チームぐるみの犯行と確定
連日、このブログでお伝えしています日大による悪質なタックルやラフプレーに関する情報ですが、朝の情報番組「ビビット」では、やはり危険プレーの数々は監督の指示であり、チームぐるみの犯行だったと報じました。
その他、内田正人監督の近況に関する事や危険タックルの検証実験など行いました。
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背後からのタックルを褒めたたえる日大チームメイト。組織的な犯行と断定
この番組でクローズUPされたのが、無防備なDL#91宮川がQBへの背後からのタックルのあと、サイドラインに戻った時に普通なら叱られるところ、チームメイトからまるで褒められているところに焦点を当てております。
そしてJNNの取材でこれらのラフプレーは監督の指示だったことが明らかに。
この事件を受けて、「法政大」「東大」「立教大」が日大との試合を中止しました。
しかし、事件の張本人である日大アメフト部監督の内田正人氏は事件以降、公の場所に姿を現しておりません。
そして、その内田監督に関してですが、周りの証言によると、
「最近は指導方法が変わり厳しくなった。」
「去年は退部者を20人近く出している」
など、内田監督の方針に変化があり、狂気に走らせているような事が読み取れます。
その心境の変化あったおかげで日本一の座を奪還したのでしょうが、それが暴走し、今回の事件につながったようです。
さらに番組ではスタジオにアメフト選手を呼んでタックルを検証。
サンドバッグを全身で受け止めた状態と、軽く支えただけ状態でのタックルの破壊力を目の当たりにしました。
さらにアメフトのプロテクターは肩は固いが、QBが直撃された腰まわりの部分は保護されていない事を千原ジュニアが確認。
「こんなん原チャリや無くて軽自動車に背後からぶつかられるようなもの」
と、その破壊力を比喩しました。
あと、番組内ではNFLの脳震とう問題をウィル・スミス主演で映画化した「コンカッション」の事も飛び出し、タックルの危険性に警鐘を鳴らしています。
参考記事:
いずれにせよ、関学大が指定した日大への回答期限は明日5月16日。一体、日大からどのような発表があるのか、明日も展開を見逃せません。
責任を軽々しく口にするこの無責任極まりないヘッドコーチはたいそうな無頼を気取っていますが、これが学生相手ではなくライスボウルであればとてもできなかった(やらなかった)と思います。
そのあたりにもこの凶悪チームの姑息さとあざとさに対する嫌悪感を禁じ得ません。
はじめまして、
部や加害者選手への措置は連盟などに委ねるのは構わないが、
問題の根源の監督が理事である…
これを違った側面から見れば理事主導の事件とも言えるわけですよね。
つまり責任は部ではなく大学にとらせるのが一番でしょう。
スポーツ庁が関与するなら、その上級官庁である文科省主導で良いじゃない。
一番良いのは、大学への助成金の停止・保留などじゃないですか?
そうすれば大学本体も本気で取り組むでしょうから。
廃部でさえ大学運営から見れば蜥蜴の尻尾切りで終わりかねません。
学生アメフト界にとってはこのピンチをチャンスに変えられるかが重要。
日大にとっても同じでしょう。
日大のHPのトップを見ると事の大きさが分かっているとは到底思えない。
『危機管理学部始動』『スポーツ科学部始動』がトップ2ですよ。
自分たちの大学内の問題を解決できない大学の存在意義に?がついてもおかしくない。
良くも悪くも純ビジネスマインドの大学ですから、
ここまでの騒ぎになって、現実にスポーツ特待生や受験生の獲得に影響があるとすれば、
あっさり切り捨てに入るのではないかと思います。今は最後の抵抗ってところではないでしょうか。
ただ、過去には他大学でも別種の事件が生じたこともありましたが、
体育会アメフト部(某大では米式蹴球部ですが)は金食い虫で
かつリスクのある存在だと学校法人経営者に考えられてしまうと問題ですね。それは心配です。
選手は退部の処分が下されたのに監督は雲隠れですか?一体大学はどのような処分をつけるつもりなのでしょうか?姿勢にも疑問を抱きます