している。
この試合でエースQBドノバン・マクナブを温存したイーグルスは、ケビン・コルブが先発し、パス16回中8回成功、110ヤード、1TDを記録。2番手QB争いとしては、ビックを上回る結果を残した。また、新人ランニングバック(RB)のルショーン・マッコイが、プレシーズン2試合連続となるTDを決めている。
ジェッツでは、開幕先発を確定させている新人QBマーク・サンチェスがパス5回中5回成功、67ヤード、1TDと順調な仕上がり具合を披露。また、先発タイトエンド(TE)ダスティン・ケラーがレシーブ3回44ヤードを記録した。さらに、開幕ロースターの当落線上にいるRBダニー・ウッドヘッドが、ラン18回158ヤード、2TDと大暴れし、生き残りへの望みをつなげている。
いろんな人が活躍してお祭り騒ぎな試合ですね。
DBの不安は解消されませんね。新加入組がまだしっくり来ていないように感じます。
開幕前に収穫はあったんですけど、悪いところも露呈しました。(´д`lll)
とくに”リト・シェパード”の反則クセは致命的なので、これはヤメテもらえないと勝てる試合も勝てません。
やはりチーム作りは一朝一夕では成りません。