日大アメフト部の復活は遠い
ワールドカップの裏側で日大問題は進展中です。バイキングが今回も日大問題を取りあげ、我らの近藤さんが再びコメンテイターとして出演しました。
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宮川選手が連盟に反省文を提出
日大アメフト部の復帰条件の1つであった、関東学連への宮川選手の反省文の提出は既に行われました。
その反省文から一部を抜粋すると、
「指示があったとはいえ、逆らえずにやってしまった自分の弱さを深く反省している。」
とありますが、宮川選手自身はチームへの復帰を考えていないとの事です。
宮川選手は、記者会見から反省文までこの事件の中で一番、実直でまっとうな姿勢を貫き通していますが、そんな姿勢にも日大の大人たちは何も感情が湧かないようで、相変わらずの後手後手の対応の悪さには呆れます。
近藤さんは、
「宮川選手のしっかりと謝り、経緯をはっきりと説明した行動にアメリカンフットボール界は救われた」
「しかし、日大が未だに自浄作用が無い。日本の未来を担う人材を育成する場がそのような反応が無いのですから、大学に対する信頼はどんどん落ちていくと思います。」
とコメントしました。
そして日大法学部の20人が日大に対する要望書を提出したところ、HP上で求めていた回答に対して口頭で回答。
これはまた日大が記録に残さず、突っ込まれ時に「意見の食い違いがあった」「乖離があった」などの言い訳をするための対策です。
近藤さんは、
「これはもう学生の平和的クーデーターですよ。今まで隠せてた事がSNSで隠せなくなっている事をまだ日大は理解していないのかなって、こういう事を繰り返している。」
と、日大のやることの進歩の無さを指摘しました。
日大の教職員組合がネットで署名活動
田中理事長の辞任など改革を求めた要望書に関して、教職員を中心に署名活動をしていましたが、学生から「自分たちも署名したい」という声が大きくなり、ネットでも署名できるようになりました。
現時点で2000名の署名が集まっておりますが、これに対する日大のリアクションは無し
署名で寄せられたメッセージの中には「いつまでみっともない姿を見せていないで大人と対応をしろ」と、日大の事件を風化させる作戦に批判が集中しています。
しかしながら、署名が多く集まったとしても法的には田中理事長を辞任させることは難しいのですが、世論や署名により報復人事はやりにく状況になっており、ここは抜本的な改革を日大が自ら実施してくれることに期待するしかありません。
(ここまで事件の風化だけをひたすら待っている日大がするはずは無いと思いますが。)
日大新たな批判の種。アメフト部監督とコーチをOB以外から公募する。
そのさなか、新たに日大が非難される事をやらかしました。それは、日大アメフト部の新監督と新コーチの募集です。
その応募資格には「日本大学体育審議会、アメフト部OBを除く」とあり、内田監督の息のかかった人間を集めない体裁をとったように見えますが、これは長い歴史のある日大アメフト部の良い面を壊す事であります。
近藤さんは
「伝統ある部がHPで監督を募集すること自体が考えられない。体裁を整えるだけのやり方はこれまで大学に貢献してきた部に対するリスペクトが無い」
とコメント。
このことに対してアメフト部OBも怒り爆発。
「アメフトの競技上、作戦を立てる監督と指導するコーチを同時に募集するのはありえない。アメフトを知らない人が面接するのではないかと思われる。」
とコメント。
近藤さんも
「(監督とコーチがバラバラに来る事は)最初から内紛が起こるくらいの事」
「日大といえばショットガン攻撃。これは今やNFLで使われていますが、これは日大が一番最初だった。そのくらいフットボールに発信力があるのです。それを全く知らないところからコーチが来て、伝統すらないがしろにするような人事です。」
とコメントしております。
かつ、この応募が始まったのが6月19日で締切が28日とわずか10日しか期限がありません。
この期間でいきなりアメフトOB以外から手をあげる人間がいるはずも無く、そんな責任ある人材を10日で集めようとすることは、もはや出来レースであることがバレバレです。
実際にジャーナリストの中村竜太郎氏の情報によると、
「公募は出来レースであるという声があり、すでにハワイ出身のアメフト選手に白羽の矢が立っている」
という話があるとのことです。
これで本当にハワイ出身のアメフト選手が監督に決まったら、
出来レース、キタ━━∩(゜∀゜)∩━━!!!!
となり、むしろ面白い。いや、また炎上のネタになることは明らかでしょう。
どこまでも日大を徹底マークするバイキング。当然ながら今、田中理事長および日大にうざがられております。
終わりが見えない問題ですが、事件の風化の阻止と教職員組合のためにも報道し続けて欲しいものです。
(意地になってコメントだ)
これはあれですよ、息のかかってない人たちに
失敗するに決まってるシチュエーションでやらせて、
案の定、失敗したら『ホッホッホッほらやっぱり我々が・・・』
と帰り咲くという、おサル芝居のパターンですよ。