苦渋の決断
日本代表のグループリーグ最終戦の対戦相手は、FIFAランキング8位ながら2敗で敗退が既に決定しているポーランド。
日本は引き分け以上ならば決勝トーナメントに進出できるという、グループの中で一番優位な立場でもあるにも関わらず、予想をナナメ上に行く展開となりました。
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日本代表、ポーランドに敗れるが・・・
日本代表は先発を6人も変えてポーランドに挑み、まぁまぁ良いパフォーマンスを見せるもポーランドの巨体に攻撃は阻まれ、さらに守備はポーランドのセットプレーに大苦戦。
そして、後半に日本はポーランドのFKから失点し、この時点でコロンビアとセネガルが同点なので、このまま試合が終了すれば日本代表はグループリーグ敗退になっていました。
【🏆2018 FIFA World Cup】
🇯🇵日本 0-1 ポーランド🇵🇱
後半
セットプレーからポーランド先制 pic.twitter.com/ZnJkvzbtBX— footalk/サッカー動画紹介⚽︎ (@footalk_sosal) 2018年6月28日
日本代表は負傷をおして出ていた岡崎を大迫、宇佐美と乾と交代し追いつこうとするも、ポーランドゴールを割ることが出来ないどころか、逆に追加点を奪われそうな危機的な展開に。
がしかし、コロンビアvsセネガルが動いた!
日本を決勝トーナメントへ連れてってくれたコロンビアのジェリーミナ選手の豪快なヘディングシュートです⚽
皆さん、コロンビアに感謝しましょう🇯🇵🤝🇨🇴#サッカー日本代表 #決勝トーナメント進出 #ジェリーミナ #コロンビア #ワールドカップロシア大会 #感謝しましょう pic.twitter.com/xI6xPsw8lF— テンちゃん☆ (@10mkz10) 2018年6月28日
この状況は先日お伝えしたシナリオの中で一番複雑なパターンになります。
この時点で日本のセネガルの勝ち点、得失点差、総得点は全て同じ!
天国と地獄の分かれ目はフェアプレーポイント、つまり累計してイエローカードの枚数が少ない方という微妙すぎる事になるのです。
※追記:フェアプレーポイントの詳細
イエローカードの警告はマイナス1、2度目の警告による退場はマイナス3、一発退場のレッドカードはマイナス4。
イエローカードの枚数は日本4枚に対してセネガル6枚。こうなると、今までセネガルを応援していた日本国民は手のひらを返したようにコロンビアを応援するしかない!!
(=◇=;)
残り時間あと8分、日本代表の最後の交代枠の使い道は・・なんとフォワードの武藤を下げて、キャプテン長谷部を投入。
西野監督は十分に同点を狙える時間帯から、負けているにも関わらずゴールを狙わず、このまま失点もイエローカードももらわないまま、コロンビア頼みで試合を終了させるという超消極的な道を選んだのでした!
(((((((ι゚д゚;)アワワワ
日本代表のグダグダボール回しと
ポーランドの謎の選手交代です。永久保存版にどぞ#ポーランド戦 pic.twitter.com/uO3lpweCHl
— てるなが@何故かバズってる。怖い (@terutyan2002) 2018年6月28日
攻めずに後ろでボールを回すだけで残り時間を潰そうとする日本代表に、観客はブーイングの嵐。
最後にはポーランドの選手は座ったり、寝たりしちゃう始末。
そして、狙い通りコロンビアがセネガルに1-0で勝利し、日本は負けたにも関わらずセネガルに非イエローカードの差で上回ることで決勝トーナメント進出が決定という、すんごい微妙な事態となりました。
この試合のMVPはスーパーセーブを見せた川島でしょうか。これまでの汚名を見事に返上しました。
覚醒したよ俺は。
後半もかますわ。 pic.twitter.com/geQcANSIB2
— 川島永嗣bot (@wackmcrounin) 2018年6月28日
日本の決勝トーナメントの1回戦の対戦相手は、最終戦でイングランドを倒したベルギーとの対戦になります。
(7月3日 3:00キックオフ)
なにわともあれ、試合に負けても勝利を得た日本。このチームで決勝トーナメントを勝ち抜くのは、、
うん、無理だな。(´・ω・`)
あと1試合 日本代表戦が見れることを喜びましょう。
確かに物足りない結末でしたね。スタンドの観客は素直な反応ですね〜それはさて置き、当初の予定と違って決勝トーナメントに勝ち進んだ事は評価されてしかるべきですがね。
どうかベルギー戦は、駄目元で面白い試合を期待したいですね
ふて猫さん>
見てる時はブーブー言いましたが、終わってみれば正しい采配でしたね。海外メディアでは酷評されてますが。
ここから先が本当の勝負なので、ベルギー戦で真価を見せて欲しいところです。
ベルギー戦は厳しいね。
快眠さん>
ベルギー特集みるかぎり、ルカクという化け物は止められないですね。
私の予想は1-3で敗北。1点はせめて盛り上がりがある事への期待です。
見ているときはすこしもやもやしましたが、
朝の番組で松木さんが言っていた
『グループステージ三戦をまとめて一試合と考えてください。』
これがかなりしっくりきました。
アジア勢唯一の勝ち残りってのも重要ですよね。
何はともあれもう一試合楽しみましょう。
よしさん>
そうなんですよね。目的はポーランドに勝つことでなく、あくまで決勝トーナメント進出と考えると納得できますし、もしセネガルが同点に追いついていたら、西野監督は歴史に残るバッシングを受ける事になる、大リスクを背負ったギャンブルだったのです。
あそこで普通に試合して失点したら選手の責任ですが、あの策を実行することで監督が一人で全ての責任を背負うので、私だったら絶対に出来ません。
とにもかくにも、ワールドカップは続くことになり、ファンのみならずTV局やスポンサーにとっては救世主です。
ベルギーに勝利して、今回のバッシングを帳消しにして欲しいところですね。
ノックアウトステージ進出のお祝いムードに水差すのもなんですが
勝ち点・得失点・各種ポイント的にあれだけ有利な状況にも関わらず
コロンビアに全てを託す博打を打たざるを得なくなった点について
選手選考から起用の部分まで含めて監督は非難に値するかと思います
それにしても(わかってたけど)控え組がポンコツだらけでポリバレントとは一体何だったのか…
メカサンチェスファンさん>
始めてワールドカップのピッチに立つ選手も多くでポンコツという訳ではないですし、途中までこれまでの先発組よりいいと思わせるシーンもありましたが、決定力に欠けましたね。
特に宇佐美には期待していたのですけど、発揮できていない感は否めません。
強豪国が苦戦し、ドイツがグループ敗退という難しい大会の中では、よくやったと思います。
あの最後のボール回しに関しては賛否両論なので「決勝トーナメントに行った」という事実だけ認めて、次のベルギー戦での戦いで再評価しましょう。
それにしても、西野監督とスタッフは腹が座ってるますね。
全ての可能性を考えて、綿密に、なおかつ瞬時に行ったあの決断。
結果論ですが、中途半端でもタイミングが遅くてもダメだったのかなと思います。
NFLのどこかの監督みたいですね。勝利への執着、ハーフタイムでの修正力、メディアでの叩かれっぷり。
なにはともあれ、立派な決勝トーナメント進出でした。
しゃこさん>
過程より結果を見ると、よく判断できたと思います。
「日本代表は点を取れない」早い時点での判断も「選手を信じていない」とかの感情論でなく、冷静に分析しての事でしょう。
ワールドカップ終了後の結果次第では、評価が変わって海外からオファーが来るやもしれませんね。
汚名を挽回してよいかは賛否あるようですが、私はジェリド・メサを連想します。
gangsterさん>
この言葉、前も間違えたのにやっちゃいました。しかしWEBでは何度でも修正OK!ありがとうございます。
なぜジェリド?かと思ったら、そういう名セリフがあったのですね。Zは2.5週ぐらい見たのに気づきませんでしたが、私の過ちもジェリドから刷り込まれたせいなのでしょう。
第1話みたいに殴ってやりたい心境です。
日本もポーランドもあの状況に慣れてない。南米あたりの狡猾なチームなら、もっとうまく攻めあぐねたり、怪我をしたりしたかと。(もちろん、ふりで)
よもぎコウチャさん>
ポーランド的にも勝利で帰るために、無理に攻めてカウンター喰らう必要もないので、WINWINだったのでしょう。
やはり、一番不満が募ったのが現地にいたサポーターですね。彼らには後味の悪い試合となりました。
正攻法だけでは勝ち抜けないのがW杯。時にはギャンブル紛いの奇策に頼らざるを得ないこともあるだろう。泥を啜ってでも勝ち抜くという覚悟を見せた西野監督の英断には本当に頭が下がる。下らない雑音に耳を傾ける必要は一切ない。
おめでとうサムライブルーさん>
これは「ドーハの悲劇」から進化したと考えるべきですね。
少々パス回しに入る時間が早かったのも否めないですが、西野監督はもう代表に点を取る力は無いと早い決断をしたのでしょう。
もう終わった事はさておき、今の問題は、明日の朝3時という時間からのベルギー戦をLIVEで見るべきかどうかです。